オムレツって冷凍保存出来れば嬉しいけれど、なんだか扱いにくそうで冷凍は出来ないんじゃないかなと悩んでいる方、多いのではないでしょうか。
確かにオムレツが冷凍保存出来たら便利ですよね。
この記事では、オムレツが冷凍保存出来るかどうか、その場合はどのくらい日持ちするのかについてお話します。
せっかく愛情込めて作ったオムレツですし、どうせなら美味しく保存して食べる方法を知りたいですよね？
ぜひ、オムレツの冷凍保存を考えている方は参考にしてみてください！

オムレツは冷凍保存できるの？

我が家の子どもたちはオムレツが大好きなので作るのですが、「お替り！」と言われて追加を作っても、「やっぱりお腹がいっぱい」と言って追加で作ったものが丸々残ったり、半分残ったりすることがあります。

もったいないと食べることもありますが、卵の食べ過ぎも良くない気がするし、何よりもバターやチーズもたっぷり入っている我が家の高カロリーオムレツを、そんなにたくさん食べて太らないだろうかという心配もあるので、結局冷凍しちゃっています。
そう、オムレツは冷凍保存できちゃうんです!
だから、いつも無理して食べているなんて方は、ぜひ作り過ぎたら冷凍保存して、おかずがない時に解凍して食べるのがおすすめですよ！

ただ、牛乳が多めだったり水分が多めのオムレツは“す”が入りやすくなるので、固めのオムレツの方が冷凍に向いています。
冷凍すると決めたなら、火を長めに入れて水分を少し飛ばした方が冷凍しやすいですよ！

プレーンと具入りで違いはあるの？

プレーンオムレツ、具入りオムレツ共に、卵の部分は作り立てのふわふわに比べるとちょっと潰れてしまっている感じは否めません。
プレーンオムレツの場合はふわふわ食感こそ損なわれますが、味に大きな違いはないので美味しく食べることが出来ますよ！

ただ、具入りオムレツを冷凍しようと思っている場合は、具材によっては具の食感が悪くなってしまったり、解凍した時に水分が多く出てしまうことがあるので注意が必要です。

我が家ではオムレツは大体チーズを入れたものを作りますが、チーズの場合は解凍して温めてもまたトロッとしたチーズ感を味わうことが出来ます。

でも時々ひき肉とジャガイモを入れたりしますが、ジャガイモは冷凍してしまうと、“す”が入ってしまってスカスカになってしまいます。
正直あんまり美味しくはないですね。

だから、ジャガイ入りのオムレツは冷凍にお勧めできません。
あと、トマトを角切りにしてサッと炒めたものをオムレツに入れても美味しですが、トマトが具材のオムレツを冷凍してしまうと、解凍した時に水分が出てくる上にちょっとなんだか青臭さが気になります。
だからトマトを具材にしたオムレツを冷凍するのもあんまりお勧めではありませんね。

出来るだけオムレツを冷凍する時には、プレーンも具入りも水分を飛ばした方が美味しく冷凍出来るので、具材は特に水分の少ない具材を選んで冷凍してみてくださいね！

冷凍の日持ちはどれくらい？

オムレツを冷凍してしまえば、長く保存が出来ると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、卵料理は冷凍した場合2週間以内で食べきった方が美味しく食べられます。
日が経つにつれて、卵の部分に“す”が入りやすくなり食感も悪くなります。
なので、出来るだけ早めに食べきってしまうのがお勧めですよ！

冷凍する際には、冷ましたオムレツをラップでしっかり包みましょう。
後は空気に触れないように、ジップ袋や密閉容器に入れて空気をしっかり抜いて冷凍をするようにしましょうね！

解凍はどうするの？

オムレツの解凍方法で一番おすすめなのは、自然解凍です。
レンジでいっぺんに解答をしてしまうと、卵がボソボソになってしまいます。
だから、自然解凍をする方がいいですよ！

電子レンジに解凍ボタンがある場合は、それを利用してもいいですが、我が家の電子レンジはいつもちょっと火が通りすぎてしまいます。だから、半解凍のボタンを利用しています。
自然解凍をしてから、レンジで20秒とか30秒ほどちょっと温めると美味しくいただけますよ。

作る時点で冷凍をする気なら小さめに作ろう！

大量の卵を消費したいとか、お弁当用のオムレツを作って冷凍しておきたいという場合には、小さめにオムレツを作った方が冷凍しやすいです。
どうしても大きいと焼きムラも多くなるため冷凍しても、ムラが出来てしまいます。その分解凍した時に水分が多く出てしまうことになります。

だから、作る時点で冷凍をしようと思っているのであれば、初めから小さめのサイズで水分を少なくして作っておくといいですよ！
お弁当の時にはすごく重宝しますしね！

ただ、作って冷凍しすぎて2週間以内に消費しきれないということになると、本末転倒です。気を付けましょう。
オムレツを美味しく冷凍して、ちょっとした時のおかずにぜひ利用してみてくださいね！