ふにゃふにゃになってしまった人参。使わない方が良いの?復活させられる?

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ふにゃふにゃになってしまった人参。使わない方が良いの?復活させられる?

この記事では、ふにゃふにゃになってしまった人参は食べられるのかについて、お話します。
ふにゃふにゃになった人参を前に、捨てるべきかどうするべきか迷っている方は、良かったら参考にしてみてくださいね!

目次

ふにゃふにゃになるのは何故?

人参がふにゃふにゃになってしまうのは、水分が抜けてしまっているからです。

新鮮な人参は硬いので、手で折ると「パキッ」という音がしてみずみずしい断面が顔を出しますが、ふにゃふにゃの人参は折れるのは折れるものの、しなります。

私も何度もふにゃふにゃの人参に遭遇したことがありますが、人参の先っぽを指で押したらグニャっと曲がるので「食べられるのかな、これ。」と思っちゃいますね。

人参がふにゃふにゃになると、人参の表面はシワシワになったり、黒くなったりするので、これは食べられるのかな?と不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。

食べても大丈夫?

ふにゃふにゃになってしまった人参は食べれないような気がしますが、食べれます。
というか、私は食べちゃっています。

ふにゃふにゃになってしまった人参は、輪切りにすると、中が空洞になったりします
が、それは水分が抜けてスが入ってしまっている状態です。
それでも食べられるので、食べていますよ。

ただし、次の4つの症状がみられる場合は食べません。

  • 人参の表面に白や緑の、綿のようなカビがついている
  • 人参の表面に、洗っても落ちないヌメリがある
  • 汁が出たり、ドロッと溶けている
  • 酸っぱい臭いや、鼻を突くような悪臭がする

以上の症状が見られる場合は、腐っているので、食べない方が良いですよ!

特に、カビているところを取り除けば食べられると思われるかもしれませんが、カビ菌は人参の中まで浸透している可能性もあります。
そう考えると、口にするのはちょっと危険なので気をつけてくださいね!

復活させることはできる?

ふにゃふにゃになってしまった人参に、がっくり肩を落としてしまわれる方も多いかと思いますが、実はこの人参を復活させる裏技があります!

やり方はとっても簡単で、コップやタッパに水を入れて、ふにゃふにゃになってしまった人参をつけておくだけなんです。
お手軽さが魅力的ですよね!
少しのふにゃふにゃ具合なら、1日つけておけば復活しますよ。

結構ふにゃふにゃしてしまっている場合は、2日~3日以上つける必要があるかもしれません。
その場合は毎日水を替えないと、雑菌が繁殖してヌメってしまいますので、そこだけ注意してくださいね。

ただ、中に空洞ができて“ス”が入っている状態では、私は復活させることができませんでした。
だからふにゃふにゃでも、スが入っていないものに関しては、復活させることができる可能性が高いですが、スが入ってしまっている状態は難しいかもしれません。

ちなみに人参の頭(へた)の部分だけを水につけるだけでも、ふにゃふにゃになった人参を復活させることができるとテレビで見たのですが、ヘタ側は戻るものの、お尻側の先までは戻らずで、私はうまくいかなかったです。

ふにゃふにゃになりかけの人参なら、上手に戻るかもしれませんので、良かったら試してみてくださいね。

調理に使うとしたら、調理法は?

①生より加熱

ふにゃふにゃになってしまった人参を調理に使う場合は、生で食べるよりは火を通した方が美味しく食べられます。
ふにゃふにゃになった人参を生で使うとなると、グニャっとして歯ごたえが悪いですし、新鮮でない野菜を生で食べるのは、ちょっと気が引けますよね。
それならば煮たり、炒めたり、茹でたりして加熱をして使ってみてください。

②煮る・スープにする

煮るうちにふにゃふにゃになった人参は、水分を吸い込んでもとに戻っていくので、食べる時にそこまで気にならないです。薄切りにしてスープにしても、美味しく食べられますよ!

③炒める

炒める場合は時間があれば、千切りや薄切りをした人参を、水にしばらくつけてから水気を取って炒めてみてはどうでしょうか?切り干し大根の要領で、ある程度水分を人参に戻すことができますよ。

私は面倒なので水で戻しませんが、全く気にならないです。ちょっとシナっとなっていても、それがまた面白い食感で美味しいですよ。

ふにゃふにゃになった人参を調理する場合、皮をむきにくくて困るという方も多いかと思いますが、人参をしっかり洗ったら皮をむかずそのまま使ってみてはいかがでしょうか。
人参の皮にこそ栄養がたっぷり詰まっていますし、美味しく食べられますよ。

また、人参の皮を分厚くむいたとしても、その皮はぜひ金平などにして食べるのがおすすめです。

ふにゃふにゃになるのを防ぐ方法は?

①保存方法に注意

人参がふにゃふにゃになるのを防ぐ方法は、人参の保存方法に注意してみましょう。

始めにもお話しましたが、人参がふにゃふにゃになるのは、水分が抜けてしまうからです。だから乾燥しないような保存の仕方を心がけるといいですよ!

冷蔵庫に保存する場合は、人参の葉や茎を根元からカットして、1本ずつ新聞紙にくるんで、ビニール袋に入れます。
あとは出来るだけ人参にストレスを与えないよう、牛乳パックの空き箱などに立てて冷蔵庫に保存すると長持ちしますよ。

②出来るだけ早めに食べきる

乾燥を防ぐための保存方法を実践したとしても、それに甘んじて長期間食べずにいると、さすがにグニャっとしてきますよ。
だから、出来れば食べきれる量を購入して、早めに食べきるのがおすすめです。

おやつにもおすすめ

ふにゃふにゃになった人参をすりおろしたり、細かくカットして茹でたら、ホットケーキミックスやクッキーの生地に混ぜて焼くと、美味しく食べることができます。

我が家の子どもたちは、みんな人参が苦手です。
でも、すりおろした人参をホットケーキミックスに混ぜて、パウンドケーキを作ったり、クッキーの生地に混ぜたりすると、何も言わずに食べているので、子どもたちに人参を食べさせるのであればおやつに混ぜるのがおすすめですよ。

この時ふにゃふにゃになってしまった人参をすりおろすのは、ちょっとグニャグニャしてやりにくいですし、気を付けないとおろし金で手を切りかねませんので、注意しましょう。

あと大人のおやつとして、野菜チップスもおすすめです。
ふにゃふにゃになった人参を薄くスライスして、薄くオリーブオイルと塩をまぶしたら、オーブンで低温設定にして、じっくりパリパリになるまで焼いてみてください。
水分が少し抜けているので、作りやすいですよ。

ふにゃふにゃになった人参も、傷んでいなければ食べられるので、上手に活用してみてくださいね!