自炊は節約になる?ならない?一食いくらかかるものなの?
この記事では、自炊が節約になるか、ならないかについてお話します。
自炊が本当に節約になるのか、成功させるにはどうしたらいいのか、気になる方はよかったら参考にしてみてくださいね!
ポイントを抑えると、思った以上に節約できるかもしれませんよ!
目次
自炊すると節約になる?
結論から言えば、自炊すると節約になります。
単純に考えて、ファミリーレストランで出てくるものを同じように自宅で作っても、一食分にかかる材料費は自炊の方が安いです。
特に結婚して家族が増えると、外食よりも自炊の方が圧倒的に節約につながりますね。
でも、一人暮らしの場合は自炊よりも外食の方が安いとよく言われます。
これは一食分のメニューに対しての買い物で計算をするからではないでしょうか。
例えばハンバーグを一人分作るとします。
ひき肉・玉ねぎ・牛乳・パン粉・卵を購入したとしても、それぞれの食材を使う量は少なく、出来上がりの原価は安くても、買い物自体は高く感じてしまうんですよね。
実際、ハンバーグを作るのに使って残った食材を使いきれなかったら、結局自炊は節約になりません。
それに加えて、調理にかかる光熱費・買い物や調理にかかる時間を考えると、自炊の方が結局お金がかかると思うのも仕方がないかもしれませんね。
でも自炊を中心に生活できるのであれば、食材を上手に使い切ることができたら、節約になりますよ。
一食いくらくらいかかるもの?
一食いくらくらいかかるものかは、家族の人数構成やメニューによって違いはあります。
ちなみに私は一人暮らしの時は一食あたり、ごはん・お汁・副菜・メインを作って、100円~300円で十分できていましたね。
朝ごはんは食べる量が少ないですし、休日の昼は冷蔵庫のあまりもの、夕食でも一人だし特売のお肉を買ったりして調理するので、高くても300円という感じでしたよ。
値引きの野菜や肉が手に入れば、安く抑えられるときは100円以内でおなか一杯メニューができる時もしょっちゅうでした。
結婚して二人暮らしになって、主人がよく食べるので、一食あたり300円~1000円以内を目安にしていました。
そして今は未就学児1人・小学生2人がプラスされて5人家族ですが、大体一食あたり500円~1200円以内ですね。
朝食はみんなそんなにたくさん食べない上に、前日の夕ご飯のおかずの残りをアレンジしておかずにするので500円もかかるかかからないかですし、休日の昼食も麺類やどんぶり、チャーハンなどが多いので500円前後でできます。
夕食も今はまだ子どもが小さいですし、女の子ばかりなのでそこまでかからないように思いますね。
食費は安くしようと思えば、いくらでも安くできますが、そこに栄養バランスや満足感が伴うかどうかもポイントになります。
自炊で節約できない人の特徴とは?
①食材を無駄にしてしまう
張り切って自炊をしようと安い食材を購入しても、使い切ることができなければ、無駄になり自炊をしても節約にはなりません。
買った食材を使い切るためには、食材を上手に保存することも大事です。
②金銭感覚が培われていない
自炊はいくら節約になるといっても、コンビニで食材を買ったり、食材の底値をある程度知らないでいると、結局高い買い物になってしまってそこまで節約にはつながりません。
だから、毎日チラシをチェックとまではいかなくても、野菜がそもそもどれくらいの値段なのか、また例えばジャガイモ1個買うよりも数個入った一袋を買ったほうが安いといったことも知っておくとお得に買い物をすることができます。
③買った食材を一気に使ってしまう
もったいないからと、買った食材を一気に使い切ってしまうと、一食分の食費が高くなってしまいます。
また、一気に食材を使って大量におかずができてしまっても、食べきれずに捨ててしまったら無駄になりますよね。
作り置きして冷凍・冷蔵しておくことができれば話は別ですが、それができないのであれば無駄になってしまいますよ。
④メニューを決めて買い物する
あらかじめメニューを考えて買い物に行く場合、食材が安くなっていなくてもメニューに合わせたものを買いそろえようとしてしまうので、お得にならないです。
もちろん、買い物しながらメニューを臨機応変に変えられるのであれば、問題ありませんが、自信がない方はメニューを決めて買い物をするというのはお勧めではありませんよ。
自炊で節約を成功させるには?
①一か月の目標金額を設定する
まずはとりあえず一カ月間どれくらい食費がかかったか記録をつけましょう。
家計簿をつけるのが面倒であれば、スマホの家計簿アプリでレシートを撮影して記録することができたりもするので、利用してみてはいかがでしょうか?
自炊で食費を節約しようとするのであれば、始めからカツカツに切り詰めるのはしんどいので、とりえずは何も考えずにどれくらい使っているのか把握してみてください。
一か月やってみて、そこから来月はこれくらいにしようとか目安を立てることができますよ。
②安い食材をまとめ買いしてメニューを決める
買い物先で安くなっている食材をまとめ買いして、メニューを決めると節約できます。
私も近所のスーパーが毎週土曜日に肉が安くなるので、そこでとりあえずいろんな肉をまとめ買いしています。
ほかにも野菜や乾物、乳製品も安ければ買いますが、とりあえずメインとなる肉を家族みんなががっつくので、できれば安くてたくさん仕入れたいんですよね。
だから、お肉だけはこの店で土曜日まとめ買いというのを決めています。
あとは、買ったお肉でメニューを決めたり、レパートリーに困ったらクックパットやクラシルといった料理レシピサービスを利用すれば、簡単で美味しく調理できちゃいますよ!
③食材の管理を丁寧に
丁寧な保存
せっかく食材をお得にまとめ買いしたのであれば、ちょっと手間ですが、お肉を小分けにしたり、野菜も冷蔵庫に入れるものや常温保存ものを分けて丁寧に保存をすると長持ちします。
また葉物野菜はすぐに萎れてしまうので、すぐに使わない時や、たくさん手に入った時には、茹でてしっかり水気を切って、小分けでラップにくるんでからジップ袋に入れて冷凍しましょう。調理の時使いやすいです。
見やすい冷蔵庫・冷凍庫
冷蔵庫・冷凍庫の中を整理整頓して見やすくするというのも、食材の無駄を防ぐことができますよ。
トロトロに溶けてしまった葉物野菜や、水分が出てビチャビチャになったもやしとか冷蔵庫の底から出てきたり、霜が降って真っ白になった魚や肉の入ったフリーザーバックを見つけると、テンションが下がるんですよね。
冷蔵庫・冷凍庫の整理整頓を心がけることで、食材の無駄を省くことができますよ。
④休日に下処理をしておく
時間に余裕があるのであれば、休日に食材を下処理しておくと、平日仕事から帰ってすぐに調理をすることができます。
特に野菜をカットしてゆでて冷凍しておくと使いやすいですし、お肉も買ってきた日にメニューが決まっていれば味をつけて冷凍しておくと便利です。
時間がなければ、無理にすることはありませんが、やっておくと自炊をしやすくなりますよ。
⑤冷蔵庫・冷凍庫掃除の日を作る
買い物でしっかり食材を購入するようになれば、冷蔵庫や冷凍庫の中に食材が余ったりするようになります。
その場合は、一週間に一度冷蔵庫・冷凍庫掃除の日を作って食材を使い切るようにすると、無駄がないですよ!
我が家も毎週日曜のお昼ご飯は冷蔵庫・冷凍庫掃除の日として使い切っていますね。
特にまとめ買いをしに行く前日にしておくのがおすすめです。
⑥ガチガチに自炊にこだわらない
自炊で節約をしなければとガチガチにこだわってしまうと、しんどくなる時がきます。
だから、気持ちに余裕をもって時々はお惣菜を活用したり、外食の日を作ったりしながら、無理なく自炊ができるといいですね!
自炊で節約はバランスを考えて
自炊で節約をすることはできますが、バランスが大事です。
①栄養
実際、栄養バランスを考えなければ、自炊でいくらでも節約することができます。
例えば、もやしだけを食べ続けるとか、お肉や魚は高いので買わないとか、極端な節約ですね。
もちろん、食費の予算に合った自炊は必要ですが、節約のためにあまりに根を詰めすぎて体の調子が悪くなるような栄養バランスの悪い食事にならないよう注意してください。
結局病院に行くようなことになれば、医療費がかかって節約どころではなくなりますよ。
②満足感
一人暮らしの場合は、自分の食べたいものを食べたい量だけ作ればいいですが、家族が増えるとそれなりに料理の満足感が求められます。
主人は結婚した当初、私がパンの耳でピザを作って朝食に出したところ、「こんな耳を朝食に出されても力が出ない」と言われてしまいました。
人によって受け止め方があるので、家族が増えると節約しながらも満足感が得られるようなボリュームのある料理を工夫して作れるといいですね。