おんぶ・抱っこ紐の防寒対策。ママと赤ちゃん、冬のお出かけの注意点とは?
冬の赤ちゃんをおんぶ・抱っこしての防寒対策、みんなどうやっているんだろうと気になりませんか?
赤ちゃんに沢山着させ過ぎるとおんぶ紐や抱っこ紐が窮屈に感じるし、薄着させてしまったら風邪をひかすのではないかと心配になってしまいますよね。
ベビーカーに乗せるとちょっと気軽に外出出来ないという場合、やっぱりおんぶや抱っこはとても便利です。
この記事ではそんなおんぶや抱っこをした状態での防寒対策についてお話します。
おんぶや抱っこでの外出は無理そうだなと感じているお母さん、ちょっと参考にしてみてくださいね!
同時におんぶと抱っこのメリット・デメリットも押さえておくと、赤ちゃんとの冬の外出でも自分に合った方法で、気軽に外出することができますよ。
目次
冬の外出は結構大変?
冬の赤ちゃんとの外出は結構大変です。
まず寒く感染症が流行る時期に、赤ちゃんを外に連れ出すということに対して気を遣わなければなりません。
寒いし出来るだけ風邪やインフルエンザにかからないようにしなければと考えた場合、赤ちゃんに何を着せるかで迷いませんか?
防寒をさせ過ぎてしまうと、かえって汗をかいて冷えて風邪をひきやすくなってしまいます。
また着替えを持って出かけるにしても厚手のものになりますし、防寒グッズを増やすと荷物も多くなりかさばります。
そして赤ちゃんもお母さんもお互いに着込んでいると、おんぶや抱っこの時に窮屈に感じたりするので、何とか快適に過ごすことは出来ないかと頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。
おんぶ・抱っこでの移動の際はどんな防寒対策を取ればいいか迷うのもうなずけますね。
おんぶと抱っこどちらが楽?メリットとデメリットは?
(1)おんぶのメリット・デメリット
おんぶのメリットは何と言っても前がすっぽり空くので、動きやすいです。
外出をしても両手だけでなく前のスペースが自由に使えるので、ストレスなく自由に動くことが出来ます。
我が家は3人の子どもがいますが、3人ともそれぞれ2歳ずつしかあいていません。だから赤ちゃんをおんぶしていると上の子が歩き疲れたり気持ちに変化があって「抱っこ」と言われた時には、赤ちゃんをおんぶにして上の子を抱っこしていました。
おんぶと抱っこはかなりきつかったですが、子どもが泣いてダダをこねる方が精神的ストレスが大きかったです。だから前のスペースが空いているのでいつでも上の子を抱っこ出来るというのは、お出かけの際に精神的に安心できますよ。
一方で、おんぶのデメリットは後ろの様子が全く分からないことです。
赤ちゃんの場合は泣くことでしか自分の気持ちを表現することが出来ないので、どんな状態なのか分からないのは不安ですすね。
(2)抱っこのメリット・デメリット
抱っこのメリットは赤ちゃんの様子が常に分かることです。
だから私は公園など上の子と遊ぶ時以外は、お出かけする時はほとんど抱っこ派でしたね。
デメリットは抱っこの場合、両手は空いても前のスペースは空いていないので、動きが不自由です。
自宅では家事をしなければならないので、ぐずっている時にはおんぶをしていましたよ。
ママコートは必要?他のもので代用できる?
私はママコートを購入しませんでした。
と言うのも、単純にアウターが沢山あってこれ以上増やすのはもったいないしわざわざ買う必要はないなと判断したためです。
でもママコートを活用している人を見ると、すごく便利そうですね。
ママコートは大きく分けで二つのタイプに分けることができます。
まずは抱っこやおんぶをしながらでも、赤ちゃんとお母さんが一緒に入ることが出来るようなダボっとしたゆとりのある作りになったママコートです。
そしてもう一つはダッカ―付きのママコートです。コートと同じ素材で出来たダッカ―と呼ばれる別布をコートにつけて、ゆったりとコートに二人で入ることが出来ます。
ダッカ―付きのコートからダッカ―を取り外したら、普通のコートとして使えるママコートがほとんどです。
どちらを選ぶかは好みですが、どちらのタイプのママコートも、産後も使えてお洒落なデザインが多いので、新しくコートを買い替えたいなと思っているママさんにはぴったりではないでしょうか。
またママコートの購入を考えていない方も大丈夫です。
抱っこをしてコートを羽織った後、ストールやケープ、ミニ毛布等で赤ちゃんを覆ったらケープクリップや洗濯ばさみで抱っこ紐にとめてしまいましょう。
お母さんは赤ちゃんが人間カイロになってくれるので温かいです。
だからコートの前が空いていても案外大丈夫ですよ。
私は真冬でも寒すぎて辛いと感じたことはなかったです。
おんぶの場合も、おんぶをした後にストールやミニ毛布でくるっと巻いて、クリップや洗濯ばさみで止めると防寒対策になりますよ!
おんぶ紐、抱っこ紐はコートの上から、それとも内側?
抱っこ紐をコートの上から使おうと思うとキツイので、私は断然コートを着る前に抱っこ紐をして、その上からコートを羽織っていました。
抱っこ紐の場合、いちいちコートを脱いで赤ちゃんを抱っこしたり降ろしたりする必要がなかったのですごく出先では便利でしたよ。
おんぶ紐の場合は、逆におんぶしてコートを着ようと思うときつくて着ることが出来ない場合がほとんどです。
おんぶでもママコートの場合は十分なゆとりがあるので、コートの内側からおんぶ紐で赤ちゃんをおぶって、コートを羽織ることが出来ます。
でもママコートではないコートの場合は、おんぶ紐のベルトを長くしたりちょっと工夫が必要となりますよ。
好みの問題もあるので、外出前にコートの上からと内側からの両方を試してみましょう。
赤ちゃんが窮屈そうではないか、背負ったり抱っこした感じで自分自身が赤ちゃんの様子で不安にならないかと言ったことを確認して使用すると、安心できますよ!
赤ちゃんは薄着の方がいいの?
外出の時に気になるのが、赤ちゃんの服装ですよね。
寒いから沢山着せなければという気持ちも分かりますが、抱っこにしてもおんぶにしても赤ちゃんはお母さんに密着します。
更に赤ちゃんは体温調節が上手に出来ないので、厚着させてしまうと汗をかきすぎて身体が冷えてきたりするので厚着はさせない方がいいですよ。
私は外出の時、肌着として着せていたロンパースの上に冬のカバーオールを着せてその上からフリース素材の薄手のジャンプスーツ(オールインワン)、この3枚を着せていました。
ボアタイプのオールインワンも持っていましたが、抱っこやおんぶをするとちょっともこもこして抱っこやおんぶをしづらかったので、私は薄手のフリース素材のジャンプスーツを活用していましたよ。
靴下は履かせてもすぐに脱げてどこかに落としてしまうので、足まですっぽり隠せるタイカバーオールやジャンプスーツ(オールインワン)がお勧めです。
寒い日は抱っこしている上からフリース素材のブランケットをクリップで抱っこ紐に留めたりしていました。
幼稚園に赤ちゃんを連れて上の子をお迎えに来ているお母さんは抱っこに取り付けられる専用のケープをつけて防寒していますよ。
ケープなどを併用することを考えると、やはり赤ちゃんは薄着の方がいいですね。
冬のお出かけは荷物もいっぱい
冬のお出かけは服の着替えにしても、厚手の物が多いので荷物がかさばりやすくなりますよね。
一枚でポンチョ、おくるみ、ベビーカーでの防寒カバー、授乳ケープ、抱っこ・おんぶに使える「防寒マルチブランケット」といった商品も人気を集めていたりするので、色んな情報をネットや情報誌から仕入れて購入すると良いですよ!
冬はインフルエンザが流行ったり外出が億劫になりがちですが、少しでも赤ちゃんとお母さんがお互いにストレスフリーで外出を楽しむことが出来るよう、ちょっと工夫して防寒対策が出来るといいですね!