腹帯・妊婦帯ってほんとに必要?どんな効果があるの?
お腹が大きくなってくると、多くの人が腹帯や妊婦帯をお腹につけ始めるのではないでしょうか。
でも中には腹帯や妊婦帯ってどうして必要なんだろうと、思う方もきっとおられますよね。
私自身も腹帯をつけましたが、つけ始めの時には何の効果があるのかイマイチわかりませんでした。
だけど使っていくうちに腹帯のありがたさを実感できるようになってきましたよ。
腹帯や妊婦帯は、赤ちゃんのためにも、お母さん自身のためにも嬉しい効果が沢山あります。
それでは、腹帯や妊婦帯が妊娠中どんな効果をもたらしてくれるのか、みていきましょう!
目次
本当に必要なの?
腹帯って昔から妊婦さんが装着してきた安産のための帯ですが、必要だと感じる人と、必要ないと感じる人にくっきり分かれます。
私は断然腹帯が必要派でした。
特に一人目の妊娠中はお腹が大きくなっていく期待と共に、不安もありましたが、お腹に腹帯を巻くことで安定するし、お腹を守って温めている感じが凄く安心できました。
特に歩き回る時には、安定感があるので歩きやすいなと感じましたよ!
夏場も巻いていましたが、精神的に安定するので毎日欠かさず巻いていましたね。
でも友人は逆にお腹に腹帯や妊婦帯を巻くと窮屈だし蒸れて不快だと言って、全くつけない派でした。
それでも元気な赤ちゃんが生まれていますし、お母さんが深いとかストレスに感じてしまったら、赤ちゃんにもあんまりいい影響はないので、必要ないと思ったらつけなくてもいいのかもしれませんね。
どんな効果があるの?
- お腹を温める
わたしの場合、腹帯をつけ始める時期はもう温かくなってきていて、夏場は別に要らないかなと思っていましたが、それでも実家は田舎で夜になると寒いのでお腹が冷えて固く張ることがよくありました。
だから布団に入るまで腹帯を巻いて過ごしていましたね。
お腹を温めてくれる効果があるのは確かです。 - 外からの衝撃を防いでくれる
お腹をちょっと腹帯で巻くことで、外からの刺激を受けても直接お腹に響きません。
よく「ここ通れるかな」と思うような細めの通路を通ろうとすると、横になって進むんですが、結局通路の左右にお腹がぶつかってしまうなんてことがよくありました。
その時、けっこうな勢いで通るので、お腹が張ることが多かったんですが、腹帯をしているとそこまで気にならないし、お腹の張りも起こりにくかったです。 - 腰痛予防
お腹が大きくなるとどうしてもお腹を前に突き出した姿勢になって歩きますが、この姿勢で歩き続けると、腰が痛くなります。
また、お腹が大きくなるにつれて骨盤が緩くなってきます。骨盤がゆるくなり歪んでしまうと、腰痛を引き起こします。
だけど、腹帯でお腹の下部分をしっかり巻いて、お腹を安定させてあげると、姿勢をちゃんと真っすぐにキープしやすくなるんです。
腹帯を巻き始める5ヶ月頃って、そんなにお腹も出ていないのでそこまで必要性を感じなかったのですが、大きくなるにつれて腰痛が出てくるようになったら、腹帯で固定して歩くと歩きやすくなりましたよ! - つけている安心感
私の場合は、お腹に腹帯を巻くことで、お腹を守っているという安心感が常にありました。精神的に安心出来るのは良かったですね。
いつからつければいいの?
腹帯や妊婦帯を巻くのは、大体妊娠5か月ごろを目安にする人が多いです。
昔からの風習で、妊娠5ヶ月の“戌の日”に神社へ“帯祝い”のために安産祈願のお参りに行く方も多いのではないでしょうか。
私も母が5ヶ月の“戌の日”に合わせて、腹帯を購入して送ってくれました。
その腹帯を持って、自宅の近くで安産の神様がいる神社へお参りに行き、腹帯を神様にお供えしてお祓いをしてもらって返してもらいました。
この帯祝い、神社によっては本人がお腹に巻いてお参りしたり、ご主人やお母さんがお腹に巻いてお参りしたり、帯の持ち込みは不可で神社で購入しなければならなかったり、色んな方法があるので、事前に神社に確認する必要があります。
妊娠5ヶ月は特にお腹が大きくなり始める頃ですし、お腹をしっかりサポートするという意味で昔からこの5ヶ月を目安に腹帯を巻く人が多いようですね。
種類はあるの?使いやすいのはどんなタイプ?
(1)サラシタイプ
一人目を妊娠した際に、母が私に用意してくれたのがこの“サラシタイプ”でした。
まさに昔ながらですよね。
長―いしっかりした綿生地のただの布なんですが、これを仕方ら上に向かってお腹に巻くことで、大きくなったお腹を支えることが出来ちゃいます。
母が私を妊娠中につけていたサラシも一緒に送られてきて、洗い替えで使っていました。
毎日長い布を巻くのが面倒ですし、取った後にまた巻いて保管するのも面倒なので、使いやすさからいうとちょっと“難あり”かなと思いますが、私は自分で巻き加減を調整することが出来るし、安定感もいいと感じていたので、断然サラシ派でしたね。
(2)腹巻タイプ
2人目を妊娠した際に、母が用意してくれたのは“腹巻タイプ”でした。
これはすごく装着が楽ちんでしたね。
サラシは巻かなければなりませんが、腹巻タイプはそのままスポッとはくだけなので着脱が本当に楽ちんでした。
でもサポート力からいうとやっぱりサラシの方がしっかり守られている感があったので、外を出歩く時や仕事の時にはサラシを巻いて、自宅では腹巻タイプで過ごすようにしていました。
結局、途中から入院することになり、サラシ巻かずに毎日腹巻だけを巻いてベッドに横になる日々を送りましたが、お腹を温められて良かったですよ!使い勝手はとってもいいですね。
(3)ガードルタイプ
3人目を妊娠した時は、母は「こんなのがあった」と“ガードルタイプ”を用意してくれました。
着用のしやすさとサポート力から言って、ガードルタイプはすごく使用しやすかったです。
下着のショーツと一体型なのですが、私はどうしても抵抗があって、ショーツを履いてその上にガードルを履くようにしていました。
ベルトで調節できるので、お腹周りを適度にホールドすることが出来るのが良かったですね。
外出の際もこれで十分対応することができました!
ただ、洗い替えを購入するのももったいないなと思って、サラシと併用して使いました。
使い勝手が非常に良かったので、個人的には気に入っていましたよ。
(4)ベルトタイプ
骨盤ベルトみたいなベルトタイプの腹帯も人気があります。
友人の使っているものを装着させてもらったことがありますが、私の付け方が悪かったのかずれやすいなと印象を受けました。
立ったままで装着できるので楽ちんでしたよ。
ただし、装着したての時にはいいのですが、だんだんずれて下に下がるので、ちょっと使い勝手が悪いかなという感じでしたね。
でも、骨盤ベルトと機能を兼ね備えていると考えると、産後も使えるタイプのものもあるのでおすすめですね!
締め付けすぎは禁物!
腹帯や妊婦帯はメリットが沢山ありますが、正しく装着しなければ意味がありません。
特にしっかりお腹を支えなければと、締め付けをひどくしてしまうと、息苦しくなってしまったり、お腹が張ってしまいます。
だから出来るだけ締め付けすぎずに、自分が扱いやすいなと思う商品を身に付けるようにしましょうね!
色んなメーカーから沢山商品が販売されているため迷ってしまいますが、試着できるものは試着して、外出用や室内用に分けていくつか購入してみるのもいいですよ!
お腹を守る、温めるという面からもとても優れた腹帯・妊婦帯、ぜひ自分にぴったりのものを見つけてみてくださいね!