行者にんにくって生で食べられるの?美味しい食べ方を教えて!
この記事では、行者にんにくは生で食べられるのかについてお話します。
せっかく珍しい行者にんにくが手に入ったのであれば、出来るだけそのままの味を楽しみたいと思われる方も多いのではないでしょうか。
美味しい食べ方も併せてお話しますので、良かったら参考にしてみてくださいね。
目次
生のまま食べられるの?
行者にんにくは生でも食べられることは食べられます。
もともと、昔山奥で修行中の行者が滋養強壮に良いとされるこの山菜を食べていたことから、「行者にんにく」と名付けられましたが、それだけ栄養価が高いとされています。
加熱することにより、栄養素の細胞が破壊されたり食材から流れ出てしまったりすることもあるため、生のまま食べた方が栄養をそのまま体内に取り込むことが出来ます。
ですが、生のまま食べることによって、刺激が強く腹痛や下痢・吐き気をもよおす場合もあるので注意しなければなりません。
どんな味がするの?
行者にんにくは、名前の通りにんにくのような独特な香りがとても強い山菜です。
味もにんにくの風味がありますが、特に根元がにんにくの味がします。葉っぱはどちらかというとニラの味を想像された方がいいかもしれませんね。
私は行者にんにくを生のままで食べたことはないですが、加工された醤油漬けを食べたことがあります。
にんにくみたいでとても美味しかったですよ。
生のままで行者にんにくを食べると、辛みも強いので苦手な人にとってはちょっと辛いかもしれません。
生で食べる時の注意点は?
行者にんにくは生のままでも食べられます。
ただし、行者ニンニクには「アリシン」と呼ばれる強い殺菌作用のある成分がたっぷり含まれているため、生で食べると胃の粘膜が荒れてしまう可能性があります。
ですから、胃腸の弱い人は食べない方がいいかもしれませんね。
また、胃腸が弱くなくても、食べすぎることによって下痢や嘔吐を引き起こしてしまう可能性もあります。
生で食べるのであれば食べすぎないようにしましょう。
アリシンはニンニクやニラにも多く含まれています。
ニンニクに関しても生で食べすぎるとお腹が痛くなったり吐き気がしたりするということがありませんか?
生のニンニクに関しては、一日1片~2片程度にとどめた方がいいとされています。
行者にんにくに含まれるアリシンの量は、ニンニクよりも多いと言われていますので、生で食べすぎないというのは心掛けた方がよさそうですね。
生の行者にんにくの活用法は?
①生のまま醤油につける
生食で行者にんにくをそのまま口にするのは辛みが強くちょっと苦手という場合は、洗った行者にんにくを生のまま醤油:酒=1:1につけて一晩おいておきましょう。
味が付くことでとても食べやすくなります。
②生春巻きの具材として
行者ニンニクを生春巻きの具材として使うことで、ちょっとした辛みや香辛料としてのアクセントとして美味しく食べられます。
たくさん生の行者にんにくを入れすぎてしまうと、香りが強すぎてしまいますが、ほんの数本入れるだけで存在感を放ちながら美味しく食べられます。
③たれに使う
行者にんにくは、刻んでタレに入れて、食材にかけてみましょう。
行者にんにくに含まれるアリシンは、非常に栄養価が高く生活習慣病の予防やビタミンB1の吸収を助ける働きもしてくれていますが、刻んで使うことでより効果がアップします。
例えば、魚のフライを作って、酢を利かせたタレを作り、そこに生の行者にんにくを刻んで入れることによって、ニンニクの風味が効いた食欲をそそるタレに仕上がります。
生のままでタレごと食べられるため、栄養価も損なわれませんし、食べすぎを防ぐことも出来ます。
もちろん、魚のフライではなくても、鳥の唐揚げや、ステーキ等何でも合いますので、ちょっと手を加えてみてはいかがでしょうか。
④味噌をつけてかじる
キュウリのように、行者にんにくを生で、味噌などにつけて食べるのもおすすめです。
行者にんにくは歯ごたえもよく程よい甘みも感じられるため、ニンニクの風味とマッチして美味しく食べられます。
加熱しても美味しい
行者にんにくは、加熱した方が食べやすいことは食べやすいです。
・ニラ玉のニラの代わりに行者にんにくを使う
・天ぷら
・チャーハンの具
・餃子の具
・お浸し
・焼き肉やジンギスカンと一緒に食べる
・卵焼きの具
・チャーハンの具
・パスタ
・ピザ
上記のように色んな食べ方をすることが出来ます。
これは行者にんにくがにんにくの風味で食欲をそそる香りと味ということが影響しています。
ですから、あまり難しく考えることはなく、色んな料理に使って、行者にんにくを楽しみましょう。
生でも加熱しても、食べすぎには注意しながら色々試してみてくださいね!