保活がめんどくさい!代行サービスがあるって本当?

この記事は約11分で読むことができます。

保活がめんどくさい!代行サービスがあるって本当?




この記事では、保活代行サービスについてお話します。
これから保活をしようと思っている方、保活をどうスタートさせたらいいか分からず途方に暮れている方は良かったら参考にしてみてくださいね!

目次

代行サービスってあるの?

子どもの保育園を探さなければならないけれど、仕事をしながら探すのが大変とか、面倒臭いという方は多いかと思います。
まだ小さな赤ちゃんを抱えて市役所に行ったり、保育園に問い合わせたり、実際に見学に行ったりといった工程を踏むのは非常に大変な労力です。

特に、一から一つずつどんな保育園なのかを調べるのって、結構面倒なんですよね。

それに住んでいる地域に多くの保育園があるけれど、自分の力だけで全ての情報を集めたり、どこから手を付けていいか分からないなんて方も多いのではないでしょうか。

そんな時、保活代行サービスがあると便利だなって思ったりしませんか?
実はそんな便利な代行サービス、あるんです。

どんなことをしてくれるの?

①希望条件に沿った保育園のリストアップ

住まい近くにある保育園の名称や住所・連絡先・規模を調査して知らせてくれます。
リストアップしてもらえるので、自分では知らなかった保育園に出会えたりしますよ。

②代理見学・ヒアリング

住まいが遠方であったり仕事の関係で、自分で保育園を見学できない場合、代理見学をしてもらったり、自治体の保育事情をヒアリングして報告書にまとめてもらえます。
保護者が聞いておきたいことや、園選び、園に通う時の利便性について知ることができるので安心できます。

③書類作成のアドバイス

保活代行サービスを利用することで、保活に必要な提出書類の書き方について、アドバイスをもらえます。
どう書けばわからないという方にとって、心強いですね。

④保活のアドバイス

どういったスケジュールで保活を進めたらいいのか、優先的に何をしたらいいのか、その基準となることは何なのかといったことをアドバイスしてもらえます。

メリット・デメリットは?

メリット

①保活のスタートがスムーズ

まず、自分の住んでいる近くにどれだけの保育園があるのか、そこも分からない状態からのスタートだと、途方に暮れてしますよね。
でも代行サービスで調査してもらって、地域の保育園の情報が分かっているとかなりスタートが楽になります。
一番面倒な情報収集があるのとないのとでは、保活をする上での手間がかなり省けますよ。

②土地勘がない時便利

引っ越したばかりでまだ土地に慣れていない時や、これから引っ越しを控えていて、すぐにでも保育園に預けて働きたいという場合に、一から保育園を探すのは大変です。
そんな時、事前に保活代行サービスを利用して調査を依頼しておくと、とても助かりますし、スムーズに保活が出来ます。

③精神的に気持ちが楽

保活は結構精神的に追い詰められます。
保育園のリストを前に、どうしていいか分からない状況、何をどう手を付けていいか分からないけれど、早く何とかしなければという漠然とした不安に襲われがちです。
でも、保活代行サービスを利用して、アドバイスをもらうことでその不安を払拭して安心して保活ができますよ。

デメリット

保活代行サービスを利用するメリットがあるとすれば、費用が高いことです。
当たり前ですが、代行サービスを利用するということは、お金がかかります。
言ってみれば、自分で調べて自分で動けば全くお金がかからないところを、お金を払ってサービスを受けるわけです。
でも、その時間を仕事や自分や子どもと過ごす時間に充てることで、時間を有意義に使えるなら十分に価値はありますよね。
ただ、やっぱり料金は高いと感じます。

費用はどのくらい?

保活代行サービスの料金は、会社によって違いがあります。
金額を明確にしていないところも多いですが、見積もりをしてくれるところが大半なので、一度見積もりを出してもらってはいかがでしょうか?

保活アドバイザーによるカウンセリング

保育園探しをする上での、相談やカウンセリングを受ける際、初回は無料としているところもありますが、1回60分5000円~20000円かかる場合もあるようですね。

調査

地域の保育園のリスト作成や、調査に、5000円~くらいかかるようです。高額なところだと、その分手厚い調査があるのかもしれませんが、20000円くらいかかるところもあるようです。

保育園の見学代行

保護者に代って保育園の見学代行を行ってくれるサービスは、3000円~かかるようです。

トータル的にみて、保活代行サービスを利用するにはちょっと高額なお金が発生してしまう傾向にあります。
カウンセリングや相談を受ける基本料金にプラスで、オプションとして他の見学代行や書類作成アドバイスを付けるという場合が多いようです。

ただ勤め先の企業が提携している保活代行サービス会社を利用する場合は、企業がその利用料金を全額・もしくは一部負担してくれる場合が多いですね。例え利用料金を支払うにしても、個人が直接保活代行サービス会社と契約するより、ずっと安い金額で利用できますよ。

具体的なサービス会社は?

(1)一般社団法人 ソーシャルエンパワメント

とにかく、保活アドバイザーの相談に乗ってくれる内容が手厚いです。
料金はトータル的にみると高くなるのかもしれませんが、希望する地域を分析してどう保活をすればいいか戦略を立ててもらえるので、非常に心強いですね。

(2)マザーネット 保活コンシェルジュサービス

個人向けではありませんが、企業と提携して企業に勤める従業員の保活をサポートしてくれる会社です。
会社の福利厚生として、最近では多くの企業が取り入れていますよ。
保育園探しだけでなく、職場復帰のアドバイスもしてもらえるので安心感がありますね。

(2)グーズアップ横浜保育園探しサポート

横浜限定ではありますが、地域の保育園事情を熟知した保活コンサルタントが、丁寧にサポートしてくれます。

(3)NPO法人ホッピング

NPO法人ホッピングが和歌山市より委託運営をしている「ドレミひろば」で、毎月2回の「保活相談・両立相談」を行っています。
「保活支援のためのCheck list book」が1冊100円で販売されており、郵送で購入することができますよ。
保活のタイミング・やるべきこと、見学チェックシートなどとっても便利な内容となっているのでおすすめです。

(4)株式会社インタースペース ママスタ保活

日本最大級のママ向け情報サイト「ママスタジアム」が、保育園探しを手伝ってくれる「ママスタ保活」をリリースし、今はまだ東京都23区限定ですが、お母さんの保活をサポートしてくれますよ。

自分の知りたい地域をセレクトすると、ズラッと認可園・認可外園の保育園リストが並びとても見やすいです。空きがあれば「空きあり」というのが出ているので、チェックしやすいですよ。

お金はかけられないという方に、おすすめです。

企業が保活代行サービス会社と契約している場合もあり

保活代行サービスは、忙しい親御さんにとっては非常にありがたいサービスです。
子どもを抱えての保活は大変ですし、ましてや働きながらだったり、土地勘がなかったりすると、一からの保活は途方に暮れてしまいますし、めんどうで仕方がありません。

確かに、お金はかかりますが、それでも自分の知りたい情報をしっかり集めてくれて、見学や申し込み代行といったかゆいところに手が届くサービスまでしてもらえるなら、お願いしたいですよね。

育児休暇中のお母さんの場合、企業が福利厚生として保活代行サービスと契約をしていることがあります。
この場合、格安で保活代行サービスを利用することができますよ。保育園探しだけでなく、職場復帰の相談にも乗ってもらえるようです。

例えば、リクルートグループでは、日本国内の従業員の保活をサポートするために「保活のミカタ」を設置しています。
また、多くの企業で「保活コンシェルジュ」を福利厚生として導入しています。
色んな企業で今、育休後の女性が職場に安心して復帰できるような保活代行サポートを受けることができるように努力しているんです。

一度自分の働いている企業に問い合わせてみてはいかがでしょうか。