赤ちゃんの手押し車って必要?使えるのはいつから?
赤ちゃんの手押し車を購入すべきか迷っているけれど、本当に必要なのかな?と迷っておられる方、多いのではないでしょうか。
手押し車をヨチヨチ歩きで押す赤ちゃんはとても愛らしいですが、使う期間はちょっとだけですし、いつの間にか歩いている赤ちゃんに対して手押し車を与えるメリットがあるのだろうかと不思議に思われるお気持ちもよく分かります。
だから、まず手押し車が赤ちゃんにとって必要かどうかを一緒に考えていきましょう。
手押し車が赤ちゃんの成長を大きく一歩、助けてくれるかもしれませんよ?
それではひとつずつ見ていきましょう!
目次
手押し車は必要なの?
我が家にも、自動車の形をした押し車がありました。
義父母が買ってくれたのですが、タイヤの部分が動きやすく、フローリングでは車が進んで危ないということになり、結局娘たちが歩けるようになってから使っていましたね。
赤ちゃんが手押し車を使うことにはメリットがあります。
まず赤ちゃんがつかまり立ちをする際に、しっかり握って立つことが出来ること、そして安全に押して歩くことができるので、赤ちゃんが“行きたいところへ自分で行けたよ!”という達成感を感じることができることです。
我が家の娘たちはつかまり立ち自体は10ヶ月頃から立ち始めたのですが、歩き出すのはどの子も1歳2ヶ月頃からでした。
周りの子は立ったり歩いたりが早い子が多かったので、その子たちに比べるとちょっと遅めなのかなと気にする時もありました。
でも小児科で個人差があるし気にしなくていいと言われていたので、本人の成長ペースに合わせていました。
つかまり立ち・伝い歩きから歩き出すまでは、確かに数ヶ月かかりましたが、ちゃんと歩けるようになりました。
ただ、お友達の家でカタカタ音がなる、昔ながらの木の手押し車を押させてもらったら、凄く興奮して押していましたし、子育て支援センターでもすごく気に入って押し車を押していた時期があったので、やはり押し車で歩く意欲がアップしていたのは確かでしたよ。
我が家の子たちはいい刺激になっていたので、必要な体験だったなと感じています。
一方で、全く押し車なんて必要なくスムーズに歩けるようになったというお子さんもいるので、一概にどの赤ちゃんにも押し車が必要ということはありません。
必要になるのはどんなとき?
お子さんによっては歩きたいのにうまく歩けないことに対して泣き出したりストレスを感じたりされる子もいますよね。
手押し車を押して動ける喜びを知れば、赤ちゃんは好奇心旺盛なのでどんどん上手に歩けるようになります。
また、お医者さんから赤ちゃんが歩くサポートをするよう言われたりした場合は、手押し車を使うことで、少しずつ歩けるようになってきます。
あえて手押し車が必要になる時期を設定するならば、子どもがなかなか歩かないことに対して悩んでいる時や、お子さん自身が歩きたそうにしている時ですね。
何歳くらいから使えばいいの?
手押し車はよちよち歩きをする生後1歳頃~1歳半頃から使うことを考えて、設計・販売されているものが多いです。
しかも、最近の手押し車はただ持って立ち上がるとか、押して歩くということだけを目的に設計されていません。
知育玩具としても使える設計になっている押し車も沢山あるんです。
例えば型はめ機能がついていたり、ボタンを押したら光ったり音が鳴ったりするような仕掛けです。
だから、まだ立つか立たないかの時期でも赤ちゃんの知育玩具として遊ぶことが出来ちゃうんです。
そこから少しずつつかまったり、立ち上がったり、歩いて動かしてみたりを体験できるとスムーズに歩けるようになりますよ!
ただ、その際には大人が必ずそばにいるようにしなければ、怪我をする可能性があるので、注意してくださいね!まずは、手押し車の対象年齢を確認してから正しく使うようにしましょう。
外遊びでも使って大丈夫?
手押し車は外遊びで使っても大丈夫です。
ただ、もともと外遊び用に作られているわけではないので、長時間毎日使い続けると壊れる原因になってしまいます。
また、外で手押し車を使う際に注意点を守らなければ、事故やトラブルになるので必ず守るようにしましょうね。
(1)大人がそばで見守る
外遊びで手押し車を使う際には、必ず大人がそばにいて見守りましょう。
外では車が通ったり、何が起こるか分かりません。
家の中では安全に使えたはずの手押し車が、外では赤ちゃんにとって危険なものに代わる可能性もあります。
だから、外遊びで手押し車を使う場合には大人がかなりそばにいるようにしましょうね。
(2)平坦な場所で使う
手押し車には車輪がついています。
だからちょっとした坂道があると、赤ちゃんが車に引っ張られて転んでしまったりするので危険です。
また段差や石ころ、草でも引っかかって止まってしまうことがあるので、出来るだけ平坦な場所で使うようにしましょうね。
(3)音がうるさいのでご近所に配慮する
手押し車を押してあるくと、家の中でもガタガタ・ゴトゴトと大きな音がするものが多いです。
それをそのまま外で使うと外でも大きな音がするので、短時間だけにするとか、ご近所さんに会ったら「うるさくしてすみません」と声をかけておくといいですね。
選び方は?
手押し車を選ぶ際には、お子さんに合ったものを選ぶことが重要なポイントになります。
(1)タイヤに滑り止めがついている
我が家にあった頂き物の手押し車にはタイヤに滑り止めがついていませんでした。
だから、安定して歩けるようになるまでは安心して使うことが出来ず、ちょっと残念でしたね。手押し車によってはタイヤの部分にゴムが巻いてあったり、滑り止めがついているものが多くあります。
だから、タイヤに滑り止めがついている手押し車を選ぶのがおすすめですよ!
(2)ある程度重さがあるもの
あまりに軽い手押し車は、すぐにタイヤが動いてしまったり、横に倒れてしまったりするのでおすすめではありません。
我が家にあった手押し車も軽いのでバランスが悪く、つかまって立ったと思ったら横にコロンと倒れたり、進んでしまって転んだりしていました。
ある程度の重心って大事です。
そう考えると、素材が木で出来ている昔ながらの手押し車は重さがあるので、お子さんも押しやすいですよ!
(3)足元のスペースを広くとってある
手押し車の足元のスペースは、出来るだけ広いものの方が赤ちゃんも足を動かしやすいですよ。
足元が狭いと思うように足を動かすことが出来ず、転倒しやすくなってしまいます。
だから手押し車を選択する際には、出来るだけ足元のスペースが広いものを選んであげるようにしましょうね。
(4)前輪が左右好きな方へ動かせる
前輪が赤ちゃんの好きな方へ動かすことができると、赤ちゃんも機嫌よく楽しく動かすことが出来ます。
また赤ちゃんの立位のバランスが取れない時期でも、右や左にバランスを崩しそうになった時、重心がかかった方へ進むので手押し車ごと転倒するリスクが減りますよ。
ただ、大人がそばについていなければ、近くのものにぶつかったりするので注意してくださいね。
赤ちゃんの手押し車は沢山の種類があります。
赤ちゃんも十人十色なように、手押し車も家庭によって、赤ちゃんによって合う合わないがあります。
もしも購入をこれから考えているのであれば、お店で赤ちゃんにいくつか見せて興味を持ったものを購入するといいですね。
また、一時の物なので購入はもったいないという場合には、レンタルしたりネットオークションを見てみると安く借りたり、安く購入することが出来るので、ぜひ検討してみてください。