妊娠中の引越しのタイミング。産前・産後どちらがいい?
妊娠中に育児用品を揃えていると、“部屋が狭いし引越しした方がいいかも”と思う方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
妊娠中の引越しのタイミング、産前と産後で事前に選択することが出来るのであれば、どちらがいいか悩みますよね。
この記事では、産前・産後の引越しそれぞれのメリット・デメリットについてお話します、
ぜひ我が家の引越しは産前と産後、どちらにするのがいいか、検討する材料にしてみてくださいね!
目次
産前の引越し:メリットは?
・産後赤ちゃんとの生活がスムーズ
・産休を利用して、ゆっくり荷造りできる
・安定期に入ると適度な運動が必要なので、程よく動くことができる
・育児用品が少ないことから、荷物が少なくてすむ
産前に引越しをすることで、出産後の生活を落ち着いて始めることが出来ます。
また、赤ちゃんが生まれていない時だと、落ち着いて荷物を整理することができますよね。
特に産休を使う人は、これまでまとまった休みをなかなか取ることが出来なかったことから、時間を有効に活用して引越しをすることができます。
安定期に入ると運動してもいいと言われますし、臨月に入るとよく動くようにと指導されますよね。
なかなか動く機会が無いという人でも、引越しで動くことでいい運動になりますよ!
そして、育児の荷物は大量です。
我が家の場合、引越しを決意したのは、住んでいたハイツの部屋が子どもの荷物に占領されたことがきっかけでした。
引越し先での荷ほどきも、赤ちゃんのものを使いたくても「あれ~どこに入れたっけ?」と取り出すのが大変で、とってもバタバタしましたよ。
なので、まだ育児の荷物が少ないうちに引越しをすれば、こんな苦労が無い点がメリットですね。
産前の引越し:デメリットは何?
・身体に負担がかかる
・重いものは持てない
・医師から安静にするよう言われている場合は何もできない
・かかりつけの産婦人科が変わる場合、受け入れの週数に制限がある場合がある
産前の引越しはどうしても身体に負担がかかります。
重いものを持つと脱腸になったり、腰痛を引き起こしてしまうため、できるだけ重いものを持たないようにしましょうね。
引越し業者に依頼をして、大まかなプランを立てて、体に負担がかからない程度の荷物を詰めたりするような作業を行うのがおすすめです。
医師から安静にするよう言われている場合には、産前に引越しが決まっていても、動かないようにしましょう。
そして遠くに引っ越す場合は、かかりつけの産婦人科を変えなければならない場合がありますよね。
慣れた産婦人科から変わるのは心細いですし、産院によっては○週までという制限があります。
その週までに転院を済ませなければ、出産先を見つけるのに苦労することになりますので注意してくださいね。
産後の引越し:メリットとは?
・身体を自分の思うように動かせる
・主体となって引っ越し作業を行うことが出来る
・
産後の引越しのメリットは、自分の身体が不自由なく動くことが出来る点です。
重いものを持つことも出来ますし、走ることも出来ます。
そして赤ちゃんが良く眠ってくれて育児しやすい子であるならば、赤ちゃんが寝ている間に片付けや荷造りをしやすいですね。
産後の引越し:デメリットはこれ!
・慣れない育児をしながらの引越し作業
・月年齢が低いと授乳やオムツの交換、あやしたり忙しい
・月齢が高くなると、子どもが動き回るので引っ越し作業がすすみにくい
・引越し先の手続きが面倒
産後の引越しで一番ネックとなるのが、子どもを抱えての引越し作業です。
月齢が低ければ授乳が必要だったり、オムツを換えたり泣くのをあやしたりしなければならないので、なかなか進みません。
もしも近くに実家や義実家があるならば、引っ越し作業をする間手伝いに来てもらって、赤ちゃんを見てもらっていると安心です。
預けるとなると、完全母乳で育てている場合には授乳をしに行かなければなりませんし、近くに赤ちゃんがいて見てもらいながら別室で作業をする方が精神的にも落ち着きます。
私は産後すぐではありませんが、長女が9ヶ月の時に引越しをしました。
もうハイハイして動き回るので、荷造りをするのは、とても大変でしたね。
近くに実家も義実家もない状態だったので、子どもをおんぶしたりあやしながら地道に作業をしましたよ。
引っ越し費用を浮かせるために、主人と二人で何度も引っ越し先に車を運びながら引越し作業をしましたが、娘を車に乗せて往復するのは結構大変なんです。
何より、産後の引越しは市役所での手続きに、子どもの手続きも加わるため、子ども手当や予防接種の手続きなどごちゃごちゃしてしまいます。
子連れで行かなければならないと思うと、更に大変ですよ。
ベストなタイミングとは?
できれば産前に引越しを終えてしまっている方が、出産後の赤ちゃんとの生活をスムーズに始めることができるのでおすすめです。
ただ、産前は何が起こるか分かりません。
昨日まで何ともなかったのに、いざ妊婦検診に行ってみると“切迫早産”を言い渡されて、動けなくなってしまったなんてこともあります。
実際二人目の出産の時、私もそうでした。
だから、安定期に入って妊娠が順調であっても油断はできません。
自分の体調と相談しながら、安定期に入って臨月までに引越しを済ませることが出来ると、赤ちゃんを迎える準備も出来ますし丁度いいですね。
産後でももちろん引越しはできますが、その際には赤ちゃんがいることから自分の思うように行動できないということを覚えておきましょう。
引越しは夫婦で協力して色んなサービスを利用しよう!
引越しをする場合は、夫婦でしっかり話し合って仕事を分担しましょう。
産前は自分の身体を気遣いながら作業をしなければなりませんし、産後は赤ちゃんを気にしながらハードに動かなければなりません。
ある程度のことは決めておいて、あとは引越し業者のパックプランを申し込むと、スムーズに作業をしてもらえますし、体への負担も少ないのでお勧めです。
また、子どもが動き回るようであれば引越し作業をする間だけ、一時保育サービスを利用してみるのもいいですよ。
何よりも無理をしないようにすることが重要です。
新生活がスムーズに、家族みんなが笑顔でスタートできるよう、引越し作業を行いましょうね!