前駆陣痛って長くつづくもの?おしるしから本陣痛まではどのくらい?

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前駆陣痛って長くつづくもの?おしるしから本陣痛まではどのくらい?

臨月に入り、お腹に痛みを感じると「これが陣痛かも!」とドキドキしますよね。

でも思っていたよりも痛みがそこまで強くないし、次の痛みまで時間がだいぶかかるなんていう場合は、“前駆陣痛”の可能性が高いですね。

この前駆陣痛の間隔や期間、おしるしから本陣痛までどのくらいかかるのか、といったことを理解しておくと、慌てずに本陣痛までの時間を過ごすことができますよ!

穏やかに赤ちゃんとの対面の時までの時間を過ごすためにぜひ参考にしてみだくささいね!

それではみていきましょう。

目次

前駆陣痛って長くつづくもの?


前駆陣痛の長さも痛みも個人差があります。

私は一人目の時、前駆陣痛の長さは半日でしたし、痛みが強くて本陣痛かと思ったということはありませんでした。

でも、三人目の時は本陣痛になる3日前から結構ずっしりくる痛みがあったので、始めは「きたきたー!」と構えていました。
結局本陣痛にはつながらず2日が経過して本陣痛がきて出産になりましたね。

そして二人目の時は前駆陣痛を感じませんでした。
本陣痛のきっかり10分間隔でスタートして、あっという間の出産でしたね。

私の友人はおしるしがきてから1週間ずっと激しい前駆陣痛と戦っていました。
病院に行っても間隔が長くなってしまって2回自宅に帰るように促されていましたよ。
だから前駆陣痛は個人差が大きいですし、一人目はこうだったから二人目・三人目も同じということはありません。

間隔はどれくらい?

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一人目と三人目妊娠時の前駆陣痛の間隔は、1時間おきだったり、20分おきだったりとにかく間隔にばらつきがありました。

20分間隔になったなと思ったら、次は1時間空いたり、三人目の時は治まって翌日また始まったりととにかく不規則でした。

痛みの強さも強かったと思ったら弱かったり、安定しませんでしたよ。
本陣痛は間隔が規則正しくなりますし、痛みの強さも腰にズンとくる強い痛みなので、前駆陣痛との見分けはつきやすいです。

ただ、痛みに関していえば、前駆陣痛でも痛みが強い人は強いので、前駆陣痛の不規則な間隔で本陣痛との区別をすることができますよ。

このまま本陣痛に?

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一人目の時は朝起きた時におしるしがあり、日中不規則な前駆陣痛がありました。
初めてなので、「これが陣痛なのかな」とドキドキしていましたが、母から「陣痛はそんなのんきな痛みじゃないから」と鼻で笑われましたね。

結局1時間おきや20分おきに、お腹がキュッとなりながら痛みがあったのですが、夜布団に入ったと同時に今までとは全く違う下腹部と腰にズーンとくるような痛みがきて、心臓が飛び跳ねました。

「絶対にこれだ!」と確信して時間を測ったら、12分後に同じ痛みが来て引いていきました。
何度か12分間隔が続いたのち、次は11分間隔、次は10分とどんどん短くなっていったので、8分間隔になった時病院へ行きました。
結局前駆陣痛が緩やかにあった後、本陣痛になりましたね。

三人目の時は、腰にくる痛みが本陣痛になる3日前からありました。
二人目の時に子宮頚管無力症の診断をうけていたため、妊娠14週の時に切迫早産予防のための“シロッカー手術”を受けていましたが、臨月近くなり里帰り出産で実家近くの医療センターを受診した際、シロッカーの糸が溶けて吸収されていなければならないところが、全く溶けておらずガチガチに縛ってあることが判明しました。

糸がほどけないと赤ちゃんが出てくることができないため、緊急の場合は帝王切開を言い渡され、陣痛が始まったらできるだけ早く病院へ来るようにと言われていました。
だから、とにかく前駆陣痛の3日間はドキドキしました。

前駆陣痛から本陣痛につながって12分間隔がしばらく続いたのですが、前駆陣痛でも痛みが強めだったので、本陣痛の痛みが軽い気がして本当にこれが本陣痛なのか不安でした。

とりあえず事情を病院に説明したところ、間隔が規則的ならば微弱陣痛の可能性もあるので、すぐに来るようにと言われました。

受診するとすぐにシロッカーの糸を緩めるための処置をしてもらい、その際に破水して陣痛促進剤を飲んであっという間に出産となりました。
結局三人目も前駆陣痛から本陣痛へとつながりましたね。

でも人によっては、前駆陣痛があっても消えてしまい、何度も前駆陣痛を繰り返して、突然本陣痛が始まったなんて人もいるので、一概に前駆陣痛が始まったらそのまま本陣痛につながるわけではないことを覚えておきましょうね!

本陣痛まではどのくらいかかるの?

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私の場合はおしるしから本陣痛までは、結局16時間かかりました。
でも二人目・三人目はおしるしを確認することがありませんでした。
あったのかもしれませんが、本当に少量で全く気付かなかったのかもしれません。

人によってはおしるしが月経並みの出血量だったり、これもまた個人差がありますね。
ただ、出血量があまりに多かったり出血が止まらなかったりすると、子宮がトラブルを起こしていることも十分考えられるので、この出血量は大丈夫なのか判断がつかない場合は、病院へ電話をするようにしましょうね。

おしるしから本陣痛までの時間も個人差があります。
おしるしは卵膜が少し剥がれることによって起こる出血ですが、陣痛の兆候とも言われているくらい、出産が近いという目安になります。

おしるしがあってからその日のうち、数日以内、1週間以内に陣痛が起こることが多いです。
おしるしがあったら、入院の準備確認していつでも大丈夫な状態にしておきましょうね。

前駆陣痛は病院を受診する必要はないの?

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前駆陣痛は病院を受診する必要は確かにありませんが、前駆陣痛だと思っていても痛みがどんどん強くなってきたり少しずつ間隔が規則的になってくるようであれば、本陣痛につながってきていることが考えられます。

また破水があった場合には、赤ちゃんが外の世界とつながる道が開くことになり、赤ちゃんが感染症にかかるリスクがいっぺんに上がります。

だから、前駆陣痛の時点でも破水した場合はすぐに病院へ連絡して受診するようにしましょうね!

前駆陣痛自体は大体臨月に入ってから体験する人が多いです。
でも人によっては臨月に入る前に体験する人もいます。

前駆陣痛から本陣痛につながる場合も十分考えられるので、出産準備は臨月に入る前には終えてくのが望ましいですね。

しっかり出産に備えて準備をしたら、あとは赤ちゃんとの対面を楽しみに、穏やかに過ごしてくださいね!