ゴルフのマナーが悪い人とはどんな人?初心者が注意すべきこと
ゴルフはマナーに厳しいと言われています。
マナーとは行儀作法のことで、ゴルフでは、服装や行動に暗黙の禁止事項をいくつか設けています。
ゴルフの練習場に通って、いざコースデビュー!でも、プレー中はなにをしてはいけないの?なにを着ればいいの?堅苦しく考えることはありません。
マナー違反と言われないため、気をつけた方が良いことをまとめました。
目次
一番やってはいけない悪いマナー
ゴルフのプレーで一番のマナー違反は、スロープレーです。
ゴルフには、ハーフを2時間15分以内でまわるという基準の時間があります。
プレーしているのは、あなただけではありません。
同伴者はもちろん、前の組、後ろの組、1日を通して数多くの組が同じようにスタートし、プレーします。
そんな中、あなたがハーフに3時間かけるようなプレーをしてしまったら?後ろの全ての組が予定時間よりも遅れてしまうことは予想できますよね。これは、スコアやプレーの内容以前の考え方になります。
服装のマナー
ゴルフ場での服装は、男性・女性ともに襟付きのトップスとパンツルック、シューズが基本となります。
Tシャツやジーンズ、ジャージ、サンダルなどはNGですので、気をつけてくださいね。
短パンやショートパンツが必ずしもダメというわけではありませんが、ハイソックスが必須です。女性の方はスカートやワンピースタイプのウェアもありますが、この場合もソックスを着用しましょう。
また、ドレスコードはプレー中だけではありません。
入退場時の服装にもドレスコードがあり、こちらもTシャツや短パンなどはNGです。
基本的にジャケットを着用し、ビジネスカジュアルのイメージで服装を選ぶと良いと思います。
プレー中のマナー
スロープレーは、一番やってはいけないマナーと書きましたが、他にはなにがあるでしょう?
まずは、他人のプレーの邪魔しないこと。
ゴルフは集中力が必要とされるため、プレーヤーは音に敏感になります。
同伴者が打つときに、むやみに音を立てたり、声を出したりしないように注意しましょう。
移動などのプレー中以外でも、近くのホールでプレーしている人に対して、気を配る必要がありますね。
また、前の組がまだいるのにボールを打ち込んでしまうことも、安全上絶対にやってはいけません。
届かないと思って打った球の当たりが良く、打ち込んでしまったというのは良くある話です。
届くかもしれないから、と自分の飛距離を確認し、可能性があれば打たないなど、その組全員で声をかけあって確認することも大切です。
他にも、バンカーならし、グリーン上のボールマークを直すなど、細々としたコース整備もプレーヤーとして、ひとつのマナーです。
ギャラリーとしてのマナー
ゴルフトーナメントは、プロの選手が真剣に戦う場所です。
テレビの前で観ている分には、動いたり、喋ったりはするでしょう。
しかし、現地に行ってプレーを観戦しているときは、動かない、しゃべらない、音を立てないことを心がけましょう。
携帯電話で話をしたり、写真を撮ったりも禁止されていますので、心がけてくださいね。
マナーの悪い人がいたら、どう注意すればいいの?
意識的にマナー違反をする人は、いないと思います。
マナーが悪いなと感じる人がいたら、その人は大抵無意識にそれをやってしまっているのではないでしょうか。しかしその行為が、他人を不快にさせていたり、迷惑をかけていたりしたら?やはり、それが悪い行為だと、気づいてもらう必要はありますよね。
ただし、良かれと思って声をかけたことで、相手に恥をかかせてしまったり、怒らせてしまったりと、トラブルになる可能性も考えられます。
注意をする側に立ったとしても、どうすれば気づいてもらえるか?相手の立場も考えて、言葉やタイミングを選んでいきたいですね。
逆にマナーを注意されたら?
きっとあなたも無意識にそれをやってしまっていたのでしょう。
プレー中のマナーにしろ、服装のマナーにしろ、注意されたということは、誰かの気に触った可能性は十分あります。
気づかせてくれたことに感謝を持ち、次からそれをしないように、意識されるのが良いのではないでしょうか。
まとめ
色々と書きましたが、基本的には、コース上にいる他人に対しても常に心を配るべき。
この考え方に基づけば、多少のマナー違反をしてしまっても、他人を不愉快にさせることは、最小限になるはずです。
もしこんな時は?迷ったら、恥ずかしがらずに周りの人の聞いてみてください。
ゴルフ場ならではのマナーもあることでしょう。皆さんで確認しあって、楽しいゴルフをしてくださいね。