ハンバーグのタネがふにゃふにゃでゆるい!硬くするにはどうすればいいの?
ハンバーグの作り方は各家庭によって違うかと思いますが、誰でもベチャベチャのタネになっちゃったなんて経験は少なからず一度はあるのではないでしょうか。
私もべちゃべちゃのハンバーグタネを何とかしようと、パン粉を一袋近く入れて修正とかよくやりました。
特に野菜たっぷり入れてみたり、目分量でハンバーグを作り始めると、ゆるいハンバーグのタネはできやすくなっちゃいます。
そもそもタネがゆるくなるのはどうしてなんでしょうか。
対処法があればぜひ知っておきたいですよね。
目次
ゆるくなる原因は何?
ハンバーグのタネがふにゃふにゃしてゆるいのには、原因があります。
まずパン粉の割合に対して、牛乳の量が多かった場合です。
私は牛乳をハンバーグのタネにドバドバ入れてハンバーグを作りますが、そこまでゆるいことを気にしたことは無いです。卵の量が少ないからかもしれません。
ただ、豆腐ハンバーグを作る際に同じように牛乳をドバドバ入れてしまうと、ゆるゆるのハンバーグになりました。
また、我が家では子供たちに野菜を少しでも食べさせるために、色んな野菜を刻んで入れたりすることがありますが、その際に炒めて加えます。
炒めた野菜がべちゃっとしているせいか、やはり牛乳をいつもの感覚でドバドバ加えると、ベチャベチャになりやすいですね。
そう考えるとタマネギたっぷりのハンバーグを作る際にも、水分が多くなりがちです。
その他に考えられる原因として、卵の量が多いといことも考えられます。
卵の黄身だけ使ってハンバーグを作るという人もいるくらいですし、卵の量が全体的に多すぎたということもありえます。
そして、最後にしっかり混ぜていないことも考えられます。しっかりタネを混ぜて粘り気がでるくらいまでこねると、べちゃっとした感じが軽減されますよ。
硬くすることはできる?
まず一番いいのは硬くするためにひき肉を足すということですが、ひき肉は始めに使い切ってしまっている場合がほとんどではないでしょうか。
こうなると、私は毎回パン粉をプラスして水分を吸わせます。
でも、パン粉が無い場合には食パンをちぎったり、お味噌汁に入れる麩を入れたりします。
以前パン粉も食パンも麩もない時に、高野豆腐があったので、それをおろし金ですりおろして入れたことがありますが、ちょっと入れる分にはしっかり水分を吸ってくれていいです。
でも入れすぎて、焼いた後がモサモサした残念なハンバーグになってしまったことがあるので、くれぐれも量には気を付けたほうがいいですね。
あとはちょっとタネがゆるいなと言う時には、冷蔵庫で冷やしてから成形して焼きます。
すごくタネが扱いやすいですし、焼いた時にも肉汁が中に閉じ込められるのでとっても美味しいですよ。
ゆるいまま焼くとどうなる?
タネがゆるいなというまま焼くと、焼いている時に崩れてきます。
同時に肉汁もその割れ目から外へ出ちゃいますし、ちょっと残念な仕上がりになります。
基本的に「ま、いっか」という私ですが、この形の崩れたハンバーグは「やっちゃったなー」と思いましたね。
あまりに肉汁がもったいないので、そのまま肉汁をソースに使いました。
だから出来るだけ硬めに仕上げてから焼くようにするのがおすすめですよ!
次から失敗しないために
ハンバーグのべちゃっと感で失敗しないためには、水分の量を見極めるのが一番の重要ポイントになります。
特にタマネギや野菜をいっぱい入れる際には、その分の水分量を考えて卵や牛乳の量を調整した方がいいですよ!
我が家は大体500グラムの合いびき肉を使ってハンバーグを作りますが、そこに卵1個を入れるのに対して牛乳は沢山入れています。
通常のハンバーグレシピに比べると卵の割合は少ないので、牛乳多めでちょうどいいのかもしれませんね。
どのくらいのタネの柔らかさになるか、先に卵や野菜を加えて混ぜてから、牛乳やパン粉を加えるのもおすすめですよ!
失敗の中にも成長がある!
ハンバーグのタネがゆるいと、焼いた時に水分も多くでいます。
ひっくり返し蓋を開けてみると、「私水入れたっけ?」と思うくらい、ハンバーグが水分に浸っていることがあります。
ハンバーグから、肉汁も水分もあふれ出ているんですよね。
これを煮詰めて、ケチャップや中濃ソースを加えてソースにすれば無駄なく使えていいですよ!
失敗したなと思っても、それが次につながるし、新たな発見もあるので次へのステップアップと考えて、美味しいハンバーグを作れるよう色々修正しながらチャレンジしましょう!