生姜の日持ちはどれくらい?冷蔵・冷凍保存はできる?

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生姜の日持ちはどれくらい?冷蔵・冷凍保存はできる?

魚を煮るときに臭みをとったり、風味を良くしたり、体を温めたり…生姜はさまざまな使い方ができるのが嬉しいですよね。

でも、一人暮らしだったり大量にもらったりすると、保存方法が気になりませんか?
たくさんあって腐らせてしまったり、使い切れなかったりすると残念な気持ちになりますよね。
せっかくなので、生姜の保存方法を常温・冷蔵・冷凍の場合にわけてみました。
これで適切な保管方法がわかるはずです!

一緒に勉強していきましょうね。

目次

常温での保存期間・賞味期限は?保存方法は?

まずは常温保存ですが、実はこれが一番生姜を長持ちさせます。
生姜は保存に最適な気温が13~16℃となっています。
これは他の野菜に比べてかなりの高温です。
さらに、生姜には本来殺菌成分が入っており、乾燥にも湿気にも、酸化にも強いことがその理由となっています。
そのまま保存しても10~14日程度日持ちします。
適切な処理をすると、最大一ヶ月も保存できます。
湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包んだ上からラップで包み、風通しの良い冷暗所で保管すると、1週間から10日は余裕で持ちます。
春や秋には、この湿らせた髪を2~3日に一度交換すれば、かなりの期間日持ちすることがわかっています。
冬場は紙にすら包まなくても平気なぐらいです。
しかし夏場に気温が25℃を超えてくるようになると、生姜もこの方法では日持ちしなくなってきます。
湿度は問題ないのですが、気温が高すぎるとカビが生えてしまったりします。
その場合は、冷蔵庫や冷凍庫で保存するのがベストです。
また、大量にある場合は、泥つきのままビニール袋に入れ、蓋つきの発泡スチロールで保管しておくと、一ヶ月以上日持ちするケースもあります。
生姜農家さんから大量にもらう、なんて方は試して見てくださいね。

冷蔵庫での保存期間・賞味期限は?保存方法は?

さて冷蔵庫で保存する場合ですが、こちらは常温で保存する場合と同じように濡れた新聞紙やキッチンペーパーで包んで、ラップをかけるというものです。
しかし、5日から2週間で風味が抜けてしまい、あまり美味しい保存方法とは言えません。
生姜を冷蔵庫で保存するときに長持ちさせる方法としては、まずしっかりと洗って悪くなっているところを捨ててしまうこと。
あとはタッパーやジップロックなどに洗った生姜を入れ、ひたひたになるまで水をいれます。
2~3日おきにその水を替えれば、いくらか風味を落とさず長持ちさせることができます。
生姜農家さんではやっている方法なのですが、この水を焼酎に変えると、数ヶ月長持ちする場合もあります。
冷蔵庫はもともと生姜にとっては温度が低すぎる環境です。
水につけると乾燥と酸化から生姜を守ることはできるのですが、あまり品質のよくない生姜ですと、端から溶けてしまうこともあります。
冷蔵庫で保存するのは夏場だけにした方がよさそうです。

冷凍保存は可能?

冷凍保存は可能です。
ただし、生姜の栄養素のいくつかが、冷凍によって失われる可能性があります。
そのため、あくまでも風味づけに使う、という場合のみにとどめておいた方がよさそうです。
冷凍で保存する際には、皮をむいて使いやすいサイズにカットしたものを、重なり合わないようにジップロックなどに入れて密封します。
きちんと凍るまで広げた状態にしておき、使用する際は凍ったまま使用します。
針生姜やスライスなどを保存するときにはこの方法がいいです。

おろして冷凍保存は可能?賞味期限は?

おろし生姜ももちろん冷凍保存は可能です。
しかし、すりおろすことによって酸化が早まるので、おろしてすぐに冷凍した方が良いです。
できれば製氷皿のように小分けできるものに冷凍して、使用するときに凍ったまま鍋やフライパンに投入しましょう。
1ヶ月ほどは日持ちしますが、不安な人は2週間以内に使い切ってください。

解凍方法

冷凍した使用するときに取り出して、パキパキと割って使えるのが便利です。
常温や冷蔵庫で解凍して使用してしまうと、ただでさえ冷凍で壊れてしまった生姜の栄養素が流れ出してしまうので、必ず凍ったまま調理をしましょう。
香りや栄養素は減りますが、この方法が一番お手軽かもしれませんね。

賢く保存して手早く調理!

じつは生姜には「乾燥させる」という保存方法もあります。
これはカビが生えやすい生姜に対して、かなり有効な保存方法です。
乾燥させると体の中に入る生姜の有効成分が増え、テレビなどでもオススメされていますね。
生姜を洗って皮をむき、薄切りにして、ざるなどに重ならないように並べます。
3~4日ほど天日干しして、夕方は屋内に取り込みます。
しっかり乾燥したら、瓶やタッパーなどに乾燥剤とともに入れておけば、一ヶ月以上常温保存ができます。
これは食べ物だけに使うのではなく、入浴剤として使用しても体がポカポカして最高です。
ぜひ生活に生姜を取り入れて、健康に近づきましょうね。