赤ちゃんの便秘に白湯は効果ある?どのくらいの量を上げればいいの?
これまで問題なかった排便が、ある日突然でなくなると焦ってしまいますよね。
赤ちゃんの便秘は離乳食が始まったり、水分が足りない時などに起こります。
特に夏は汗をかきやすいですし、水分が足りないと便秘になりがち。
そんな時に昔からいいとされるのが、“白湯”です。
本当に白湯で便秘が解消されるのかなと疑問に思っておられる方もいらっしゃるかと思いますが、実際のところどうなのか、どのくらいの量を摂取すればいいのか気になるところですよね?
知っておいて損はないかと思いますよ!
目次
便秘に白湯は効果ある?
赤ちゃんの便秘で、水分摂取量が少ないことが便秘の原因という場合には、白湯は効果があります。
白湯を利用して水分を多くとることで、腸の中で便が水分を吸収して排便しやすくなるというメカニズムです。
ただ、うちも長女が生後6か月の時に便秘になり、白湯を試してみようと思いましたが、白湯を飲んでくれませんでした。
完全母乳のお子さんにありがちですが、普段母乳を飲んでいる赤ちゃんだと、哺乳瓶の乳首が嫌だということで、なかなか飲んでくれないのが現状です。
スプーンでも試してみましたが、味がしないからか飲むのを嫌がりましたね。
また、産院でも離乳食を始めるまでは母乳やミルク以外は与えなくてもいいという指導をされているところが多く、私自身も産院で「離乳食までは白湯や麦茶は必要なし」と言われました。
そこで保健師さんに便秘で白湯を飲ませたいけれど、白湯を飲んでくれないと相談したところ、母乳の場合だと水分が多いので、十分白湯の代わりを果たしてくれると返答を受けました。
だからどうしても白湯を飲んでくれないのであれば、母乳やミルクをしっかり与えるのでも十分なので、便秘の際には白湯でも母乳でもミルクでも、しっかり水分を摂ることを覚えておくといいですよ!
どのくらいの量を上げればいいの?
白湯を赤ちゃんに与える量の目安としては、1回につき30㏄~50㏄くらいです。
もしかすると白湯は味がないのでそんなにゴクゴク飲んではくれないかもしれません。
特に注意しなければならないのが、白湯を飲ませようとして、赤ちゃんの授乳タイム前に与えるのはよくありませんよ。
赤ちゃんにとっての食事はあくまで母乳やミルクなので、白湯を先に飲んでしまうことで、成長に欠かせない栄養素が足りなくなってしまうことも考えられます。
だから、先に母乳やミルクを与えた後や、授乳以外の時間帯に与えるようにしましょうね!
お出かけから帰ってきて喉が渇いている時なら、ゴクゴク飲んでくれるかもしれませんよ!
他に効果のあるものは?
白湯を飲んでくれなかった長女に対して、便秘対策としてドラッグストアで購入した和光堂の“マルツエキス”を与えました。サツマイモが原料で、昔からありますが育児書に載っていたので試してみることにしました。
月齢に合わせた量を少しの白湯で溶いてスプーンで飲ませましたが、甘くておいしかったようで、あっという間に飲んでしまいました。タイミングも良かったのかもしれませんが、翌日うんちが出たのでホッとしました。
他にもオリゴ糖もおすすめです。
オリゴ糖といっても、製品の表示を見なければ添加物が多く入っているものもあるので、購入の際には注意が必要です。
赤ちゃんや妊婦さんも安心して飲めるということで、“カイテキオリゴ”を利用しているお母さんが私の周りでは多かったですね。オリゴ糖もミルクや母乳・白湯などに混ぜて飲ませるのがおすすめですよ!
便秘が続く時はどうすれば?
長女の場合、マルツエキスは始めのうちは効いていましたが、結局また出なくなってしまい、5日排便がなくて苦しそうにすることもしばしばでした。
そこで、綿棒浣腸を試してみました。
綿棒の綿部分にたっぷりオリーブオイルを浸して、赤ちゃんの肛門に綿部分を挿入します。
ゆっくり回しながらお腹を優しくさすり、20秒ほど続けたら綿棒を抜いて、肛門付近をお尻拭きで押してマッサージすると、おもしろい位たっぷり出ました。
直接肛門を刺激するので、便秘が解消されやすくなりますね。
どうやっても出ない場合は病院へ!
生まれつき便秘体質の赤ちゃんももちろんいます。
長女と同級生の女の子も、赤ちゃんの頃から便秘症で自力で排便が難しく、薬をずっと飲まなければなりません。
小学2年生になった今も薬を飲まないと排便が出来ないそうです。
だから、あんまり便秘が解消されないようであれば、無理せず病院へ行ってくださいね!
特にお腹が張っていて機嫌が悪かったり、食欲がない、食べても嘔吐するといった症状がみられる場合はできるだけ早く病院へ行った方が良いです。
赤ちゃんは喋ることが出来ませんし、普段の様子から判断しなければならない場合が多いです。授乳タイム意外に白湯をこまめに飲ませることで、便秘予防に効果がありますし、暑くなる時期には脱水予防にもなります!
授乳の妨げにならないよう配慮しながら、白湯を活用してみてくださいね!