混合授乳のやり方のコツってあるの?割合や間隔はどうすればいいの?
この記事では混合授乳のやり方とコツについてお話します。
混合授乳を検討しているけれど、どうしたらいいのか分からないという方は、良かったら参考にしてみてくださいね!
目次
母乳とミルクの割合はどれくらいがいいの?
混合授乳は、まずは母乳をしっかり飲ませて、それでも足りないようであればミルクを足しましょう。
母乳はどのくらいの量を飲んでいるのか目に見ることができません。
でも母乳は消化にいいため、欲しい時に欲しいだけ与えてもいいと言われるくらいなので、まずはしっかり母乳を飲ませるのがコツです。
母乳を吸わせることで、お母さん自身の母乳の出もよくなってきますよ。
特に、今後混合授乳から完母に移行したいと考えている方にお勧めです。
だから、まずはしっかり左右両方の母乳をしっかり飲ませてから、それでも足りないようであればミルクを足すスタイルを取るようにしましょうね。
一番ベストなのは、ベビースケールで赤ちゃんの体重を量りながら、そこから足りない分をミルクで補う方法ですが、ベビースケールはレンタルしたり購入しなければ、なかなか自宅にないのではないでしょうか。
この場合、私は一カ月検診の時産院で、「もしも母乳が足らないようであれば、30mlプラスして様子を見るように」と言われました。
間隔はどれくらい開ければいいの?
混合授乳の場合は、母乳がメインとなるので、授乳を始めた時間から次の授乳を始める時間まで、2時間~3時間ほど開けてみてはいかがでしょうか。
もちろん、赤ちゃんが泣いて欲しがるのであれば、間隔は気にせずに母乳を与えてみてください。
母乳だけならば、消化にいいのでそこまで間隔を気にせずに与えても問題はありません。
でもミルクはメーカーによって1日の目安が決められていますし、母乳に比べると腹持ちがいいとされています。
だからあんまり腹持ちが良すぎて間隔が4時間くらい開いてしまうと、今後の母乳が作られにくくなってしまったり、胸が張って乳腺が詰まりやすくなってしまいますよ!
母乳メインで授乳をしていきたいのであれば、出来るだけ完母と同じように2時間~3時間くらいで次の授乳を考えた方がいいかもしれません。
欲しがるだけあげていい?
母乳は欲しがるだけあげましょう。
ただ、ミルクは母乳を与えた上に更に欲しがるだけあげてしまうと、ミルクの与えすぎになってしまう可能性があります。
メーカーによって一日に与える量の目安があるので、その量を与えるような授乳は避けた方がいいですね。私は産院で母乳が足りてないと感じたら、30mlとりあえず与えてみるようにと言われました。
特に月齢が低い時期だと、ミルクは吸えば簡単に出てくるので、母乳よりも飲みやすいです。ミルクに慣れきってしまうと母乳を飲まなくなってしまうことも考えられます。
また、ミルクはその腹持ちの良さから、授乳の間隔が開きすぎてしまう原因になってしまいかねません。授乳の間隔が開きすぎてしまうと、母乳の出が悪くなってしまったり、乳腺が詰まったりしやすくなるので要注意です。
なので、母乳は欲しがるだけあげても、ミルクはあげすぎに注意してくださいね。
満腹になって要らないという月齢になっていれば、残します。
でも生後3か月から4か月ころまでは満腹の感覚が分からないので、与えたら与えだけ飲んじゃいますよ。
吐き戻したり肥満の原因となってしまうので、母乳を左右しっかりあげたら、ミルクをとりあえず30ml与えて様子をみてくださいね。
飲んだ後に泣き出すのは足りてないの?
母乳とミルクを混合で赤ちゃんに与えた後、それでも泣き出すのはもしかするとお腹がいっぱいになっておらず、足りていないということも考えられます。
でも他にも理由はあるかもしれませんよ。
①おむつが汚れている
赤ちゃんは一日に10回~20回くらいおしっこをするので、おむつがすぐに汚れます。最近の紙おむつは肌に優しくつくられていますが、それでもやっぱりおむつが汚れているのは不快ですよね。
布おむつならなおさらです。ダイレクトに冷たさや濡れたり汚れた感覚が伝わるので、かなり不快で泣きますよ。
だから、しっかり母乳とミルクを与えても泣き出すようであれば、おむつが汚れていないか確認してみてくださいね!もしかすると、おむつを替えたら泣き止むかもしれませんよ。
②眠い
お腹がいっぱいになれば眠くなるので、もしかすると赤ちゃんはお腹いっぱいになって眠いのかもしれません。
あやしながら寝かしつけてあげましょう。
③抱っこをして欲しい
母乳とミルクを与えた後でも泣き出すようであれば、抱っこをして欲しいのかもしれません。お母さんに抱っこされると、お母さんのぬくもりに安心して泣きやむかもしれませんよ!
突発的に飲ませた後の間隔は?
いつもの間隔ではなく、突発的に母乳とミルクを飲ませた後は、そこからまた2時間~s3時間ほどあけると良いのではないでしょうか。
ガチガチに一日の授乳スケジュールを決めて、それ通りにしなければと思うと、それがストレスになってしまったり、イライラする原因にもなってしまいます。
時間が開きすぎてしまうと、胸が張ったりしてしまうので、長すぎる間隔はあまりよくありません。でもそこまで気にしすぎる必要はないので、飲んだ量が少なめだったら2時間後にするとか、ちょっとした調整をして対応をしてみてくださいね。
混合授乳でストレスなく授乳を!
混合授乳は、頻回な授乳で睡眠不足になってしまっている状態や、母乳が出にくく困っているという人、仕事復帰を考えている人にとって、とても効果的な授乳方法です。
確かに母乳を与えることは、赤ちゃんの健康にとっても重要なことではありますが、こだわりすぎるのは良くありません。最近のミルクは母乳に近づけた栄養素と味なので、安心して赤ちゃんを育てることが出来ますよ!
また今は混合授乳だけれど、いずれは完母に切り替えたい場合は、体重の増え具合を産院や小児科、保健センターで相談をして、完母に切り替えることもできます。
母乳は赤ちゃんに吸わせるとその分沢山作られるようになってくるので、根気強く沢山飲ませてあげてみてくださいね!
それでも母乳の出には個人差があります。
自分は母乳をあげられないと落ち込むこともあるかもしれません。私自身も長女の子育て中はそんな気持ちになったことがあります。
それでも、ミルクがあってよかったなって思いました。
結局長女はミルクをほとんど飲んでくれず、母乳を一日中与えるような状態の時もありましたが、大きくなりましたよ。
人それぞれです。
あまり自分を追い詰めず、混合授乳を上手に取り入れてみてくださいね!