トマトはどのくらい日持ちするの?賞味期限、保存方法が知りたい!

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トマトはどのくらい日持ちするの?賞味期限、保存方法が知りたい!

リコピンがたっぷり含まれていて体にいいとされているトマト。

現在は様々な品種が出ていて、向かいのトマトのような酸っぱいものから、フルーツトマトのような甘〜いものまで様々。

そのまま食べても美味しい上に、料理にも大活躍!

昔は夏場がトマトの旬でしたが、現在では一年中手に入るのも嬉しいですね。

そんなトマトですが、どうやって保存すると長持ちするかご存知でしたか?

常温の場合、冷蔵の場合、冷凍の場合と、保存方法と賞味期限をお教えしますので、上手に活用しましょう!

目次

常温の賞味期限・保存方法は?

常温での保存期間
トマトは追熟(収穫後に食べ頃になるまで待つこと)させて出荷する野菜です。

青いうちに収穫して、スーパーに並ぶ頃には赤くなっています。

そのため、常温での保存が一番長持ちする方法。

買った時は若干青みがかっていても、保存していると次第に熟されて食べ頃になります。

青い状態のトマトを保存するのに最適な温度は10℃〜15℃で、赤くなって熟しているものは8℃〜10℃です。

夏場はこれより気温が高くなってしまうので、冷蔵など別の方法で保存する方が良いでしょう。

逆に、冬場は室温から見ても常温保存に適していると言えます。

青いトマトの常温での賞味期限は2〜3日程度です。

赤いトマトはそれより保ちませんが、冬場でしたら1週間程度保ちます。

保存する際にはヘタを下にして、冷暗所で保管します。

すでに充分熟しているものは、冷蔵庫に移すか加工して保存しましょう。

冷蔵の賞味期限・保存方法は?

冷蔵での保存期間
赤く熟したトマトは冷蔵庫での保存が向いています。

冷蔵庫で保存する場合は、1〜2週間日もちします。

保管する時は、ヘタを下にして、重なり合ったりぶつかったりしないようにします。

ポリ袋に入れてしっかりと口を閉じて保存しましょう。

こうすることでトマトから出るエチレンガスが、他の野菜などに影響することを防げます。

エチレンガスは「老化ガス」とも言われていて、野菜や果物などの追熟を早める作用があります。

そのため、隔離しておかないとどんどん他の野菜の鮮度が落ちてしまいます。

スーパーなどで購入する際に入っているパックを活用すると、トマト同士のぶつかり合いやエチレンガス問題を解決することができますよ。

使うときにだけラップを剥がして必要な分を取り出すようにするといいでしょう。

また、一度カットしてしまったトマトも冷蔵庫で保存できます。

空気が触れてしまうと悪くなりやすいので、切り口をラップでしっかり密閉するか、タッパーなどに入れて保存します。

数日間〜10日程度は日持ちしますが、細かく切ったりしたものは早めに使い切りましょう。

切った箇所が少ないものほど長持ちします。

冷凍保存できるの?その方法は?

冷凍での保存期間
冷凍保存することももちろん可能です。

綺麗に洗ったトマトを、ヘタを取り除いて冷凍します。

そのままでも、大きめにカットしても大丈夫です。

一度冷凍すると、解凍した際に皮がするりと剥けるので、調理する時にとても便利です。

保存する時はジップ付きの袋などに入れて、空気を抜いて冷凍庫に入れます。

冷凍されたトマトは、生で使おうとすると水分が出てビシャビシャになってしまうので、加熱調理などがベストです。

ただし、くし形などに切ったトマトを半解凍したものは、サラダに使うなどの活用方法もあります。

冷凍の場合の保存期間は?

冷凍の保存期間
冷凍したトマトは2ヶ月程度日持ちしますが、先に加熱調理したものやしっかりと保存状態を保ったものは半年ほど日持ちします。

空気をしっかり抜いて、トマト本体の水気をきちんと拭いて保存すると長持ちしやすいですよ!

冷凍で保存したトマトの解凍方法

解凍方法
解凍する際は、トマトをタッパーなどに入れて電子レンジで解凍します。

自然解凍してしまうと、トマトの組織が崩れて美味しくなくなってしまいます。

解凍すると水分が抜け、透明な水のようなものがトレイに残りますが、こちらも栄養がたっぷりなので是非料理に活用してくださいね!

トマトがた〜くさん!こうやって保存しておくととっても便利!

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冷凍保存が便利なのは嬉しいのですが、どんなに大きな冷凍庫でも大きなトマトをたくさん保存するにはどうしてもスペースが必要ですよね。

そんな時、我が家では「トマトソース」を作って冷凍保存します。

皮をむいたトマトを、調味料で煮込むだけ。

生トマトからなので、栄養もしっかり残っています。

できれば薄味をつけて、冷凍保存用のジップ付きポリ袋に入れ、空気を抜いて密封します。

平らにならしておくと、たくさん重ねて保存しておけるので便利です。

使う時だけ、欲しいぶんを包丁などでカットして解凍して使用します。

この方法だと「ミートソース」などでも応用できますが、なぜうちが「トマトソース」にこだわるかというと、ひき肉が入ってしまうと賞味期限が短くなってしまうからなのです。

トマトソースだけを冷凍保存して、ミートソースを作る時には炒めたひき肉にこの凍らせたソースを投入するようにすると、悪くなりづらく長く使えます。

ミネストローネやグラタン、ラザニアなどにも使えるシンプルソースにしておくのがポイントですよ!