縫い針の正しい保管方法とは?さび防止はどうする?正しい捨て方も知りたい。

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縫い針の正しい保管方法とは?さび防止はどうする?正しい捨て方も知りたい。

スカートやパンツの裾がほどけてしまったり、ボタンが取れてしまったり。
そんな時に必要になってくる針と糸。
いざ使おうと思ったら針がさびてしまっていて、うまく布に針が通らない!

そんなことにならないように、正しい針の保管方法について知っておきたいですよね。

目次

針山に刺したままはダメ?

針の保管場所として針山はお手軽で便利ですよね。
いざ使おうと思った時にそのまま針山から抜いて糸を通せばすぐに使えます。

ただ、針山に刺しっぱなしにした場合、深さのある針山の場合、針が埋まってしまい見つかりづらかったり、針山の中身の綿の種類によっては針がさびついてしまったりします。

また使いかけの糸がついたままの針を何本も針山に刺したままにしておくと、糸がからまり、からまった糸に針が引っ張られ針山から抜けてしまうことがあり危険です。

以上のようなことから、針山に刺したまま保管することは、あまりおすすめできません。

ただ、ほかの収納方法がない場合は次の点に気を付けて針山を利用すると良いでしょう。
1. 紛失したときに把握できるよう針山に刺している針の本数を決める。
2. 針がさびづらいシリコン綿などを使っている針山を使う。
3. 湿気の少ない場所に保管する。

針入れにしまったほうがいいの?

針には種類があります。
たまにしかお裁縫をしないという方でも、まちばりと縫い針の2種類はあるといざというときに役立ちます。
日常的にハンドメイドなどで針を使っているという方でしたら、用途に合わせて長さや太さが違う針が何種類もあるという方も多いのではないでしょうか。

たくさんの針があってピンクッションに全て刺したままの状態で保管していると、針がもし抜け落ちて紛失してしまっても気がつかずとても危険です。

また針山の中に埋もれてしまい下側から飛び出してしまうこともあります。

針は、使い終わったらお手入れをしてニードルケースなどに保管するのが望ましいでしょう。

ニードルケースは、材質や形状など様々なものがあります。針の種類ごとに保管できるものもありますので縫い針の種類が多い場合には種類ごとに保管できるものが次に使うときに探しやすいのでおすすめです。

またマグネットタイプのものなどは針が固定されるので安心できます。

錆びないように保管するには?

針は金属ですから保管方法によってはさびついてしまいます。
湿気(水分)と空気がくっついて酸化することが原因でさびが発生します。

針しごとをしたときの手の汗や汚れなどが針に残ったまま保管すると、次に使う時までの間に酸化してさびついてしまう可能性があります。

さびを防ぐためには、使った針の表面の汚れを柔らかい布などでふいてから湿気の少ない場所に保管するのがおすすめです。

収納する前にミシン用の油などを薄く表面にコーティングしておくことも良いですね。

錆びた針は復活できる?

針にさびがついてしまった時には、アルミホイルで少し強めにこすってみてください。
アルミホイルで磨くと結構キレイになります。

そのあとにミシン用の油などを柔らかい布につけて針の表面をふくと縫いやすく布に針が通しやすくなります。

それでも取れないような頑固なサビがついてしまった場合には、諦めて処分してしまった方が良いでしょう。

まとめ

普段着ている洋服のボタン付けなどのちょっとしたメンテナンスなら、針と糸さえあれば短時間できるので自分でしたいところです。

日常的にハンドメイドをしている人もたまにしか使わないという人も、いざ針しごとをしようとしたときに針がさびついていたり、紛失していたり。
そんなトラブルに遭遇してしまうと、やりたいことに辿りつけずストレスがたまりますよね!

ちょっと面倒でも片づける際にほんの一手間かけるだけで、次に使うときスムーズにストレスなく作業ができます。

専門的な道具を揃える必要はありませんが、道具を大切に扱う習慣が、いざというときに困らず結果時間短縮にもつながりますよ!