産後の赤ちゃんとの外食はいつから大丈夫?注意することは何?
出産後、ママも体調が戻って普段通りの生活ができるようになると、外食をしたくなりますよね。
でも、赤ちゃん連れでのおでかけはいろいろと気を遣うもの。
7歳と5歳の兄弟を子育て中の私の経験も踏まえ、赤ちゃんとの外食についてお話していきたいと思います。
目次
外食はいつから可能?
産後は、赤ちゃんも1か月検診が終わると少しずつ散歩などの外出ができるようになります。
日差しを感じたり、風の心地良さを感じたり、家の中とは違う音を耳にしたり。新しい刺激を感じることは赤ちゃんの発達にも良い影響を与えます。
私は赤ちゃんが3か月頃から外食に挑戦!
その日の体調やごきげんにもよりますので、赤ちゃんの様子を見ながらチャレンジしてみてくださいね。
外食って赤ちゃんに負担?
外食は赤ちゃんに負担になるのでしょうか?
赤ちゃんにとって負担になるとすれば、自分の欲求が満たされない時。
眠いのに眠れない、おなかがすいたのに満たされない、おむつの交換をしてもらえないなど。
普段の生活では当たり前にお世話してもらえていることができないと、赤ちゃんにとっては外食も負担になってしまうかもしれません。
必要なものはすぐに取り出せるようにしておく、赤ちゃん連れでも入りやすいお店を選ぶなどを工夫すれば、赤ちゃんにとっても楽しいおでかけができるはずです。
出かける前に準備するもの
赤ちゃんとの外食に持っていくものは、普段のお世話に必要なもの。
・おむつ&おしりふき
・着替え
・ガーゼやハンカチ
・必要な方はミルクセット、水分補給ができるようにお茶などもあるといいですね。
また離乳食が始まっているなら市販の離乳食やおやつ、など。
そして、子どものお気に入りのおもちゃ(音が出ないもののほうがいいと思います)や本などもあると安心です。
さらに、現在のような状況を考えると手指消毒液や気にあるところをさっと拭けるような除菌シートなどがあると良いでしう。
荷物が増えてしまってたいへんかとは思いますが、赤ちゃんに負担をかけないためにも、ママとパパが心地よくお店で過ごすためにも必要なものは用意してあげてくださいね。
お店選びの注意点
赤ちゃんとの外食にはどんなお店を選ぶのがいいのでしょうか?
最近は、子ども連れの人にもやさしいお店が増えましたよね。
お店の立地やターゲット層にもよると思いますが、子どもでも食べやすいメニューがあったりおもちゃや絵本を置いていてくれたり。
フードコートなどでは子どもが遊べるようなスペースがあるところもあります。
また、このようなお店では店員さんも子ども連れのお客様の相手に慣れているので、気遣いがすばらしいなと驚かされることもあるくらいです。
私はせっかくお店に入ったのにおむつの交換をしなきゃ!という状況になってしまったものの、そのようなスペースがなく主人を残して車に戻ったという経験も。
お店選びの際には、子ども連れでもウエルカムな雰囲気なのか、そしておむつの交換や授乳できるスペースがあるのか(お店になくても近くにあればOK)、というのも重要なポイントになってきます。
また今のような状況ではお店の衛生対策も気になるところ。
業種ごとにガイドラインが出ていますのでお店によっては対応策をホームページなどで確認できます。
お店の中で気を付けること
お店に入る時に気を付けるのは、まず赤ちゃんのごきげんを整えておくこと。
私は、赤ちゃんがお店の中でぐずってしまって、あやすために外に出ることになったこともあります。
特に乳児の頃ですが、我が家は保育園以外では母乳だったため赤ちゃんのおなかを満たしてからお店に入るようにしていました。
それからおむつもチェック!
眠くなってしまったときも赤ちゃんが不機嫌になってしまうので、お昼寝をたっぷりさせてからお店に入る、またはお店にいる間にお昼寝をしてくれるように、直前で眠らせるなど調整したものです。
早い子だと5か月頃から離乳食が始まります。
市販されている離乳食もありますので、赤ちゃんと一緒に食事をする方も増えてきているようです。
たいていのお店では市販の離乳食であれば持ち込みは問題ないかと思いますが、気になるようであれば事前にお店に確認しておくと安心です。
外食とは異なりますが、たとえば結婚式などでは手作りの離乳食弁当などは持ち込みNGの場合もあるようです。
離乳食が終わる1歳~1歳半頃には手づかみ食べなど、子どもも自分で食べようとします。
子どもでも食べやすいメニュー(うどんやパンなど)を用意しているお店もあります。
実は私にとってはこの頃が赤ちゃん連れでの外食は一番たいへんでした。
「子どもも食べられるメニューがあるし、お店で食べてみよう!」と、張り切って外食に向かいましたが、いざ行ってみると、お店のテーブルの上にあるものをなんでも触る、投げる、落とす、口に入れる。飽きて席を立ってしまう。
大人のメニューで熱いものでも手を触れようとする。大きい声を出す・・・など。
そしてママにとっては食事をするというよりも、食べさせることに注力しなければならないのでゆっくり食事をすることが困難なことも。
よく「抱っこしていればおとなしくしてくれている頃のほうがよかった!」と、思ったものです。
というわけで、実はこの頃は外食を避けていたかもしれません。
それでも外食をする場合はお店の人や他のお客様にも迷惑をかけないように、まずはテーブルの上のものを子どもの手の届かないところに置いたり、子どもが飽きずにいられるようなおもちゃや絵本などのアイテムを持参したりしていました。
また、この頃には大人のものを取り分けして食べさせることも多いので、選ぶメニューが限定されます。
辛いもの、香辛料の含まれるもの、固すぎるものなど避ける、などの配慮も必要ですね。
3~4歳頃になると、保育園や幼稚園で「みんなと一緒に食べる」という経験も積んでいくのでようやく落ち着いて食事ができるようになってきました。
子どもと一緒に食べ始めて、子どもと一緒に食べ終わることができたとき「成長したなあ!」と感動したものです。
あとは、他の方と一緒に食事をする、自分の家ではなく公共の場、というところで、食べこぼしをしたら片付ける、忘れ物をしないなどのマナーを守ればお店の方も他のお客様も気にならないと思います。
なかには、「子どもなんだから仕方ないでしょ」という雰囲気の方も。
私は、レストランの客席でおむつ替えをしている方を2回も見たことがあります。
家だと、同じ場所でおむつ替え、そこでお菓子を食べて・・・なんていうことはあるかもしれませんが、不特定多数の人が食事をする場所でそのようなことはもちろんマナー違反です。
子どもがいる方とそうでない方とでは感覚が違うところもありますが、最低限のルールは守りましょう。
現在のような状況下では、衛生面などを気にされる方も少なくありません。
小さな子どもがみんなが触れるところをべたべた触ってしまうと、好ましく思わない方もいるでしょう。
いつも以上に子どもの動きには注意が必要かもしれません。
またマスクなどをしてお店に入る場合は、マスクを外した際には一度バッグなどにしまうなどの配慮ができるといいですね。
まとめ
子どもが成長した今となっては外食もだいぶ楽になりました。
自分でメニューを決めたり、自分で料理を取りに行ったり子どもにとっても外食は楽しみなもの。
赤ちゃんの時は大変だったな、と思いつつ、大きくなったらなったで、外食費が高くなってきたなと思ったり、「お店のほうがお母さんの料理よりおいしい」なんて言われてショックを受けたり・・・。
これはこれで子どもの「成長」ですね(笑)。
ママもたまには外食をしたいな(後片付けしなくていいな)、子どもにもいろんな経験をさせてあげたいな、おでかけしたときのマナーを教えてあげたい、いっしょに楽しい思い出を作りたい、など外食をすることにはいい面がたくさんあります。
私は「外食のほうが疲れる」と思ってしまった時期もあるのですが、お店で買って公園のようなところで食べるだけでもすごく気分転換になりました。
荷物が多かったり気遣いも必要だったりはしますが、「たいへんだったな」「失敗したな」と思っても次回に活かせば大丈夫!
気分転換のためにもママもおでかけをぜひ楽しんでください!