茄子の揚げ浸しはどれくらい日持ちする?冷凍保存は可能?
この記事では、茄子の揚げ浸しの日持ちにについてお話します。
夏から秋にかけて美味しい茄子ですが、お出汁をしっかり吸った揚げ浸しは美味しすぎて、ついつい作りすぎたり食べすぎたりしてしまいますよね。
食べきれなかった茄子の揚げ浸しを、長く美味しく食べるための保存方法のコツを、ぜひ押さえてみてください。
目次
常温でも日持ちはどれくらい?
茄子の揚げ浸しを常温で保存するのはおすすめではありません。
涼しかったり、寒かったりする時期であれば、問題ないかもしれませんが、茄子が取れる時期は暑い夏や残暑厳しい秋口だったりするので、常温で保存すると腐りやすいです。
ですから、食べきれなかったのであれば、出来るだけ常温はお勧めできません。
それでも常温で保存しなければならない場合は、出来るだけ涼しい場所で保存して、その日のうちに食べきるか、遅くても翌日の朝には食べきるようにしてみてください。
ただし、夏の暑い時期はその日のうちでも数時間で腐ってしまうことがあるため、注意してくださいね。
冷蔵保存の目安と注意点?
保存の目安
茄子の揚げ浸しを保存する場合は、冷蔵保存をしましょう。
冷蔵庫で保存すれば3日~4日は美味しく食べられます。
ただし、夏の暑い時期は冷蔵庫に入れているから大丈夫と過信せずに出来るだけ早めに食べるようにしてくださいね。
注意点
茄子の揚げ浸しは茄子を揚げているため、揚げずに煮た茄子よりも長持ちしそうですが、空気に触れて酸化が進んでしまうと美味しくなくなってしまいます。
ですから、茄子の揚げ浸しを冷蔵保存する場合はしっかり容器を密閉して保存をし、出来るだけ早めに食べきるようにしてみてください。
冷蔵庫内での乾燥を防ぐことも出来ます。
茄子の揚げ浸しは、揚げた茄子を調味液に浸しますが、浸す時間が長ければその分味も沁み込みます。
温度が下がっていく過程で味はしみ込みやすくなりますので、冷蔵庫に保存をすることで、味もよりしみ込みやすくなるメリットがありますよ。
逆に言えば、味が濃すぎるのが嫌だという方は、調味液から茄子を上げて、密閉容器に入れて保存をするのがおすすめです。
冷凍保存は可能?
茄子の揚げ浸しは、冷凍保存をすることも可能です。
たくさん作っておいて、小分けにして冷凍すれば、食べたい時に解凍して食べることが出来てとても便利ですね。
また、おかずが一品欲しい時にも冷凍庫にあると嬉しいです。
茄子の揚げ浸しそのものを冷凍保存するのもいいですが、茄子だけ先に揚げておき、冷凍しておくと、煮汁を作ってそこに冷凍しておいた茄子を入れるだけで簡単に揚げ浸しが出来ますので、そちらの方法もおすすめですよ。
我が家は先に茄子を揚げて冷凍する方が多いですね。
冷凍する場合の保存方法・期間は?
保存方法
茄子の揚げ浸しを冷凍する場合、そのまま煮汁ごと冷凍してしまうのではなく、茄子を煮汁から上げて、水分をキッチンペーパーで拭き取ってから冷凍するのがおすすめです。
茄子がドロドロの食感になってしまうのを防ぐことが出来ますし、茄子に味がしみ込みすぎるのを防ぐことができます。
- 水分を拭き取った茄子の揚げ浸しを、食べやすい量ずつ小分けしてラップに包んでジップ袋に入れるか、保存容器に入れる。
- しっかり空気を抜き、冷凍庫でアルミトレイの上に載せる。
この際、煮汁を別でしっかり空気を抜いてジップ袋に入れて冷凍しておき、解凍するときに一緒に解凍するのもおすすめですよ。
保存期間
茄子の揚げ浸しを冷凍する場合の保存期間は、2週間~1か月を目安に考えましょう。
1か月を過ぎてしまうと食べられないというわけではありませんが、どんどん劣化が進んでしまうので美味しく食べられなくなってしまいます。また、
1か月の間も少しずつ劣化していますので、あくまで美味しく食べられる目安としての1か月です。
解凍の仕方は?
冷蔵室で自然解凍
冷凍した茄子の揚げ浸しを冷蔵室に移動させて、一晩かけて自然解凍させます。
あとは、レンジやお鍋で温めなおしましょう。
冷たいままでも美味しいですよ。
レンジの解凍機能
レンジの解凍機能を使って、茄子の揚げ浸しを解凍することも出来ます。
流水解凍
自然解凍するのに時間がないという場合は、茄子の揚げ浸しが入った容器を流水につけて解凍させましょう。
流水につけることで、美味しく早く解凍することが出来ますよ。
茄子の揚げ浸しが腐るとどうなる?
茄子自体変色しやすいので、腐っているのかどうか見分けにくいですが、腐った時の特徴をいくつか挙げてみたいと思います。
- 酸っぱい臭いがしたり、異臭がしたりする
- 糸を引いている
- ぬるぬるしている
- 変色して黒くなっている
少しでも変だなと思うようであれば、食べずに捨てるようにしてくださいね。