義実家のお墓参りって、普通するもの?断るのは変?
義実家のお墓参りに行くのが憂鬱だけど、そもそも義実家のお墓参りはするものなのかな?と疑問に思っておられる方は、意外に多いのではないでしょうか。
出来れば断りたいけれど、断るのは変なのか分からない、そんな気持ちを抱えたままお参りするのもしんどいですよね。
義実家のお墓参りはするものなのかどうか、断るのは変なのか、この記事では一緒に答えを見つけていきましょう。
実際どうするのがいいのか理解していると、しなくてもいい義実家とのいざこざも避けることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
普通はするもの?
私は、義実家のお墓参りはするものだと思っています。
育った環境が関係しているのかもしれませんが、祖母にも「嫁いだらお墓にちゃんと参れ。ご先祖様はいつも見守ってくれているので、感謝を伝えなさい。」と言われてきたので、全く義実家のお墓参りをすることに対して抵抗はなかったです。
私の周りも、義実家のお墓参りは当たり前だと考える人が多いです。
中には義実家が遠方なのでなかなかお墓参りをすることが出来ないという人もいますが、その場合はお盆やお彼岸、お正月に仏前にお供えするお菓子やお線香を送っているそうです。
ちょっと昔の考え方かもしれませんが、嫁いだら義実家の人間となり、同じお墓に入ることになるかもしれないと考えると、ご先祖様に手を合せにいくというのは自然な流れなのではないでしょうか。
もちろん核家族化が進み、義実家のお墓に入ることが無いにしても、義両親や義家族からすると、当たり前のように嫁や息子はお墓を守っていく立場の人間として見らえる場合も多いです。
次男・三男の嫁ならば本家の墓に入ることはないかもしれませんが、それでもやはり義実家に嫁いだとなると、義実家の人間なので義実家のお墓にお参りするのは当たり前という考え方が多いですね。
どのくらいの頻度でするの?
私は義実家の墓参りは、お盆・お正月の年2回です。
義母と義父の実家のお墓、両方に行くようにしていますよ。
始めのうちは義父母と一緒にお墓参りをしていましたが、主人の仕事の都合が合わないので最近はバラバラになりました。
地域によっては、春・秋の彼岸にも墓参りをするものだというところもあるかもしれません。
ご主人にどのくらいの頻度でお墓参りをしているのか聞いてみるといいですよ。
我が家は主人から義母に「大体お盆とお正月に参ればいいのか」という確認をしてもらったところ、お盆だけでもいいと言ってもらえたので、お正月は行ける時だけという感じになっています。
断るのは変?
義実家の墓参りを断るのは、墓参りにくると思っている人からすると変かもしれませんね。
というのも、嫁が義実家のお墓参りをするのは当たり前だと思っている姑・舅が多いからです。
「郷に入っては郷に従え」という言葉もありますし、昔ながらの考え方をする家庭の場合は、嫁いできたのだから、義実家の一員として墓参りはして当たり前という考え方かもしれません。
だから、まずはご主人に相談をしてみましょう。
どうしてもお参りするのが苦痛な場合は、ご主人だけ・もしくはご主人とお子さんに行ってもらうのはどうでしょうか。
義父母も息子と孫がお参りしてくれれば喜びます。
ご主人の方から「体調が悪い」など理由を話してもらって、参加をしないという方法を取られた方が、後々の義実家と嫁と言う関係もギクシャクしませんよ。
事前に自分で義実家に電話をして、お墓参りに行けない理由を話しておくとよりいいのではないでしょうか。
実家の墓参りに旦那は同行するもの?
私の実家に帰省した際は、主人は墓参りをする際に同行しています。
別に墓参りをしようと強制しているわけではないのですが、いつもついてきますね。
だから私もそれが普通だと思っていました。
実家の祖母も両親もそれに関して褒めるわけでもなく、批判的な感じでもないので、実家側の人間からすると婿が嫁の実家の墓参りに行くというのは当たり前のことなんでしょうね。
もしも実家がそういった考え方であるなら、ご主人を誘って一緒にお墓参りをされてみてはいかがでしょうか。
結婚して初めてのお墓参りはお互いにお参りしよう
結婚して初めてのお墓参りは、お互いご先祖様にご挨拶をするという意味で、行った方が良いですよ。
ちょっと古い言い方をすると、結婚は本人同士の付き合いだけでなく、家と家のお付き合いでもあります。
「家と結婚したわけではない」と反発される方もいるかもしれませんが、せっかく縁あって家族の一員になるわけですから、お互いの風習を知り必要な時にはそれに従うというのも大事なことです。
ただ、極端に細かい決まりがあるとか干渉されるという場合には、疲れてしまいますし、歩み寄るにも限度がありますよね。
その時には、ご主人を通して義実家や親族に夫婦の意見として伝えてみてはいかがでしょうか。
ぜひ結婚した年は、お互いにお墓をお参りして結婚を報告してみてくださいね!
そして自分たちがお参り出来る範囲でいいので、負担にならない程度、お墓参りをされてみてはどうでしょうか。