5歳の子どもがなかなか寝ない。いい方法は?睡眠時間はどれくらい必要なの?
子どもも5歳くらいになると、お昼寝もしなくなり夜もなかなか寝てくれない子が出てきます。
なかにはもっと小さいうちから寝ない子もいますが、親としては子どもの睡眠時間が足りているかどうかも気になりますよね。
決まった時間にスムーズに寝かせる方法や、必要な睡眠時間について調べてみました。
目次
寝かせる方法はある?
子どもを寝室につれていっても、寝付くまでが長かったりしますよね。
早く寝かせて自分時間を楽しみたい親としては、1日の最後のがんばりどころ。
ここをスムーズにするための方法として、朝早く起こして、お昼寝はさせない。昼間にとにかく体力を使わせる、などがあります。
それでも寝ないという子は、体や頭を寝る時間に切り替えてもらう方法がいいかもしれません。
たとえば、就寝時間の30分くらい前から「もうすぐ寝る時間だよ」と声をかけておき「もうすぐ寝なきゃいけない」ということを頭に入れてあげます。
遊びの途中に突然、寝なさいと言われても続きが気になりますよね。
これは子どもだけではなく、大人だって嫌だと思います。
もうすぐ自分は寝るんだということを教えてあげると、それにあわせて遊びも切り上げることができます。
また、冬は特に体をあたためて寝せたいからと、子どもを寝る直前にお風呂に入れる人も多いかもしれません。
もちろんそれはいいことですが、体はあたたまっている状態から体温が下がるときに眠気を感じるそうです。
この体の機能をうまく使うことで、子どもをすんなり寝かせることもできますから、就寝時間から逆算してタイミングよくお風呂に入れてあげるといいですよ。
どんな手段を試しても寝ない、という時はもう思い切って親も一緒に寝てしまうのもひとつです。
なぜ寝ない?
そもそも、なぜ寝ないのでしょうか。5歳になると親が思っているより体力もあります。
昼間に体をたっぷり使わせてあげないと、体力があまってしまうのでしょうね。
天気の悪い日なんかは特に、外で遊ぶことができず体力をもてあましてしまいます。
あとは、寝る前に興奮するような激しい遊びやテレビ、ゲームなど明るい画面を長時間見ることなども寝ない原因となります。
心当たりがあるようなら、できれば寝る前は静かに遊び、テレビも消す、部屋のあかりも少し薄暗いものにするといった方法で、頭と体を徐々に寝るモードに変えてあげるといいですよ。
5歳の睡眠時間はどれくらい必要なの?
子どもは年齢によって、これくらいの睡眠時間が必要という目安があります。
5歳児に必要な睡眠時間は、10~13時間と言われています。
夜寝るのが遅くなる場合は、お昼寝などで補ってあげましょう。
お昼寝をしない子であれば、夜の睡眠時間がこれくらい取れるように就寝時間を決めてあげるといいですね。
睡眠時間が短いと問題はある?
子どもの睡眠時間が短いと、様々な影響が出ると言われています。
集中力の低下や情緒不安定、感情を抑えられなくなったり。眠ることで成長ホルモンが活動しますから、身体の成長にも影響が出てきますし、学習能力にも影響が出る場合もあります。
睡眠時間が短くても元気だったり朝も寝坊することなく早く起きる子も中にはいますが、こんな影響があるとなると、これから小学校に上がるうえで不安になってしまいますよね。
病気の可能性は?
あまりにも寝ないと、病気では?と思うこともあるでしょう。
子どもでも大人のように不眠症になる子もいるようです。不眠症になると寝つきが悪く睡眠の質も悪いため、常に睡眠不足の状態です。
そうなると日中はイライラして不機嫌になることがあるかもしれません。
睡眠障害のひとつには、昼夜の生活時間と体内時計が合わず、睡眠のリズムが整わない状態になるものもあります。
このような病的なものを感じるようであれば、一度診てもらうのがいいでしょう。
また、発達障害を持つ子どもは何らかの睡眠障害を持っていることがあると言われています。
というと不安になるお母さんは多いかもしれませんが、この場合の多くは赤ちゃんの時からうまく寝てくれず大変だったという経験が多いようです。
あせらずに、色々な方法を試すこと
子どもが寝てくれないと自分の時間も取れずストレスがたまりますし、成長にも影響を与えるとなると寝せることに必死になってしまいますよね。
寝かせるためには色々な方法があります。
できることから少しずつ試してみてください。