縫い針が紛失?どうやって探したらいいの?正しい捨て方も知りたい。
縫い針が見つからないと焦りますよね。
細いからちょっとした隙間に挟まってしまうことも。
小さなお子さんがいるご家庭であれば誤飲などの可能性もあり、とっても危険です。
なくさないように気をつけていても、見当たらなくなってしまうことはあります。
ないと困るけど、なくなってしまうともっと困る「縫い針」の扱い方についてご紹介します。
目次
無くしたと思ったら最初にすること。
焦ってばたばたと探し回っているうちに余計見つかりにくくなることがあります。
なくす前の行動を思いだすところから始めてみましょう。
むやみに動き回っているうちに、実は自分の衣服にくっついていた針が他の場所に落ちて、余計見つけにくくなってしまう、ということがあります。
冷静になって思い返すと、見つかることがありますよ。
そのためには一旦深呼吸をして、冷静に振り返るところから始めてみましょう。
どうやって探したらいいの?
動いた拍子に自分の衣服についていることがあります。
まずは自分自身についていないか確認してください。
また作業しているスペースの隙間に挟まって見えづらくなっていることもあります。
たとえばフローリングの溝や、たたみのヘリの隙間などです。
あえて部屋を暗くして懐中電灯で照らしてみると、針が反射して見つけやすくなることもあります。
またピンクッションの中に埋まってしまっている可能性もありますので、注意しながら押し出してみるのも良いかと思います。
それでも見つからない場合には、
- 強力な磁石を使ってみる。
- 掃除機の吸い込み口にハンカチなどの布を巻いて掃除機をかけてみる。
などしてみてください。
針をなくさないための工夫とは?
針山に何本も針が刺さっていて抜け落ちてしまうことで紛失。
そんなことにならないように普段から「針」はしっかりと管理をしたいものです。
普段、縫い針はニードルホルダーなどで保管をして、使う時だけ、使う本数を針山に刺すようにするのがお勧めです。
針山に何本あるのかを把握することで、作業が終わった時に紛失しているものがないか把握することができます。
使わない時にニードルホルダーで保管することで、サビ防止にもつながります。
また、使っている途中で針が見当たらなくなってしまうこともあります。
針しごとをしているときに急な来客などがあると、意識が「針」以外に向いてしまい、気がついたら「針がない!」なんてことも。
突発的な出来事があっても、針を持っているときは常に「針」に意識を向けておくことも大事です。
自分の行動を言葉に出して確認するのも有効ですよ。
急な来客でも「今、針は針山に刺した!!」と意識をそこに向けることで、一旦作業を中断したとしても思いだしやすくなります。
いらなくなった針の正しい捨て方は?
そのままゴミ箱に入れてしまうのはとっても危険です。
折れたり、サビてしまったり、まちばりの先が取れて使えなくなったりした針は、小さな透明の容器(薬やジャムなどの空瓶がちょうどいいかもしれません)に入れて、1年に一度「針供養」に出す、というのが一番正当な方法です。
「針供養」の時期は、地域や神社・お寺などによって違いはありますが、2月8日もしくは12月8日に行われます。
お住まいの近くの神社で針供養をしているところを調べてみてください。
針に限らず「供養」は物に対する感謝の習わしですが、何が何でも「針供養」ではないとダメ、ということではありません。
針供養に行くほどでもない、とお考えであれば地域のごみの収集方法に合わせて処分するのもありかと思います。
不燃ごみなのか、可燃ごみなのかはお住まいのごみ収集ルールによって異なるので自治体に確認してください。
その上で、缶類にテープでしっかり固定するとか、ガムテープで何重にも巻くとか、袋に入れて「針」と大きく書くとか、収集する人にも配慮して出してくださいね。
まとめ
保管するときも、使うときも、捨てるときも、意識するのは「モノ」を大切に扱う、という気持ちです。
普段から「大切」に扱っていると、万が一紛失してもすぐ気がつくことができるし、処分するときには感謝を持って捨てることができます。
「針」に限らず、「モノ」を大切にする文化を大切にしたいですね。