赤ちゃんの授乳時間がどんどん短くなってきた!このままで大丈夫?
この記事では、赤ちゃんの授乳時間がどんどん短くなってくるのは大丈夫なのかについて、お話します。
赤ちゃんの授乳時間が短くなると、ちゃんと飲めているのか、成長に悪影響なのではないかと不安になってしまいますよね。
そんな不安を解消したいと思っている方は、良かったら参考にしみてくださいね。
目次
授乳時間が短くなっていくのはなぜ?
月齢の低い赤ちゃんは、初めての哺乳に慣れるまで、授乳に時間がかかりますが、成長とともに授乳時間はどんどん短くなっていきます。
それには大きく二つの理由が考えられますよ。
①哺乳のコツをつかんだ
赤ちゃんは一日に10回~20回くらい哺乳をしますが、それを繰り返すうちに、次第に哺乳のコツをつかんできます。
しっかり乳首を吸うことが出来るようになるため、お腹に溜まる母乳やミルクのスピードも速くなりますよ。
特に母乳の場合は哺乳瓶の乳首と違って、吸うのが難しいと言われています。
でも赤ちゃんの成長と共に、短い時間でもたくさんの量の母乳やミルクを飲むことが出来るようになるんです。
②満腹が分かるようになる
赤ちゃんは成長と共に哺乳の力が強くなりますが、同時に「お腹がいっぱいになったのでもういらない」と、飲むのをやめるようになります。
これまではミルクや母乳を飲んでいつの間にか疲れてそのまま寝てしまっていた赤ちゃんも、満腹になってもういらないと自分で乳首から口を外すようになってきますよ。
個人差はありますが、大体生後3か月~4か月くらいから見られるようになります。
自分に必要な量だけ飲んで口を外すことが出来れば、授乳にかかる時間が短くなってくるのもうなずけますね。
おしっこやうんちはちゃんと出る。これは大丈夫?
授乳時間が短いと、ちゃんと母乳やミルクが足りているのか不安になってしまいますよね。
特に母乳の場合はどのくらい飲んでいるのかというのが分かりづらいので、心配になってしまう気持ちはよく分かります。
私も1人目の子育て中はすごく気になりました。
でも産院で母乳が足りているかどうかの判断は、おしっこがちゃんと出ているかどうかだという風に教えてもらったので、それを信じて授乳をしましたよ。
だからおしっこだけでなく、うんちもしっかり出ているのであれば、母乳やミルクはちゃんと足りているので大丈夫です。
ちなみに、個人差はもちろんありますが、新生児~生後6か月のうちはおしっこが1日10回~20回くらい出ますし、生後6か月以降でも1日に10回~15回くらい出る子は出ます。
また、うんちも便秘にならなければ1日に2回以上出ますよ。
参考にしてみてくださいね。
我が家も子どもたちは母乳で育てましたが、どの子も始めのうちは1日に20回近くおむつを替えた記憶があります。
うんちも新生児から3か月くらいまでは、1日に何度もしていましたが、長女は生後3か月辺りで便秘になってものすごく焦った記憶があります。
なので、うんちが出ていないから母乳が足りていないと安易には言えません。
うんちが1日でなかったからと、母乳が足りていないのかもしれないと焦らず、まずはおしっこの回数をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに長女の便秘は、綿棒浣腸で便秘3日目にどっさり排便があり解消されましたよ。
授乳の間隔も開けていい?
授乳時間が短いのであれば、授乳の間隔を開けて次の授乳でしっかりお腹を空かせて飲んでもらおうと考える人もいるかもしれません。
でも、一度に飲む力がついて授乳時間が短くなっているのであれば、授乳の間隔をあえて開ける必要はないのではないでしょうか。
特に母乳の場合は赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけ母乳を与えても問題ないと、産院で言われたくらいなので、授乳の間隔を開けなくても赤ちゃんの欲しがる時に授乳をすればいいですよ。
ミルクの場合は、成長に合った1日の摂取量がメーカーによって設定されているので、赤ちゃんが短い授乳時間にどれくらいの量を飲んでいるのかに注目する必要があります。
一度に飲む量が少ないのであれば、間隔を狭めて調整した方が良いのかもしれませんね。
逆にミルクが足りずに一度のミルクの量を増やすのであれば、授乳の間隔は開けることも検討してみてはいかがでしょうか。
どれくらいまで短くなるもの?
授乳時間は赤ちゃんによって個人差があります。
我が家は3人の子どもがいますが、どの子も新生児の時から哺乳が上手でした。
産後すぐの赤ちゃんは胃が小さく、一度に飲むことが出来る量も少ないので、あっという間にお腹がいっぱいになってしまう子も多が多いです。
私の娘たちも左右両方の授乳が8分~10分程度で終わって爆睡することがしょっちゅうでした。
実際、助産師さんに始めの5分ほどで、哺乳の8割は終わっていると言われたので、哺乳中に寝てしまっても大方の哺乳が終わっている子の方が多いのかもしれません。
哺乳に慣れて、沢山吸えるようになると、一時期は片方15分ずつくらいくわえて、ウトウト寝ながら哺乳をするようになりましたが、口から離すと起きて泣くので30分~1時間くらい授乳にかかる時期もありました。
でも3か月を過ぎると、授乳をしても途中で遊びだしたりして左右両方の授乳が10分程度で終わったり、早い時には5分もかからず授乳を終える時もありましたよ。
もちろん、その日の気分やお腹の空き具合、のどの渇き具合によっても飲む量や勢いは違うのかもしれません。
でも、トータル的におしっこやうんちがしっかり出ていて、成長も母子手帳の成長曲線から大幅にはみ出していなければ大丈夫なので安心してくださいね。
赤ちゃんも10人いれ10通りの授乳時間があります。
人それぞれ違うので、あまり神経質になり過ぎず授乳が出来るといいですね!
心配なようであれば、小児科の先生や保健センターで相談をしてみるといいですよ。
赤ちゃんの月齢がどれくらいになるまで記録すればいいの?
授乳の記録をつけているお母さんにとって、赤ちゃんの月齢がどれくらいになるまで記録をつければいいのか迷う方もいるかもしれません。
授乳の記録をいつまでつければいいという、明確な時期は人によってそれぞれです。
私は母乳で子どもを育てていましたが、どの子の記録も始めだけで続きませんでした。
でも3人目の娘は2400gの低体重児の区分だったため、授乳時間と授乳間隔を大まかにノートに記録して、体重の増えに問題がないと言われた1か月検診までは頑張って続けましたよ。
記録をつけたりつけなかったりすることもありましたが、体重がしっかり増えて問題ないと分かったので、1か月検診が終わったら記録しなくなりました。
ミルクを与えていたお母さんは、結構細かく記録を続けている人が周りは多かったですよ。
特に検診で成長に関して太り過ぎや、痩せすぎということを言われたのであれば、継続してミルクや母乳の量が足りているのか把握する
ためにも、とりあえず授乳期間はつけておくと安心かもしれません。
離乳食の進みが悪いのであれば、赤ちゃんの成長も気になるところですよね。
だから、赤ちゃんの成長具合に合わせていつまで記録を続けるかは判断したいところですね。
記録をすることで、小児科の先生や保健センターで相談をする時にも、どんなところに気を付けたらいいという具体的なアドバイスをもらうことができます。
子どもの成長具合が気になるのであれば、授乳期間は記録を続けるのがおすすめです。
授乳時間は赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんで!
私も三人目の時にやってしまったのですが、授乳の際にスマホをいじっちゃっていませんか?
つい「何もすることもないしな」と思って、スマホをいじってしまうのですが、赤ちゃんはそれを見ています。
私も母に「赤ちゃんがお母さんスマホばっかり見て私のことみてくれてないって言ってるよ!」と言われてハッとした記憶がありますよ。
授乳時間を気にしすぎるのもよくないですし、スマホに夢中になり過ぎるのもよくありません。
赤ちゃんが哺乳をしている間は、赤ちゃんが飲む様子を見たり「美味しい?」「いっぱい飲んで偉いねー」など声をかけてみてはいかがでしょうか。
この時期しかできない赤ちゃんとのコミュニケーション、楽しんでみてくださいね!