生姜の「ひとかけ」、量や重さはどれくらい?生姜チューブなら何センチ出せばいいの?
生姜を使ったレシピを目にした際、「ひとかけ」の表記に「ひとかけってどのくらい?」と疑問に思ったことのある方、多いのではないでしょうか。
確かに他の材料に関してはしっかり細かくグラム数が書かれているのに、突然「生姜ひとかけ」なんて出てきたら「どれくらい?」とちょっとパニックになっちゃいますね。
「生姜をひとかけ」がどのくらいの量のことを言うのか知っておくと、日々のお料理の際にとっても便利です。
ぜひ参考にしてみてください。
それではみていきましょう!
目次
「ひとかけ」って量や重さはどれくらいなの?
生姜の「ひとかけ」の重さは、大体“15g”です。
すりおろした生姜の場合だと、大さじ1杯くらいの量ですね。
にんにくもよく「ひとかけ」という言い方をします。
にんにくの場合は小さな房で分かれているので、「ひとかけ」は小さな1房とイメージしやすいのに対して、生姜はちょっと「ひとかけ」がイメージしにくいですね。
皮付きの状態?それとも皮をむいた状態?
生姜を皮つきで使う場合は、皮がついた状態で15gをひとかけとします。
臭み消しや香り付けをする時に生姜を使う場合は、皮がついたままで大丈夫です。
というのも、生姜の皮と生姜の実の間に臭み消しや香り付けの成分が含まれています。
だから臭み消しや香り付けをしようと思うのであれば、皮がついたまま使うのがお勧めですよ!
皮がない状態で使う場合は、皮をむいた状態で15gをひとかけと考えましょう。
生姜は皮の部分に栄養がたっぷり詰まっているので、皮を剥いてしまうともったいないです。でも皮がついたままだと口当たりが悪くて嫌だとか、変色するから嫌だ、どうしても抵抗があるという場合には、スプーンやアルミホイルを使って皮を剥くと薄く生姜の皮をむくことができますよ。
スプーンの場合は、スプーンの先で軽く生姜の表面をこそぐようにして皮をむきます。
アルミホイルの場合は丸めて軽く生姜の表面をこするだけです。
両方ともとっても簡単ですね!
最近では皮むきグローブという、野菜の皮むきが手軽に出来ちゃう便利アイテムもあるので、皮むきグローブもおすすめですよ。
「一片」と書いてあるのは【ひとかけ】のこと?
よくレシピの中に「一片」というのを見つけますが、これは“ひとかけ”のことです。
「片」を“かけ”とは読まないので、基本的に読み方は“いっぺん”が正しいようですね。
私は「一片」を“ひとかけ”と読んでいたのですが、以前高齢者施設に勤めていた時、この「一片」をどう読むかで同僚と論議を繰り広げた記憶があります。
その際に結局「一片」を当て字で“ひとかけ”と読んでいるということになり、みんなで感心したのをよく覚えています。
「一片」も“ひとかけ”も量は同じなので、焦る必要はありませんよ!
ひとかけを切るには?大きさの目安は?
「ひとかけ」の大きさの目安としてよく言われるのが“親指の先”という表現です。
親指の第一関節くらいの大きさが目安になりますね。
ただ、「ひとかけ」自体が曖昧な表現だなと感じるように、親指の第一関節も個人差が大きいです。
指の大きな人だと、指の小さな人にくらべて差が大きくなります。
普段から生姜が入りすぎるとちょっと食べづらいなという人の場合は、親指の第一関節より少し少な目にしておくといいですよ。
生姜チューブでは何センチくらい?
生姜チューブの場合は、私は“5センチ”くらいを目安にしています。
生姜の塊は使い切れないので、扱いやすい生姜チューブを愛用しているという方も多いですよね。私もよく生姜チューブを使いますが、“15g”を目安にしようと思って、キッチンスケールの上で絞り出してみると5センチくらいでした。
ただ、何センチかというのはチューブの出し方の力加減によって変わってくるかもしれません。
生姜チューブは生の生姜をすりおろしたものに比べてちょっと風味が落ちてしまうなと感じてしまうので、私はかなり多めに入れています。
生姜のチューブを使う場合には、ちょっと多めにするのが私はおすすめです。
生姜効果で冬の寒さを乗り越えよう!
生姜は身体を温める効果が期待できます。
お料理に入れるだけでちょっとしたアクセントになりますよ。
冬はハチミツと生姜をお湯で割ると、簡単に飲み物から生姜を摂取することができるので、ぜひやってみてくださいね!
生姜“ひとかけ”は曖昧な表現なので、“おおよそ親指の第一関節”と捉えることが出来ます。
好みもありますし、“ひとかけ”は親指の第一関節ということだけ覚えておき、あとは少量ずつ自分に合った分量にするといいですよ。
生姜を上手に生活に取り入れて、ポカポカな冬を過ごしてくださいね!