寝返りをしだした赤ちゃん。昼間の居場所はどこがいい?
この記事では、寝返りをしだした赤ちゃんの昼間の居場所について、お話します。
お子さんが寝返りしだしそうで、どうしようか悩んでいる方は、よかったら参考にしてみてくださいね!
目次
リビングの床に寝かせておいて大丈夫?
寝返りしだした赤ちゃんの昼間の居場所で悩まれる方は、多いかと思います。
我が家は3人の娘がいますが、みんなリビング生活でしたよ。
寝返りが始まると、自分で戻れるようになるまでは、いちいち戻してあげないといけないので目が離せません。
目の届く場所となると、日中リビングで過ごすことが多いという方は、リビングの床に寝かせておくと安心ではないでしょうか。
床が硬いのが気になるから、ソファーに寝かせた方がいいのかなと思われる方もいるかもしれませんが、高い場所にベルトなしの状態で寝かせると、落下して逆にとても危険です。
それならば、始めからちょっと床に工夫をして、寝かせた方がいいですよ!
ただ、日中一緒に過ごす年の近い兄弟がいる場合や、ペットと暮らす場合は、赤ちゃんを床に寝かせる際に対策をとった方が安心かもしれませんね。
サークルは必要?
赤ちゃんが寝返りをしだしたら、サークルがあると確かに便利ですが、必ずしも必要というわけではありません。
①サークルのメリット
我が家の三女は、ハイハイはもちろん寝返りもまだできない時期に、私がちょっとトイレに行っている隙に、リビングの真ん中から忽然と姿を消してしまい、ものすごく焦ったことがあります。
結局、三女は強い脚力を生かして仰向けのままテレビ台の下にあった空間に入り込んでしまっていて、突然顔が出てきてびっくりしましたね。
赤ちゃんによっては、我が家の三女のように仰向けのまま脚力を生かして器用に移動してしまう”背這い“をする子がいます。
移動先で寝返ってしまったら危険なものもあるかもしれませんし、サークルがあったら確かに安心です。
サークル自体は赤ちゃんが成長するにつれて、この時間はこの場所で遊んでいてほしいという時や、赤ちゃんに触ってほしくない家電を囲うのにも役立つので、あっても困らないのではないでしょうか。
また、日中一緒に上の子と過ごす場合は、上の子の動きが激しく赤ちゃんを上の子の傍で、床に寝かせておくのは心配という時にも、サークルがあると安心できるかもしれませんね。
②サークルのデメリット
サークルは大型のベビー用品なので、使用するにも使用後保管するにも、十分な場所がないと邪魔です。
また、購入すると結構お金もかかるんですよね。
私は大きなベビーグッズが増えるのが嫌だったことに加えて、長女も次女も動きはそんなに激しくなかったため、ベビーサークルの購入を検討したことがありませんでした。
三女だけのためにサークルを買うのももったいない気がしたので、結局購入しませんでしたね。
コスパの良い方法は無い?
日中親の目の届くところに、寝返りを始めた赤ちゃんを安心して寝かせておくためには、ベビーサークルやベビーベッドを利用するのもおすすめですが、購入しようと思ったら結構なお金がかかります。
①レンタルサービスを利用する
ベビーベッドやベビーサークルを、この時期のためだけに購入するのはコスパが悪いですが、レンタルサービスを利用すれば購入するよりもお得に利用することができます。
使い終わったら返却すればいいので、保管場所にも困りませんし、おすすめです。
ただこの先妊娠を希望しているとか、今後の成長でも利用できそうというのであれば、購入した方がお得になるので、よく検討してみてくださいね!
ベビーベッドは、最近ではコンパクトにたためるものがあるので、それを利用すると場所を取りません。
レンタルサービスにあれば、よかったら検討してみてはいかがでしょうか。
②バウンサーやスイングの活用
自宅にバウンサーやスイングがあるのであれば、床に置いておくのが不安な時だけバウンサーやスイングに移動させて、ベルトをつけておくと安心です。
赤ちゃんがペットや歳の近い上の子と日中一緒に過ごす場合には、トイレに行ったり洗濯を干したりちょっとその場を離れる時心配ですよね。
そんな時にも、バウンサーやスイングがあると便利ですよ。
もっていない場合は、レンタルサービスを利用するのもおすすめですが、これも必ずしもなければならないというものではありません。
我が家もたまたまおさがりをいただいたものを、次女・三女の時使っていましたが、便利は便利でしたよ。
③寝返り防止クッション
寝返り防止クッションがあれば、お母さんがちょっと家事をしたい時にリビングに設置しておくと、赤ちゃんが移動して寝返りをして危険という心配が減ります。
赤ちゃんを寝かせる両サイドに、クッションがありますが、幅を調節できるタイプのものがあれば楽に使用することができますよ。
farskaのベッドインベッドエイドは、ベビーベッドや布団でも使えますし、リビングにそのまま移動させて使うことができるので便利です。
値段は5000円くらいしますが、ほかの寝返り防止クッションの中には、1000円くらいで購入することができるものもあります。
納得いくものを検討してみてはいかがでしょうか。
④ベッドインベッド
farskaのベッドインベッドフレックスは、一つあるとベビーベッドがなくても添い寝を手軽にできることから、新生児から使うことができます。
持ち運びが簡単なので、日中はベッドインベッドをリビングにもってきて寝かせることができますし、寝返りができるようになっても両側から頭部までがガードされているので安心です。
また股ベルトがついているので、ちょっと目を離す時はベルトをしておくと安全ですね。
このfarskaのベッドインベッドフレックスは12000円前後するので、高いなと感じられるかもしれません。
でも成長に合わせてお座りをサポートしてくれたり、食事の際の椅子の高さを調節したりするのにも使えるため、0歳から3歳ころまで使えるという優秀なアイテムです。
だから、食事用の幼児用チェアを購入する必要もありませんし、お座り用のチェアを用意する必要もないので、長い目で見ればすごくコスパのよい商品といえます。
赤ちゃんの成長を考えたアイテムが欲しいという方は、購入を検討してみてはいかがでしょうか?
⑤ベビー布団
我が家のリビングはフローリングですが、娘たちが赤ちゃんの時、床に薄いラグを敷いていました。
でもそのまま赤ちゃんを寝かせると、硬いかなと思って、ベビー布団を敷いてその上に寝かせていましたよ。
ただ寝返りが激しくなると、ベビー布団の上からコロンと落ちますね。
始めのうちは、敷布団の両サイドに毛布を丸めて置いていましたが、次第に面倒になって気にしなくなりました。
⑥ジョイントマット
フローリングの上に、ジョイントマットを敷いて赤ちゃんを寝かせている人も結構多いです。
よだれが出てもさっとふき取ることができるので便利ですし、ベビー布団に比べて広くクッション性のある床を作ってあげられるのが魅力ですね。
子どもが大きくなってからも、そのまま敷いて遊ばせることができるので、長く使えてコスパもいいですね。
この点は気を付けて!
①周りに危険なものがないように
ちょっと目を離したすきに、赤ちゃんが寝返りしてどんな危険があるか分かりません。周りに危険なものがないか、よく確認するようにしましょうね。
足で動いて寝返りをしたところに、ボタンや小物があったりすると赤ちゃんの口に入ってしまいます。誤飲事故を防ぐためにも、周りに危険なものがないよう注意しましょう。
②敷布団が柔らかくなりすぎないように
赤ちゃんを床に寝かせるのに敷物を敷くのであれば、柔らかすぎないものがおすすめです。
我が家はマットレスタイプで少し硬めのベビー敷布団を使っていましたが、下が柔らか過ぎると寝返りをした時、顔が敷布団に沈み込んでしまいます。
そうなると、息がしづらくなってしまうので、できるだけ硬めの敷布団を選ぶようにするのがおすすめです。
③兄弟に踏まれないように
一人目の時は全く何も思わなかったのですが、二人目の子育てでとにかくひやひやしたのが、上の子に下の子が踏まれないかです。
だから、一人目では全く必要を感じなかったベビーベッドをおさがりでもらいました。
ベビーベッドはリビングにおいていなかったので、日中はリビングに布団をもってきて寝かせていましたが、私自身もそばにいるようにしましたし、上の子にも踏まないように声をかけ続けましたよ。
でも、日中リビングに赤ちゃんを寝かせていたら、寝返りをすると上の子が「ママー!赤ちゃんコロンしたよー!」と教えてくれたのですごく助かりもしましたね。
上の子に「教えてくれてありがとう!とっても助かる!」とギュッと抱きしめながらお礼を言うと、すごくうれしそうな顔で妹の見守り隊をしてくれました。
ただ、動きの激しい元気いっぱいのお兄ちゃん・お姉ちゃんがいるときは、動きにちょっと注意が必要です。
④ペットはゲージの活用も検討
ペットを飼っている場合は、赤ちゃんがリビングの床で過ごす際に、自分が傍にいないのであれば、ゲージに入ってもらうようにすると安心です。
スイングやバウンサーの利用も有効的なので、自宅のペットに合った方法を見つけてみてくださいね。
それぞれの家庭に合った居場所づくりを
家庭によっては、家の中が広いのでサークルを置いても問題ない場合もあるでしょうし、
できるだけ家の中にものを置きたくないという人だっていますよね。
我が家は長女が生後9か月になるまでは2Kのハイツに住んでいましたが、長女のベビーアイテムですでに家の中がギュウギュウ状態で、サークルの検討なんて頭にもありませんでしたね。
でも、狭いからこそいつも同じ空間に長女がいて目が届きましたし、リビングにベビー布団を置いて、上に寝かせて寝返りを始めた時期を十分しのぐことができました。
今の一軒家に引っ越して次女・三女が生まれてからも、1階が生活スペースだったので、常に1回にキッズ・ベビー用品が溢れていて、結局スペースってなかったです。
そうなると、できるだけものを置きたくないとうこともあり、リビングにベビー布団を置いて生活するというのが主流となり、それで十分でした。
だから、どうとでもなるというのが私の意見です。
ただ、家庭によっては上の子が元気いっぱいだったり、ペットがいたり、赤ちゃんの快適さを重視してあげたいと思ったりするのであれば、今はいろんな便利なアイテムがあるので活用してみてはいかがでしょうか。
その場合は、長く使えるかどうかも検討材料になると思いますよ。
お子さんに合った居場所を作ることができるといいですね!