赤ちゃんの歩行器は必要?メリットとデメリットが知りたい

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赤ちゃんの歩行器は必要?メリットとデメリットが知りたい

赤ちゃんを育てる上で“たっち”が出来始めると、歩行器に乗せたほうが良いのかなと、迷ってしまいませんか?
私も一人目の時に必要かどうか迷ったので、歩行器があるお家で試しに乗せてもらいました。
歩行器が必要かどうかはまず赤ちゃんの性格と、歩行器のメリットデメリットで判断しましょう。
歩行器や赤ちゃんの性格を知っておかなければ、結局使わなかったとか意味がなかったななんてことにもなりかねません。
この記事ではそんなお悩みを解決すべく、歩行器が必要なものなのか、メリットやデメリットについてお伝えします。
それでは1つずつ詳しくみていきましょう。

目次

歩行器って必要なもの?

私は3人の子どもたちに歩行器を使わせたことはありません。
だから特に歩行器が必要だとは思いませんでした。

と言うのも、長女の時にお友達のお家で歩行器を使わせてもらったら、想像以上に嫌がって泣くので、赤ちゃんがみんな機嫌よく使うものではないんだなと感じたためです。

ただ座って遊ぶのを嫌がったり、早く立ちたい・歩きたいという意欲の高い子の場合は、歩行器に立たせた方が喜んだりするので、とても便利な育児グッズとして重宝される方も多いですね。

歩行器を使わなかったから歩けなかったのかというと、全くそんなことはありません。
赤ちゃんの成長は個人差がありますし、3人とも1歳を過ぎると自然と歩きました。私自身も“何とか歩かせたい”という気持ちが強いわけではなかったので、歩行器を使わなくても全く問題はありませんでした。

いつからつかうものなの?

一番の使用目安にしたいのが、腰がすわってからです。
しっかりお座りが出来て、安定しから使い始めましょう。

早いお子さんだと、7ヶ月を過ぎると使えちゃうお子さんも多いのではないでしょうか。
腰がすわっていなければ、自分自身で身体を支えることが出来ないので、身体が傾いた状態になってしまい、姿勢が歪んでしまいます。

だから、しっかり腰がすわったのを確認してから歩行器を使い始めるようにしましょうね。
歩行器自体にも、7ヶ月頃から使えるものが多く販売されています。

どんなメリットがあるの?

(1)赤ちゃんを立たせるのに安心して練習できる

歩行器のメリットの一つは、まず立った姿勢をキープすることが出来る点です。
どうしても一人で立たせようとすると、親がつきっきりで支えながら立たせなければなりません。
もちろんあかちゃんが歩行器に乗っている時には、安全のためにそばについている必要があります。
ただ歩行器に乗っている間は手をずっと添え続けなければならないということはありません。気持ちに余裕をもって歩く練習をさせてあげることができます。

(2)赤ちゃんの機嫌がいい

“たっち”や“あんよ”をしたがる時期の赤ちゃんは、立ちたいのに立てないことからご機嫌が斜めになりがちです。
でも、歩行器は自分で立っている感覚になるので、赤ちゃんもすごくご機嫌になります。
私の友人も愛用していましたが、「歩行器に立たせとけば機嫌がいい」と言っていましたね。
ただ我が家の長女のように、乗るのを嫌がる赤ちゃんもいるので、一概に歩行器に赤ちゃんを乗せると機嫌がいいと言い切ることはできません。

デメリットもある?

(1)転倒・転落

赤ちゃんが歩行器に乗っていると、機嫌がいいしつい目を離しがちになってしまいます。足元が不安定な場所だと歩行器ごと転倒したり転落する可能性が高いため要注意です。
歩行器に赤ちゃんが乗っている場合には、目を離さないようにしましょうね。
また床におもちゃなどが落ちていないことを確認して、電気コードが足に引っかからないようにしましょう。
あとは2階では歩行器を使用しないのが賢明です。
目を離さないからと言っても、ちょっとした隙に階段の近くにいて階段から転落なんてことも十分考えられます。

(2)場所を取る

歩行器は大きいです、
赤ちゃんの身体を支えるわけですから、しっかりしたものでなければ困るのですが、家の中で使うには場所をとります。
ハイツやアパートなど集合住宅で使用するには、場所を取るので利用出来ないという人も多いですね。壁にもぶつかるので、使用を控えるという人も中にはいます。

(3)危険なものに手が届いてしまう可能性がある

私はとにかく娘たちが赤ちゃんの時には、届かないように机の上に物を置く癖がついていたのですが、机の高さによっては机の上に物を置いてしまうと、歩行器に乗っていて手が届いちゃうことがあります。
また、立った姿勢から見える世界はとにかく刺激的です。
色んなものが気になるので、大丈夫だろうと思っていたものでも手にする可能性があります。
十分、周りのものには注意をしましょうね!

買ったほうがいい?レンタルで十分?

私は歩行器を自分で買うという選択はありません。
歩行器は歩くまでのちょっとの期間しか必要ないわけですし、買うのはちょっともったいない気がします。
あとは何と言っても場所を取るので、レンタルを利用すれば使い終わってからもう必要ないなと思ったら、レンタル契約を解除して返却出来ると一番楽ちんです。
お友達から譲ってもらえたり、おじいちゃんやおばあちゃんからプレゼントされると有難いですが、なかなかそうもいかない場合はレンタルがおすすめですよ。
どうしても買うことを検討しているのであれば、まず赤ちゃんが本当に気に入って乗るかどうかを試してから、買った方が良いですね。

歩行器に頼り過ぎない

歩行器は、赤ちゃんによってはすごく画期的なアイテムで、歩行器を利用することによって歩く意欲が駆り立てられたり、成長を促してくれる効果も期待できます。
ただ、赤ちゃんがすごく気に入っているからと、ずっと歩行器に乗せっぱなしにするのはよくありません。
床でハイハイしたり、自分の身体でバランスを取るためのつかまり立ちといった運動も、しっかりさせてあげることが重要です。
あくまでも歩行器は、赤ちゃんの歩行をちょっとサポートしてくれるアイテムとして考えましょう。
歩行器を利用しようと考えている方は、赤ちゃんが歩く楽しさを感じられるようなサポートが出来るよう、上手に利用してみてくださいね。