小学生向け簡単な手芸、これがおすすめ!何からはじめる?
手芸を始めたいけど、専門の道具を揃えたりするのって大変だし、作業も難しそうって思ってしまいますよね。
それに、折角道具を買ったのにうまく使いこなせずに使わなくなってしまうともったいないですよね。
でも、専門の用具が無くても簡単に始められる手芸もたくさんあるので、そういったものからはじめてみましょう!
目次
針も糸もさわったことがない。何からはじめればいいですか?
一言で手芸といってもたくさんの種類がありますね。
裁縫、刺繍、レザークラフト、パッチワークなど、針を使うものもあればデコパージュや編み物、石粉粘土など、針を使わないものもあります。
裁縫は型紙を切って出来上がりの立体図を考えて布を縫い合わせていったりするので、手芸初心者の方でちょっとハードルが高いなぁ、と思う人は毛糸の指編みやビーズアクセサリー、刺すだけでモチーフが作れる羊毛フェルトなどがおすすめです。
私も初めて手芸をしたときは毛糸やビーズからはじめて、今刺繍やレジンなどを楽しんでいます。
まず、毛糸の指編みですが必要な道具は毛糸と自分の手だけなので一番気軽に始められると思います。
やり方も、小さい子でもできる程とっても簡単で、交互の指に毛糸を巻きつけて編んでいくようなイメージです。
指編みではネックウォーマーやマフラー、シュシュなどが作れます。
これからの季節にお子さんとお揃いなんていうのも可愛らしいですね。
ビーズアクセサリーでは、テグスとビーズ、金具、それとペンチがあれば十分です。
一番単純だとテグスにビーズを通していくだけでブレスレットや指輪が作れますね。
パール系のビーズやハートのモチーフのビーズ、ストーンがついているものなど、たくさんの種類のビーズがあるので可愛らしいものから上品なものまで幅広く作ることができます。
また、慣れてきたらビーズでリボンやプレゼントボックス、動物などのモチーフを編むこともできます。
羊毛フェルトは針でちくちくとフェルトを指して固くして、犬や猫などのマスコットを作れます。
インテリアとして飾ることもできますし、金具をつければキーホルダーにして持ち歩くこともできますね。
ただ、羊毛フェルトは柔らかいのでかなり刺さないと固くならなりません。
根気が必要な作業になり、目に見えて作業の経過が分かりづらいので飽き性の私には向いていませんでした。
それに針を使用するので何度か指を指してしまって出血もしてしまったので、作業の際には十分に注意してくださいね。
おすすめのキットを教えて!
まずはちょっとだけこれをしてみたい!という方には100円均一に行くことをおすすめします。
私も羊毛フェルトをやってみたい、と思ったときに100円均一へ行き、キットを購入しました。
初めての方でも作り方、針、フェルトが入っているので要領を確認して作業することができます。
他にもビーズアクセサリーのキットでは動物のモチーフのものも販売されているので、自分がその手芸を楽しめるかどうか、気軽に試してみるのに最適だと思います。
また、ちょっと値段は張ってきますがフェリシモでは「はじめてさんのきほんのき」という手芸のシリーズのものがあり、刺繍や裁縫、布小物、かぎ針編みなどいろんな種類のキットがあります。
何回かに分けてのレッスン形式になっていて、おおよそ一回分が1000円~2000円程で購入することができます。
私はフェリシモでは刺繍のキットを購入して練習しました。
好みのデザインやモチーフを選べるのと、作り方の紙が見やすいのがおすすめできる点ですね。
おすすめの手芸本はありますか?
手芸本って二通りの使い方があると思います。
本当に基本的なところを学びたい!と思って勉強する時と、こういう雰囲気の物が作りたいなぁ、というときにデザインを参考にする時です。
基本的なところを学びたい、基礎から知りたい、というときは日本ヴォーグ社やブティック社などの初心者向けのタイトルの本を見てみるのが良いと思います。
デザインの参考や流行のチェック、人の作品を見て自分の作品作りをするのに刺激を与えるときには雑誌を見る、というようなイメージですね。
もちろん、初心者向けの本でも素敵なデザインのものがありますし、月間の雑誌を見てモチベーションを上げるのも良いと思います。
個人的には手芸本は自分で読んでみて、写真の見やすさやページのレイアウトが分かりやすいか、自分が知りたい情報が載っているかを確認するのが一番だと思います。
ネットでおすすめされているから、といって購入するのではなく、参考にしつつも自分で書店で見てわかりやすいものを購入するのが一番のおすすめですよ。
初めての手芸。ちょっとしたコツ
指編みをするにしても、ビーズアクセサリーを作るにしても、不慣れだと折角編んだものが不格好になってしまったりしますよね。
何度も繰り返しほどいたりすると、毛糸もテグスも摩耗してしまいますので毛羽だったりヨレたりして作業しづらくなってしまいます。
そういう時は毛糸やテグスを一度切って、改めて新しい部分にして作り直してしまう方が作業がはかどったりします。
せっかく途中まで進んだのに切っても大丈夫なの?と思いますが、糸の始末をちゃんと結んで留めたり、新しい糸との結び目をしっかりとくっつけられれば問題ありません。
作業しやすい方が無駄なことでイライラせずに楽しんで手芸ができるので、細かいことでも気を配って進めていくとよいですよ。
ちょっと慣れてきたら、これにチャレンジしてみよう!
手芸をやってみて、基本の形は綺麗にできるようになってきたら、レベルアップしたモチーフの製作にチャレンジしてみるのも良いですし、他の種類の手芸にチャレンジしてみるのも良いですね。
毛糸の指編みに慣れて、編んでモチーフを作るのが楽しい!もっと複雑なものでも作ってみたい!と思った方にはかぎ針編みやレース編み、タティングレース編みなどをおすすめします。
指編みよりも編み方の種類が豊富になり、デザインの幅も広がります。
立体的なお花のモチーフを編んで、中央の花弁にボンドでパールのビーズをつけてみるのも可愛いですよ。
ビーズは慣れてきたら一つのビーズに何度もテグスを通すようにしてモチーフを編んだり、ネットでもたくさんの編み図を紹介していたりするのでそれらを見てビーズを変えてオリジナルの形にしてみたり、といろんな楽しみ方があります。
綺麗に出来ないから向いてないわけじゃない!
興味があって初めて見たけど、他の人みたいに綺麗にできない…。私って不器用だし手芸向いてないのかなぁ、なんて落ち込まないでくださいね。
私も手芸を始めた時は綺麗な作品を作る以前に、ビーズを床にぶちまけるわ、編み図は理解できないわ、と散々でした。
でも、夢中になってモチーフを編んで、不格好でも出来上がったときはとても嬉しかったです。
それを繰り返していってだんだんと綺麗なモチーフを作れるようになりました。
自分が上手くなっていく過程も楽しいのが手芸の良いところの一つだと思います。
向いてる、向いてないではなく、自分が楽しめる手芸をしていけばよいのではないでしょうか?