赤ちゃんがいる家庭の掃除のタイミングはいつ?頻度はどれくらい?
これまでは大人だけが暮らす生活空間で、掃除もそこまで気にならなかったけれど、赤ちゃんが産まれてからは掃除をどのくらいの頻度でしたらいいのか迷ってしまうという方は、結構多いのではないでしょうか?
確かに、大事な赤ちゃんに出来るだけ清潔な状態で過ごしてもらいたいと思うのは、当然のことですよね。
この記事では、赤ちゃんがいる家庭の掃除のタイミングはいつなのか、また頻度はどれくらいが望ましいのかについてお話します。
気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
掃除のタイミングはいつ?
赤ちゃんがいる家庭では、掃除のタイミングは赤ちゃんの生活リズムに合わせて行うのがベストです。
また、必ずこの時間にと決めてしまうよりは、お母さんがしやすいタイミングで行うのが一番ストレスフリーで気持ちよく掃除ができますよ。
次の4つにポイントを絞ってみてはいかがでしょうか?
- 赤ちゃんの機嫌がいい時間帯
- 赤ちゃんが寝ているタイミング
- 赤ちゃんが寝そうなタイミング
- パパがお休みの時
例えば、午後のお昼寝を毎日決まった時間にスムーズにしてくれる赤ちゃんもいれば、なかなか寝てくれず結局午後はずっと機嫌が悪いという赤ちゃんもいますよね。
我が子の機嫌がいい時間帯を見計らって、掃除をするといいですよ。
赤ちゃんがお昼寝したり、夜、朝寝ているタイミングで掃除をするのも、集中を邪魔されないので気持ちよく掃除が出来ておすすめです。
音の出ない掃除で、赤ちゃんから少し離れたところの掃除をするといいではないでしょうか。
赤ちゃんがおんぶ出来るような月齢であれば、寝そうなタイミングを見計らって、赤ちゃんをおんぶして掃除をすると効率的です。
作業をしている間に、赤ちゃんも寝てくれますし、綺麗になった部屋に寝かせることが出来て一石二鳥ですね。
旦那さんのお仕事がお休みで、掃除の時に赤ちゃんを見てもらえるようであれば、そのタイミングに掃除をするのが一番やりやすいです。
頻度はどれくらいがいいの?
赤ちゃんのいる家庭で掃除をする頻度は、掃除の内容に合わせて考えるのがおすすめです。
ここでは、頻度について4つの掃除内容に分類して解説します。
①毎日~3日に1回行いたい掃除
掃除機をかけたり、床を拭いたりといった掃除に関しては、毎日若しくは2日・3日に1回行いたいところです。
特に最近喘息を患っている赤ちゃんは、とても多いですよね。
我が家も3人の子どもが3人とも1歳になるまでに喘息の疑いがありと診断を受けました。
小児科で、出来るだけ拭き掃除をこまめに行うようにと、アドバイスをもらいましたよ。
出来るだけ毎日掃除機をかけています。
②1週間に1度は行いたい掃除
風呂の浴槽は毎日掃除をしても、床や壁はサッと流すだけで精一杯という方も多いかと思います。
カビが発生しやすい時期は特に、1週間に1度は浴室の壁や床も掃除したいところですね。
また、トイレに関しても毎日とはいかなくても、1週間に1度は磨き上げると、汚れの蓄積を防ぐことができますよ。
我が家は子どもが赤ちゃんの時、布団の埃が気になるので、主人が休みの日にベビー布団へ布団のダニを取る専用の器具を付けた掃除機をかけるようにしていました。
1人目の子どもが赤ちゃんの時には、毎日やろうと意気込んでいましたが、結局するのを忘れてイライラしたり、タイミングがつかめずで1週間に1度になりましたよ。
③月に1度は行いたい掃除
月に一度、赤ちゃんのおもちゃを天日干ししたり、普段ダニを取る掃除機だけをかけているクッションカバーやカーテンなどを洗濯して干します。
綺麗好きの方は、毎日カバーを洗濯したりすると思うのですが、私は掃除があまり得意ではないので月に1度が精一杯で、あとはファブリーズに頼っていました。
④季節の掃除
エアコンは暑くなったり寒くなったりする前に、必ずフィルター掃除をしましょう。
我が家は主人と3人の子どもが喘息なのですが、フィルターが汚れてくると特に主人と長女が咳をしだします。
掃除すると治まるのですが、結構気を遣いますね。
フィルター掃除はこまめにした方が、電気代の節約にもなるので、赤ちゃんの健康のためだけでなく家計のためにも積極的に掃除をするのがおすすめです。
掃除の順番は?
部屋の中
部屋の掃除をする場合は、まず埃を下に落としてから掃除機や雑巾をかけるのがおすすめです。
上から埃を落としていき、家具の埃を払ってから床の掃除をすると、効率的に部屋の埃を除去することができますよ!
その際には、赤ちゃんに埃がかからないように、おんぶしたり別の部屋に移動させたりするようにすると安心ですね。
部屋の埃を床に落としたら、掃除機がかけやすいように床の上にあるものを移動させましょう。
後は、部屋の奥から入口に向かって掃除機をかけるだけです。
奥の部屋から玄関に向かって
各部屋を掃除する場合は、奥の部屋から玄関に向かって掃除をすると綺麗にしやすいです。
昔から実家では、祖母がほうきを使ってキッチンや奥寝間といった、家の中でも一番奥の部屋から玄関に向かってゴミを吐き出し、最後に土間で全てのゴミを集めて片付ける順番で掃除をしていました。
私もこの順番を見て育ったので、なんとなくこの順番で掃除をしていますが、効率的な動線で動けますよ。
掃除の仕方
①掃除機を使う
掃除機を使えば、綺麗に埃を吸い取ることが出来るのでとっても便利です。
掃除機は先っぽを専用の器具に替えれば色んな所を掃除出来ます。
お布団を掃除することもできますし、エアコンのフィルター掃除も出来ちゃうので掃除機の先っぽは、掃除機のメーカーにもよりますが、色々チェックして揃えてくといいですよ。
ただ、掃除機の音が嫌いな赤ちゃんもいたりするので、掃除機を使いたくても使えないとお悩みの方も多いかもしれません。
その場合は、ふき掃除もしくは、ご主人がいる時に赤ちゃんをみてもらって、掃除機をかけましょう。
②ハタキ・ハンドワイパーを使う
昭和感満載のハタキですが、棚やカーテンレールの埃を下に落として、掃除機で吸い取るという手順を踏むのが一番効率的で綺麗になります。
出来るだけ床に埃を落としたくないという場合には、ハンドワイパーが充実しているので、そちらを利用するのも一つの方法です。
洗って何度も利用することが出来るタイプのものもあれば、使い捨て出来るタイプのものもあるので、自分の使いやすい方を選択するといいですよ。
③フローリングワイパーを使う
雑巾をかけるのが面倒ならば、フローリングワイパーがあると便利ですね。
掃除機をかけることが出来なくても、サッと立ったままで手軽に床を掃除することが出来るので非常に助かります。
使い捨てのシートを使えば、洗う手間もなくポイっと使ったシートを捨てられるので楽ちんです。畳み用のシートもあるので、使い分けられるのもいいですね。
④雑巾を使う
我が家の子ども多子は乳児の時から3人とも喘息の疑いありとされていたので、雑巾がけを出来る時にするようにしていました。
掃除機をかけた後に雑巾で拭くと綺麗になるのですが、掃除機をかけて舞った埃を最終的にしっかりふき取ることが出来るのでお勧めですよ。
⑤色んな所に端切れを置いておく
我が家では洗面台や玄関、キッチンやリビングに、使わなくなった子どもの肌着やタオルを8㎝~10㎝四方にカットして容器に入れておいています。
長女が赤ちゃんの頃からやっていますが、ちょっと汚れが気になった時に、サッと拭いて捨てられるので便利ですよ。
気を付けること
掃除機
掃除機をかける際に、赤ちゃんを床に寝かせたままだと、赤ちゃんに掃除機の排気口から出る空気を吸わせてしまいかねません。
赤ちゃんは出来るだけベビーベッドに移動させたり、別の部屋に移す、おんぶするなどして工夫しましょう。
無理に掃除機をかけなくても、フローリングワイパーを利用するのもおすすめです。
赤ちゃんの傍に洗剤を置かない
赤ちゃんがまだ動けなければ、手に取る危険も少ない洗剤ですが、大丈夫と過信しすぎるのは良くありません。
我が家の三女も、まだ寝返りもできない時、身体を器用に使って仰向けのままで移動して家の中で行方不明になってしまった経験があります。
ちょうど私が隣の部屋の掃除機をかけている間でしたが、リビングからこつぜんと姿を消してものすごく焦りました。
結局テレビ台の下に潜り込んでいたのですが、手には埃やら人形やらを握りしめていましたよ。
なので、まだハイハイや寝返りをしないから大丈夫と思わず、近くに洗剤や危険なものを置いたりしないようにしてくださいね。
掃除に夢中になり過ぎない
赤ちゃんをご主人か誰かに見ていてもらって、その間に掃除をするのであれば、時間をかけてじっくり掃除をすればいいのですが、自分1人の場合は手早く短い時間で掃除を終えましょう。
例えまだ移動できない赤ちゃんでも、何があるか分かりません。
神経質になり過ぎないように
子どもが乳児期は、なかなか掃除が思うようにできずイライラすることも多いかと思います。
確かに現代っ子はアレルギーを持った子が多く、中でもハウスダストに対してアレルギー反応を示す子はすごく多いですよね。
だから必ず毎日隅々まで雑巾をかけて埃を一つも落とさないようにしなければと、神経質になる気持ちも分かりますが、それでは気持ちがどんどん追い詰められてしまいます。
それならば、楽して出来る掃除を積極的に行いましょう!
フローリングワイパーをいつでもかけられるようなところに置いておくとか、コードレス掃除機を近くに置くとサッと掃除ができます。
子どもが寝ている間に出来ること、子どもが起きていても出来ること、無理しなくてもいいことなどあらかじめ自分の中で決めておくと、「掃除をしなければ」ということに囚われませんのでおすすめです。