茶碗やどんぶりなどの食器が重なって取れない!外し方を教えて!

この記事は約5分で読むことができます。

茶碗やどんぶりなどの食器が重なって取れない!外し方を教えて!

茶碗やどんぶりなどの食器が重なって全く取れなくなってしまい、焦ったことのある方は多いのではないでしょうか。
この記事では、茶わんやどんぶりなどの食器が重なって取れない時の外し方についてお話します。
割らずに大事な食器を外したいという方は、良かったら参考にしてみてくださいね!

目次

茶碗やどんぶりなどの食器が重なって取れないのはなぜ?

食器を洗う時、茶わんやどんぶりなどの食器が重なって全く取れなくなってしまうのは、食器同士が重なった部分の内側の空気が抜けて、密着してしまっているためです。

ですから、逆に言えば食器同士が重なった部分に空気が入れば、重なった食器は外れやすくなるということになりますよ。

力任せに引っ張っちゃダメ?

ぴったり重なってしまった食器を外すために、力任せに引っ張っても取れないことが多いです。

食器同士が重なった部分は空気が抜けて密着しているわけですから、力任せの対応ではどうにもなりません。
これが陶器の食器の場合、力任せに引っ張ることによって、壊れてしまうかもしれません。
また、必死に引っ張っていると、ツルっと滑って落としてしまうことも考えられますよ。

ですから、力任せに引っ張るのはやめましょう。
それよりももっと簡単に取れる方法があります。

簡単に外す方法と注意点を教えて!

食器全体を温める

陶器は温められることによって膨張します。
ですから、その原理を利用して重なり合った食器を湯煎してみてください。
全体を温めることによって、外側の食器が膨張して外れる場合がありますよ。

食器の外側を温め、内側を冷やす

陶器は温めることによって膨張するというお話をしましたが、逆に冷やすことによって収縮します。
陶器全体を温めても食器が取れない場合は、食器の外側を温め、内側の食器に氷を入れて冷やしてみてください。
外側の食器を湯煎して膨張し少し広がるのに対して、内側の食器を氷で冷やして収縮させるため、より外れやすくなります。

厚みの薄いカードを食器の間に差し込む

今ではあまり見かけなくなった使用済みのテレカや、クオカードのようなとても薄いポイントカードを、くっついて離れなくなってしまった食器同士のすき間に入れましょう。
この際、食器用洗剤を食器同士の間に入れて滑りを良くしながらカードを差し込むと、入りやすいです。

少しすきまが空けば、中に空気が入って密着が解消されます。
あとはひっぱったら簡単に外れるかもしれませんし、台の上にタオルを敷いてそこに裏返して置いたら、優しく上からトントンと叩くと外れやすくなりますよ。

合体技

上記の方法を単体で行っても取れない場合は、それぞれの技を合体させましょう。
例えばカードが食器同士の間に入らないという場合は、食器を温めてから再度差し込むと入ることもあります。
諦めずに試してみてくださいね。

外れなくなるのを防ぐには?

平行に重ねない

食器を平行にして重ねてしまうと、食器同士がぴったりくっついてしまいます。
ですから食器同士を少し傾むけて斜めに重ねると外れやすくなります。
少し意識して重ねるようにしてみてくださいね。

形や大きさに違いのあるものを重ねる

食器の形や大きさが似ていると、ピッタリハマってしまいやすくなってしまいます。
ですから、食器の形や大きさが似ているもの同士を重ねないようにしてみてくださいね。

ただ、どんぶりに小皿がハマるということもありますので、油断は禁物です。
重ねる際には十分注意しましょう。

お鍋も要注意!

鍋にもよくお皿や丼鉢、ボウルなどがハマって取れなくなってしまうことがあります。

何の気なしに重ねてしまいますが、鍋の方が取れにくいイメージです。
ですから、お鍋や食器を洗ったり収納したりする時には注意してください。

お鍋に食器やボウルがハマってしまった場合も、上記の方法を試すことで綺麗に外れるかもしれません。
それでもだめなら、タオルの上にひっくり返して鍋を置いたら、その上からさらにタオルを置いて、ゴム製のトンカチで優しくトントンと叩いてみてください。
もしかすると、取れるかもしれませんよ。