揚げ物が怖い!苦手、嫌い!ほとんど恐怖症の私を助けて!
揚げ物を食べるのは好きだけれど、家で揚げ物をするのは本当に嫌という人、いますよね。
油はねが怖かったり、油の扱いが怖かったり、火事を心配したりと理由はそれぞれだと思います。
でも揚げ物はやっぱり自分で作るのが美味しいし、揚げたてが食べられるのは最高です。
恐怖の原因を探って、それを解決する方法を知っていきましょう。
目次
油がはねるのが怖い!なぜはねるの?
揚げ物をしたときに大抵の人が怖がるのが油はねですよね。
食材によってはものすごく油がはねるものもあり、それが恐怖として残るのかもしれません。
油がはねる原因は水分にあります。
油の中に水分があると、それが高温になり水蒸気になったときに爆発をおこすために油がはねるのです。
これは使う道具や食材の水分をしっかり拭き取ることで防止することができます。
しかし、どれだけ表面の水分を拭き取っても、食材の内部にある水分までは拭き取れないため、どうしても油はねをしてしまうものも中にはあります。
はねないやり方はあるの?
揚げ物の油がはねないようにするには、食材の水分をきっちり拭き取る。
衣をつける前に小麦粉をまぶしておくなど、揚げる前の処理をしっかりしておくことが大切です。
後は道具。
専用の揚げ物用鍋は上の方が少し覆われていて、油がはねにくい作りになっているので、油はねが怖い人にはおすすめです。
それから、オイルスクリーンという、ステンレスのネット状になったものが便利です。
揚げている最中にこのスクリーンで蓋をしておくと、油はねを防ぐことができる優れもの。
コンロまわりが汚れるのも防げるので一石二鳥です。
鍋の蓋をしちゃっていい?
油はねがこわいので、鍋の蓋をしてガードしたい。
その気持ちはわかります。
しかし、鍋の蓋をしてしまうと蓋の裏に水滴が集まり、蓋を取ったときにそれが油に落ちてバチバチとはねてしまうので、おすすめはできません。
鍋の蓋をするよりは、先ほど紹介したオイルスクリーンを購入したほうが安全で安心だと思いますよ。
どうしても油はねが怖い場合は、重宝すること間違いなしです。
火事が怖い!何を注意すればいい?
油を多く使用する揚げ物は、火事が怖いという人もいますね。
油は直接火に触れなくても、加熱を続けていくと発火してしまいます。
揚げ物の最中に、食材を入れたとたんに焦げ始める、油から煙が上がるといった状況は油の温度がとても上がっているサインです。
そうなったら一度火を止めて、温度が下がるのを待ちましょう。
また、調理の最中に宅配便が来たり、子どものお世話をしたりと、火をつけたまま目を離すのはとても危険なことです。
ほんの数分だから大丈夫と思っていても、油はどんどん加熱されていきます。
コンロから離れるときは、たとえほんの少しの間でも必ず火を消しましょう。
もし火がついたらどうしたらいいの?
油に火がついてしまった場合、火の大きさにパニックになってしまいそうですよね。
とにかく落ち着いて、まずはコンロの火を止めること。
そして、火の大きさがそれほどでなければ鍋の蓋をすることで燃えるための酸素がなくなり、火を消すことができます。
鍋の蓋ではとてもおさまりそうにないほどの火であれば、もう消火器を使った方がいいのですが、一般家庭で消火器がない場合、バスタオルなどの大きいものを濡らしてそれで鍋を覆うという消化方法があります。
このとき、焦って鍋をひっくり返したり、覆いかたが半端にならないように注意しましょう。
失敗すると大火傷してしまいます。
うまく消化できたら、あとは熱がおさまるまでそのままにします。
すぐに蓋を取ったり、タオルを取ってしまうと、再び火が出るおそれがあるので要注意です。
火が出たとき、キャベツを丸ごと入れるといいとか、マヨネーズで消化するという話を聞いたことはありませんか?
これは火の勢いを増すことになりますので絶対にやってはいけません。
揚げ物は怖い面もありますが、基本的なことに気をつけて何度も挑戦することで慣れてくるものです。
どうしても怖い場合は、市販の便利グッズに頼るのもいいでしょう。
下準備をしっかりして、必要であればグッズを使って、美味しい揚げ物を作ってくださいね。