味噌汁の日持ちはどれくらい?賞味期限や保存方法が知りたい!
体も温まりきちんと栄養がとれるお味噌汁ですが賞味期限はどうなんだろう・・・と気になりませんか?
今日作りすぎてしまった!後一杯分だけなのに・・・
という状況になることがありますよね。
今回はお味噌汁の賞味期限や保存方法などを見ていきましょう!
目次
常温の賞味期限・保存方法は??
味噌汁をきっちり人数分作ることはなかなか難しいことですよね。
ですが、お味噌汁は基本常温保存禁止です。夏場は特に危険ですので、常温保存はやめましょう。
夏場は暑さですぐに傷んでしまいます。
冷蔵保存が今日はどうしてもできない…という場合は、3時間おきを目安に火を通しましょう。
中途半端な温度では菌を殺すことができないので沸騰直前まで温めます。
温めなおしたら必ず蓋をして保存してください。
温めるとお味噌汁の良い菌まで死滅されてしまうので、常温保存はオススメしません。
温める時にお味噌汁の良い菌まで熱によって死滅させてしまうので、翌日にはお味噌の風味も落ちてますし、当日に食べきるのがベストです。
常温で保存すると雑菌が繁殖しやすいことは頭に置いておきましょう。
冷蔵の賞味期限・保存方法は??
お味噌汁の冷蔵で保存できる期間は約3~5日です。
家庭用冷蔵庫なら最長でも5日間、菌の繁殖は多少防げるくらいです。
お味噌汁に使用している出汁や具材によって変わってきます。こんぶやカツオから出汁をとっていたらもつ期間はグッと減ります。
顆粒出汁や化学調味料なら昆布だしやかつおだしに比べると日持ちしますが、早めに食べることに越したことはありません。
具材になめこやナスを使用している際は賞味期限や保存法は要注意です。
冷蔵庫に入れるときは必ず蓋をし、菌の侵入を防ぐようにしてから保存しましょう。
冷凍保存はできるの?その方法は?
結論から言うと、なんとお味噌汁は冷凍保存ができるんです!!
驚きました?意外ではなかったでしょうか。
私も最初耳にしたときはかなり驚きました。
ですがデメリットもあります。
冷凍保存ができるのはとても魅力的な反面、解凍したときに食感が落ちる食材や変化してしまう食材もあります。
風味もやはり作り立てとは全く違いますし、質がグンっと落ちてしまいます。
入れる食材に注意しながらお味噌汁を作りましょう。
冷凍方法はお味噌汁が完全に冷めたらタッパーや蓋ができる容器に入れてしっかりと密封してから冷凍保存します。
その他の冷凍法としては、お味噌と具材をそのまま丸めて冷凍する味噌玉というものがあります。
味噌は冷凍してもカチコチにならないので、食べる時にお椀に味噌玉を入れてお湯をかけるだけでお味噌汁ができるラクチンな方法です。
冷凍の場合の保存期間は??
お味噌汁の冷凍保存期間は約2週間です。
冷蔵保存や常温保存よりは日持ちするようになりますが、必ず早めに食べるようにしましょう。
異臭がしたり、変な味がしたり、カビが生えていたり、異変を感じたら食べるのをやめましょう。
見た目や風味に変怪我無くても菌の繁殖が進んでいる場合もありますので注意しながら保存してください。
解凍方法は??
冷凍保存してあるタッパーを食べる前日か半日前に冷蔵庫に移動させます。
解凍できたらお椀に移し電子レンジで温めるかお鍋に移して過熱してください。
電子レンジで温める場合はお椀がだいぶ熱くなっているので熱さに気を付けて取り出すようにしてください。
お味噌汁を冷凍するときに入れると良くない食品は?入れてもいいものは?
冷凍すると風味や食感が変わると上記でお伝えしたため、お味噌汁を冷凍するにあたって冷凍味噌汁に向いている食材と、不向きな食材を紹介したいと思います。
冷凍味噌汁に向いている食材
- 葉物野菜
- 人参・里芋(煮崩れしない根菜)
- 油揚げ
- キノコ類
- 魚介類
向いていない食材
- ジャガイモ(溶けてしまう)
- 豆腐(ボソボソになってしまう)
- こんにゃく(食感が落ちスポンジ状になる)
以上が向き不向きの食材になります。
以上がお味噌汁の日持ちに関する情報です。
解凍してすぐに食べられる一品になるので、一人暮らしの方や学生さん、育児に忙しいママさんにも便利な保存方法ですね。
これから夏が終わり秋が来て冬が来ますがいつの時期でもお味噌汁の保存方法は気を付けましょう。
お味噌は発酵食品ですのでデリケートです。
具材や保存期間をしっかりと守り風味も食感も美味しいお味噌汁を楽しみましょう。