刺繍の始め方を教えて!初心者に必要なものとは?

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刺繍の始め方を教えて!初心者に必要なものとは?

針と糸だけで織りなす圧倒的な世界感。
シンプルなリネンのハンカチに小さな刺繍が入るだけで格段と高級感が増すこともありますよね。
民芸衣装などに取り入れられている色鮮やかな刺繍は、見ているだけで心躍ります。

自分でもやってみたいな。ちょっと出来たらいいのに。
なんて思いながらも難しそうで最初の一歩を踏み出すのは敷居が高いイメージがある刺繍ですが、小さな一歩に必要な道具、実はそんなに多くないんですよ!

目次

必要なものは何?

一番最初に用意するのはたったの3つだけ。
しかもどれも意外と安価で手に入ります。

1:刺繍糸

刺繍糸は色の種類も豊富でどれを選べばいいのか迷いますよね。
鮮やかな色彩が並んでいると見ているだけでワクワクします。

どの色を購入すべきか悩み所ですが、、最初に用意するのは自分の好きな色をまず3色。
これだけでいいです。
たくさんあっても最初のうちは使いきれません。

2:刺繍用の針

数種類がセットになっているものが売っています。
セットのものがオスススメです。

3:刺繍枠

布をピンと張ってくれ針を刺しやすくしてくれる道具です。大きさも種類がありますが最初は12㎝枠のものが1個あればいいでしょう。
そのほかに布とはさみを用意したら早速色めく刺繍の世界に入っていきましょう。

何からはじめればいいの?

いざ始めようと思った時に一番最初に知ること。それはステッチを覚えるというところからです。
刺繍をするために必要なステッチは1種類ではありません。

同じ色、同じ太さの糸と針を使っても、ステッチの種類が違うと印象ががらりと変わります。

とにかく最初は一通りのステッチをとにかく何度も練習するところから始めましょう。
どんなことも「キホンのキ」がしっかり出来ていることで、その後の応用に繋がります。
「自分のオリジナルの刺繍を早くやってみたい!」
という気持ちをぐっと抑え、しっかりとした基礎を身に着けてこそ、本当に手に入れたい作品に近づくことが出来ます。

おススメの入門書を教えて!

入門書としておすすめなのは「はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本」です。
道具の選び方から始まり、基本のステッチの図解、そしてかわいい図案も載っている入門書というか刺しゅうの基本が網羅されている一冊です。
入門だけではなく、その後の応用にも役立つ一冊です。

この本以外に、難易度関係なく自分の好きな図案やデザインの刺繍の本があると、目標とすることが出来るので「入門書」とは別に、気に入ったものを一冊準備するのもいいですね。

おススメのキットを教えて!

フェリシモの6か月1セットの毎月届く通販がおすすめです。
刺繍「きほんのき」レッスンは一か月あたり1500円位で始められて、基本のステッチから始まり図案などもセットされているので毎月楽しみながら上達していくことができます。

6か月が終了したころには随分上達して刺繍の楽しさにすっかりハマっているのではないでしょうか。

6回で終了したあとは、他のコースもあります。
気に入ればそのあとも続けるのも一案です。

またはキットでしっかり基本が身についたら、自分で図案を考えたり色や糸の太さを変えて試してみたり自分自身の刺繍の世界に突入するのも良いでしょう。

上達のコツは?

自分で作りたい柄の図案を書くところから始められるのが刺繍の一つの魅力でもあります。
出来上がりを想像すると早く完成したものを見たい!と言う気持ちにもなります。

刺繍は一針、一針を丁寧に刺すことで、完成したときの美しさにも繋がります。
なので完成を焦らないで、出来ていく工程を楽しむ気持ちのゆとりが上達のコツです。

そしてなによりも大切なのは、繰り返し繰り返し練習することです。
同じステッチでも日によって手の感覚が違います。
同じことをしていても、出来上がりが日によって違うこともあります。
そこがハンドメイドの「味」でもありますが、より自分がイメージしたものに近づけるためにはステッチの反復練習が一番の上達のコツです。

まとめ

刺しゅうをするのに広い場所は必要ありません。
また小さな一歩を踏み出すための金銭的な負担も大きくはありません。
「いつか」と思っているのなら、ぜひさっそく小さな一歩を踏み出して色鮮やかな美しい刺繍の世界の住人になってみてください。