バッター液の簡単な作り方、保存方法を教えて!
バッター液とは、フライを作る際の小麦粉と卵の工程をひとつにまとめたもののこと。
粉をまぶして卵をつけ、パン粉をまぶすというちょっと面倒な3工程が、バッター液にくぐらせパン粉をまぶすという2工程になることで、揚げ物を作る時の時短になると注目されました。それに衣がはがれにくいというメリットもあるのです。
揚げ物は食べたいけれど、作るのは手間なので敬遠している人は多いのでは。
我が家も天ぷらはよくしますが、フライとなるとなかなか作ることがないほうです。
そんなフライ作りのハードルをぐっと下げてくれた、バッター液の簡単な作り方などを紹介します。
目次
簡単な作り方
バッター液の作り方には色々好みがあるのですが、基本的には
- 卵 1個
- 小麦粉 大さじ5
- 水 100cc
これをダマにならないようよく混ぜると、バッター液の完成です。
お好みで塩コショウを足したり、水を牛乳にしてみたり、マヨネーズをちょい足しするなどアレンジもできますし、片栗粉を足す、卵を抜くなどしても作ることができます。
さくさく具合などが違ってくるので、色々試して自分好みの液を作るといいですよ。
余ったら使いまわしできるの?
バッター液や天ぷら粉なんかもそうですが、食材と液のバランスがうまく取れずに余ってしまうことがありますよね。
余った時には塩コショウやカレー粉を足して鶏むね肉やじゃがいもをくぐらせ、パン粉はつけずにナゲットのように揚げるのもいいですよ。
すぐにできそうなのは、野菜の切れ端を集めてかき揚げのようにしてもいいですしね。
即席で1品追加できちゃいますし、お弁当のおかずとして冷凍しておくと便利です。
また、材料は卵と小麦粉と水なので、具材やだし粉を足してお好み焼きにしてしまうという方法も。
お好み焼きには液がゆるめという時には小麦粉を足すなどして調整してくださいね。
余ってしまってもアイディア次第で色々なアレンジが楽しめそうです。
保存の仕方、期間
余ったバッター液、捨てるのももったいないし違う日に使いまわしたいということもあるでしょう。
材料に生卵が使われていますし、フライの材料が生肉や魚だった場合は菌の発生が心配です。
あまり日を置くのは衛生的によいと言えません。
どうしても当日中に使いきれないのであれば、冷蔵庫に入れて次の日すぐ使うのがギリギリOKの期限かなと思います。
冷凍もできるようですが、あまり気持ちの良いものではないのでその都度使い切ってしまうのが一番ではないでしょうか。
揚げ物だから最終的には火が通るので大丈夫とは思いますが、万が一を考えると保存はおすすめできません。
使い方
バッター液の使い方は簡単。
要するにフライを作る時の小麦粉と卵の役目です。
食材の準備ができたら、ひとつずつバッター液にくぐらせてパン粉をまぶしていきます。
肉、魚、野菜と何でもOK。ムラなくパン粉がつきます。
時間のある時にフライにしたいものを全部衣づけして冷凍しておくと、バッター液も無駄にならず、食べたい時に気軽に揚げ物ができますね。
バッター液を保存しておくより、こちらのほうが後がラクだし衛生面でも安心。
忙しい人におすすめの方法です。
最後に
バッター液の作り方から使いまわしの方法までご紹介しました。
液自体はとても簡単に作れますし、珍しいものが必要なわけでもなく、家に常備されているものでできちゃいます。
フライはもちろん、余った液はアイディア次第で美味しい揚げ物に変身することができるのも魅力ですよね。
無駄がありませんから世の中にあっという間に定着したのもわかる気がします。
面倒という気持ちを取り払って、これからどんどん揚げ物に挑戦してみてくださいね。