エアコンからカビや黒いすすが落ちてくる!どうすればいいの?

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エアコンからカビや黒いすすが落ちてくる!どうすればいいの?

エアコンを使おうと思って、運転ボタンを押してみたら、黒いすすが落ちてきた!なんか臭い!こんな経験のある方、結構たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

この黒いすす、実は黒カビなんです。

この黒カビ、どうすればいいのでしょうか。

このままエアコンを使い続けてもいいものなんでしょうか??

目次

カビや黒いすすが出てくるのはなぜ?

カビや黒いすすがエアコンから出てくるのは、ずばりエアコンの内部でカビが繁殖してしまっているためです。
特に夏の冷房を使った後は、湿気がたまりやすい状況になってしまっているんです!
夏場冷房を使う場合に、部屋の暖かい空気をエアコン内に取り込んで、それを冷やして部屋に冷たい空気を排出しています。
するとエアコンの中は暖かい空気でいっぱいです。それだけでも結露になりやすいですが、埃やゴミがエアコン内部に溜まってしまうと、ゴミや埃に結露がついてしまって、湿気・暖かい・汚れの三点セットでカビがどんどん発生しちゃうんですよ。
だから十分な掃除をしていないエアコンをつけてしまうと、カビや黒すすが出てくるんです!なんか納得ですね!

使用はやめた方がいい?

エアコンからカビや黒いすすが出てきてしまったら、使用はやめた方がいいですよ。
なぜなら、エアコンをつけてカビや黒いすすが出てしまうということは、カビや黒いすすをわざわざ空気中に拡散してしまうことになるんです。
それを吸ってしまうと、喘息だったり肺炎、気管支喘息を引き起こしてしまうこともあるんです。これは怖いですね…
我が家は私以外がみんな喘息持ちなので、考えるだけでも症状が悪化しそうで恐ろしいです。エアコンからカビや黒いすすが出てきたら、使用はやめてくださいね!

自分で掃除できるの?

エアコンの掃除は自分で出来ますが、出来る範囲は限られてしまいます。
というのも、エアコンは精密部分に水をかけてしまったら故障してしまいます。素人が下手に触ったりしない方がいいんです。
よく市販のエアコン洗浄スプレーがテレビなんかでも取り上げられているので、簡単に自分で掃除出来るんだなと思ってしまいますが、実際はきちんと乾燥させないと逆にカビを増殖させてしまったり、故障させてしまう原因にもなりかねません。
だから、普段の掃除としては、エアコンフィルターをこまめに2週間に1度は掃除するようにしましょう。これだけでも、電気代の節約になりますし、内部に埃がたまるのを防いでくれるのでとっても大事なことなんですよ!
私もしなければと思いながらつい忘れてしまうエアコンのフィルター掃除ですが、時間がない時には掃除機の先っぽを細いものに変えて、サーッとエアコンにフィルターを付けたまま埃を吸い取ったりしています。
もちろん時間がある時にはちゃんと中性洗剤で洗って、しっかり乾かしていますよ!

専門業者はどこに頼めばいいの?

エアコンの内部の掃除に関しては、専門業者に依頼をするのが一番安心できます。
ですが、実はエアコンのクリーニングサービスを扱う会社はものすごく沢山あるんです。
だから迷ってしまわれれる方も多いのではないでしょうか。
エアコンのお掃除業者はダスキンやおそうじ本舗といった掃除業者、ヤマダ電機やエディオンといった家電量販店、コープ、JAなどをはじめ、様々な沢山の会社が参入しています。
できるだけ大手のところが安心して利用できると思われがちですが、エアコンの内部について詳しいスタッフのいる所、実績があるところを見極める必要があります。
メーカーの指定業者がある場合には、そこを利用するといいですし、地域に密接した小さいエアコンクリーニングを請け負っている業者も人気があったりします。
だから、周りの人にどこでエアコンクリーニングをしているか聞いてみたりするのもいいですよ!
料金も業者によって様々なので、予算にあったところを選択するというのも一つの方法です。

料金や時間はどれくらい?

一般家庭によくみられる壁掛け用のエアコンの場合、壁に取り付けたままで掃除してもらうのであれば1台あたり1万円前後が相場になっています。2時間ほどでできることから、手軽に利用することができます。
ただ、壁に取り付けたままで掃除をするわけですから、エアコンの裏側まで綺麗にすることができなかったり、分解するわけではないので洗い残しや乾燥不十分になってしまうこともあるんです。
もう一つのエアコンクリーニング方法として、分解クリーニングという方法があります。
この場合はエアコンを取り外して工場へ持ち帰り、エアコンを分解して洗浄して乾燥させる方法です。隅々まで綺麗にすることが出来る上に、しっかり乾燥してエアコンが戻ってくるわけですから、壁に掛けたままの掃除方法よりも綺麗な仕上がりになっちゃうんです。
値段は2万円位からできるところもありますが、作業時間が長いと2週間くらいかかったりします。時間的にも料金的にも余裕がある場合にはおすすめですよ。
お掃除機能がついているエアコンや、天井埋め込み式のエアコンなどはエアコンクリーニングを依頼する場合、ノーマルのエアコンに比べると料金が3000円位アップします。

どのくらいの頻度で掃除すべき?

エアコンクリーニングの使用に関しては、エアコンの使用頻度や環境によって差が出てきますが、とりあえずエアコンクリーニングの目安として臭いがする場合に依頼するといいですよ!エアコンクリーニングは2年に1度すれば十分だと業者の方から聞きましたが、自分では出来ないことですし、家族の健康そのものに関係してくることなので、予算で問題ないのであれば、2年に1度はエアコンクリーニングをしてもらうと安心ですよね。
最近のエアコンにお掃除機能がついているものもありますが、お掃除機能を利用しているから大丈夫と過信しすぎるのはよくありません。
自分でもエアコンのフィルター掃除を2週間に1度はしたりするようにしましょうね。
また、おすすめなのが内部クリーニング機能です。
この機能がついている場合には、自動設定しておきましょう。
我が家のエアコンにもついている機能なんですが、毎回冷房運転後に、送風運転を30分くらい行ってエアコン内部を乾燥されてくれるんです。
このおかげもあってか、我が家ではまだ黒いすすは出てないですよ。

家族の健康にためにもお手入れをしっかりと

エアコン自体が家電製品の中でも高いので、できるだけ長く使用したいですよね!
それならば、大事にしっかりお手入れをしてあげましょう。
エアコンの内部は素人が触らない方がいいにしても、自分にできるお手入れ方法はありますよね?エアコンのフィルター掃除の他にも、吹き出し口もほこりやカビが付きやすいので要注意です。
特に喘息などの持病がある家族がいたり、赤ちゃんのいる家庭などでは、ぜひこまめに掃除をしましょう!家族の健康のためにもお手入れはしっかりと、清潔な空気をエアコンから送ってもらいましょうね!