にんにくの芯は食べても大丈夫?抜いた方が良いの?
にんにくを調理する際に気になるのが、にんにくをカットした時中心に表れる「芯」です。
芯って食べても大丈夫なのか分からないので、とりあえず抜いているという方もいれば、問題ないと思うので食べているという方もいるのではないでしょうか。
この記事ではにんにくの芯を食べても大丈夫なのか、芯を抜いた方が良いのかについてお話します。
ニンニク料理を作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
食べても大丈夫?
にんにくの芯は、食べても問題ありません。
というのも、にんにくの芯は、じゃがいもの芽のような毒性があるわけではないんです。
特に有害なものでもないので、口にすること自体、問題はありませんよ。
私もにんにくの芯を食べたりしますが、別に問題なく食べられています。
ただ、人によってはにんにくの芯に含まれるアクが強く身体に作用して、腹痛を訴えるという人もいるようです。
アクの作用が身体に出やすい人は、控えた方が良いかもしれませんね。
にんにくの芯は、どちらかというとアクやえぐみの強い存在となります。でもにんにくをそのまま放置していると、じきににんにくの芯から芽が伸びてきますが、その芽は「にんにくスプラウト」と呼ばれるくらい、栄養価が高いんです。
にんにくの芯自体は、身体に悪影響ということはありませんが、苦手だなと思うのであれば食べる必要はありませんよ。
抜いた方がいいの?
私はそんなに気になりませんが、にんにくの芯を残した状態でスライスして加熱をすると、芯の部分が焦げやすくなります。
焦げたところが苦くなってしまうので、取った方が美味しいですね。
また、見た目も焦げてない方が美味しそうです。
にんにく料理を食べて、にんにくの苦みやえぐみを感じるという場合も、このにんにくの芯が原因となっています。
にんにくのえぐみや苦みが苦手だという方、また食べ物のアクの影響を受けやすく、腹痛になりやすい人は、芯を抜くことをおすすめしますよ。
簡単な抜き方は?
- 爪楊枝で押し出す
- 切って出す
- レンジでチン!
丸ごとにんにくを使いたい場合は、にんにくの上下をスライスして、下の広い部分に爪楊枝の太い方を入れて押します。
すると、上の部分からにんにくの芯が抜けていきますよ!
丸ごとにんにくを使わないのであれば、にんにくの縦に切り込みを入れてにんにくを開きます。あとは中の芯を包丁のアゴ(包丁の刃の角)の部分で取り除くと簡単に取ることが出来ますよ!
私はにんにくの芯を取る場合、ほとんどこの方法で取り除きます。
皮つきのにんにくを、上下スライスします。
5粒ほどをお皿に乗せて、軽くラップをかけたらレンジの500Wで1分ほどチンしましょう。
すると、まず皮がツルっとむけて、中の芯がお尻の部分から飛びぬけているので、それを引っこ抜くとスルッと取れちゃいます。
居酒屋さんにお嫁に行った友人は、毎日大量のニンニクをこの方法で下処理していますが、楽ちんだそうですよ!
ここで気を付けたいのが、必ずにんにくの上下をスライスしてからレンジでチンをするということです。
スライスせず丸ごと皮付きのままレンジでチンをすると、にんにくの中の水分が外に逃げられず、爆発してしまうことがあるので、注意してくださいね!
抜いた芯は使えないの?
これまでにんにくの芯を、調理に使ってきたという方は、にんにくの芯を抜いたら調理の最後に加えてみてはいかがでしょうか。
にんにくの芯を始めから一緒に炒めたりしてしまうから、焦げて苦みやえぐみになってしまうのであれば、あらかじめにんにくの芯を取って加熱をしましょう。
そして調理の中盤から終盤にかけて、芯を加えて加熱すると、焦げて苦くなったりえぐみが発生することなく食べられますよ。
ちょっと調理の方法を変えるだけで、料理がおいしくなるのであれば嬉しいですね!
ぜひ試してみてください。
にんにくの芯が成長しすぎた!
にんにくが安かったからと大量に購入しておいたら、芽が出て成長しすぎてしまったという場合もありますよね?
その場合は、プランターの土に芽が出てきたにんにくを埋めてみてください。
私もよくやるのですが、芽が出てきたにんにくをプランターの土に埋めると、どんどん伸びて「葉にんにく」に成長していきます。
成長したら収穫して、炒めたりスープに散らしたりすると色どり良く仕上がりますよ。
にんにくはいつの間にか芽が出ていたということになりやすいですが、諦めないでぜひお試しくださいね!