アサリの砂抜きはお湯が良いって本当?やりかたを教えて!
アサリは時間をかけて砂抜きするものだと思われている方は多いのではないでしょうか。
私も少し前までそう思っていました。
でも実はもっと効率的に美味しく砂抜きする方法があるんです。
それが「お湯」です!
生きたアサリに対してお湯を使うなんて大丈夫?と思われるかもしれませんが、ポイントを押さえてお湯を使うことで、上手に砂抜き出来るのでぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
お湯がいい理由とは?
(1)短時間で砂抜きが出来る
お湯で砂抜きをすると、ものすごく短い時間で出来ちゃいます。
通常は何時間もかけて、冷蔵庫で塩水につけて、新聞紙を被せて暗闇の中で静かにアサリを過ごさせる必要がありますが、お湯を使えばあっという間に砂抜き出来るのでとても楽ちんですね。
(2)身がふっくらする
お湯で砂抜きをすると、私はアサリの身がふっくらしたように感じます。
これはテレビ番組でも言っていました。
砂抜きした後のアサリを、いつも通りすまし汁にしたところ、主人もいつものアサリよりも身がふっくらして柔らかいと言っていましたよ。
何度くらいがいいの?
お湯でアサリの砂抜きをする場合は、50度のお湯がベストです。
中途半端に40度のお湯の場合だとアサリの口は開きにくくなりますし、雑菌が繁殖しやすく腐りやすくなってしまいます。逆に60度くらいの熱いお湯に浸けてしまうとアサリが茹ってしまいます。
だから出来るだけ50度がおすすめですよ!
お湯が冷めてきたなと感じたら、新しく50度のお湯に浸け直すかお湯を足しましょう。
お湯が熱すぎると貝が開き切ったり、全く貝が開かなくなり死んでしまうので、気を付けてくださいね!
温度のはかり方は?
50度をわざわざはかるのは面倒くさいです。
だから私もせっかく購入したアサリをもしもダメにしてしまったらもったいないと思い、お湯で砂抜きが出来るのは知っていましたが、なかなかお湯にアサリをつけて砂抜きをするということが出来ずにいました。
でも、朝の情報番組でアサリの砂抜きをお湯を使って行うという特集をしていて、熱湯:水=1:1で約50度のお湯になるというのを目にしたんです。
この方法で確かにテレビに映るアサリはすぐに呼吸管をニュッと出して砂を吐いていました。
これなら簡単に出来そうだなと思い、私自身も熱湯に同量の水を加えてやってみましたが、本当に50度になったのかどうかは分かりませんが、ちゃんとテレビの通りアサリは呼吸管をニュッと出して砂を吐きましたよ。
ぜひ、熱湯と同量の水でやってみてくださいね!
もしも温度計が自宅にある場合は、50度をはかってお湯を作るのが確実ですよ。
真水でいいの?
お湯を使ったアサリの砂抜きは、真水で大丈夫です。
塩水を使った砂抜きの目的は、海水と同じ濃度の塩水にアサリをつけて呼吸をさせることで、アサリの体内に入った砂を自然な形で排出させるためです。
でもお湯を使ったアサリの塩抜きの場合は、お湯を使ってびっくりさせた後、数ミリアサリの口を開けさせ、一気に口の中の異物を吐き出させることになります。
時間はどれくらい?
お湯を使って15分ほどでアサリの砂抜きは完成です。
5分でも砂がしっかり排出されたと思われがちですが、調理して口にしてみると砂が残っていたなんてことも多いので、時間があれば15分くらいは置いた方がいいですよ。
塩水を使っての砂抜きは、4時間~8時間ほどじっくり時間をかけてアサリに砂を吐き出させなければなりません。
でも、お湯を使うと格段に速く仕上がるのでいいですね。
私も半額でアサリを買って翌朝のお味噌汁にと思っていても、砂抜きをするのをすっかり忘れて朝「しまった」なんてことがしょっちゅうありました。
お湯で砂抜きをする方法を知るまでは、仕方がないから夕ご飯の味噌汁にしようということになっていましたが、お湯を使った砂抜きを知ってからは朝サッと塩抜きすることが出来るのでとっても楽になりましたよ!
汚れがひどい場合は、途中でお湯を変えたりしてみてくださいね。
ポイントはお湯に入れた後に「こする」こと!
お湯で砂抜きをする場合、そのまま貝をお湯に浸けておけばいいのかなと思われがちですが、お湯に貝をつけたらしっかりこすり洗いをしてあげましょう。
そうすることで、アサリがより砂や汚れを排出しやすくなるので、しっかり砂抜きをすることが出来ますよ!
その際お湯がちょっと熱いなと感じる方もいるかもしれません。
火傷には十分気を付けてチャレンジしてみてくださいね!
ふっくら美味しいアサリになるよう、ぜひお試しください!