アルミホイルがおにぎりにくっつく!正しい包み方は?
小さい頃はお母さんがアルミホイルにおにぎりを握ってくれて、それが当たり前だったけれど、大人になった自分がいざアルミホイルにおにぎりを握ると、おにぎりがアルミホイルにくっついてとれない!なんて経験のある方、いらっしゃるのではないでしょか。
アルミホイルにおにぎりを包むには、ちょっとしたコツが必要なんです!
アルミホイルにおにぎりを包む際のコツをおぼえておけば、イライラすることもなくなりますので、ぜひ参考になさってくださいね!
目次
●くっつくのはなぜ?
アルミホイルにおにぎりのご飯がくっついてしまった経験、私もあります!
お友達がアルミホイルにおにぎりを包んで持ってきていたのですが、くっついたりしていなかったので、どうして自分のアルミホイルで握ったおにぎりがくっつくのか全くわかりませんでした。
なぜ友人のおにぎりがくっつかないのか聞いたところ、お母さんに聞いてくれたみたいで、温かいご飯をアルミホイルにのせて握るとくっつくとのことでした。
温かいとご飯に粘り気が出るため、くっつきやすいということなんですね。
確かに、炊き立ての温かいご飯の場合は手につくと、粘り気が強くなかなか取ることが出来ません。
一方、冷めたご飯は粘り気が少なく手にもつきにくいです。
またご飯が冷めると、粘り気の成分であるでんぷんが固まって米粒同士がくっつくためご飯が崩れにくくなりますし、余計にアルミホイルにくっつきにくくなります。
だから温かいご飯を包んでしまうと、どうしてもアルミホイルにくっついてしまうというわけです。
●くっつかない方法はある?
アルミホイルにおにぎりを包むのに、くっつかない方法はあります。
それはおにぎりをにぎったら、冷ましてからアルミホイルに包む、ただこれだけです。
私も友人のお母さん情報で、本当かなと半信半疑で先にラップでおにぎりを握ってから、ラップをはずして冷まして置いた後、アルミホイルで包むと、驚くことにアルミホイルにおにぎりのご飯はくっつきませんでした。
また、私は焼きおにぎりをつくってアルミホイルに包む際、焼きおにぎりにゴマ油を入れているのですが、ゴマ油がおにぎりをコーテイングしてくれて、くっつきにくくなるようで、全くアルミホイルにおにぎりのご飯がくっつきません。
だから、もしもおにぎりがアルミホイルにくっつかないようにしたいのであれば、ちょっとアルミホイルに包むときにサッとゴマ油をアルミホイルに塗っておくのもいいかもしれませんね。
また、焼くことで表面が乾燥するので、アルミホイルにくっつきにくいという利点がありますよ!
●包むのは温かいうち?冷めてから?
おにぎりをアルミホイルに包むのは、冷めてから包んだ方がアルミホイルにおにぎりがくっつきませんよ!
おにぎりを握って温かいまま包んでしまうと、温かいうちにアルミホイルにくっついてしまいます。
だから、アルミホイルにおにぎりを包む場合は、おにぎりを握った後しっかり冷ましてから包むようにしてみてくださいね!
おにぎりが冷えることで、おにぎりの表面のでんぷんが固まって、アルミホイルにご飯がくっつかなくなりますよ。
●アルミホイルよりラップのほうがいいの?
アルミホイルにおにぎりを包むという人もいれば、ラップにおにぎりを包むという人も多いのではないでしょうか。
ラップで包むと密閉されるため、水分が蒸発せずに残りベチャッとしやすいです。
一方でアルミホイルに巻くと、密閉されているわけではないので、ベチャッとしたりはしていません。
でも、ラップで包む場合は密閉されているので、傷みにくいというメリットもあるんです。
個人的には、アルミホイルで巻いた方がベチャッとしていないので美味しく感じるのですが、子どもがアルミホイルを噛んで痛がったのをきっかけに、ラップを使うようになりました。
ラップは何のおにぎりか分かりやすいですし、子どもたちは食べやすいからラップの方がいいみたいですね。
好みの問題もあるかと思いますが、ラップとアルミホイルそれぞれのメリットを理解してどちらにするか決めるといいですね!
●アルミホイルだと海苔はパリッとしたままなの?
おにぎりを作るとどうしても海苔がベチャっとしてしまいますが、アルミホイルで包んだ場合でもシナっとはなります。
でも密閉されているわけではないので、水分が多くない分ベチャっとするほどではありません。
しっかり冷ましてから海苔を巻くようにするといいですよ!
またアルミホイルでおにぎりを巻く場合は、海苔を別で持参して、食べる時に巻いて食べるのがおすすめです。
アルミホイルでおにぎりを巻くのは、昔懐かしさを感じますよね。
美味しくおにぎりをアルミホイルに巻いてぜひおにぎりタイムを楽しんでみてくださいね!