母子手帳をもらうまで、母子手帳に一体どんなことを書くのか知っている方は、すごく少ないんじゃないでしょうか？

私も全く分かりませんでした。

自分の母子手帳自体見たことが無かったですし、仕方のないことですよね。
一言で言えば、母子手帳はお子さんがお腹にいる時から生まれて６歳になるまでの成長の記録を記入することが出来るようになっています。

では、一体どんなことを書くのか、使い方はどんな感じなのか、みてみましょう。

母子手帳には何を書くの？

母子手帳にはまず妊娠中の検診記録を書きます。
妊婦の体重の増減について、血圧、尿検査の結果など病院で書かれます。
妊婦の状態だけでなく、赤ちゃんの状態についても頭の向きであったり、心音が良好かどうかについての記入もしてもらいます。

そして、出産時の記録についても母子手帳に記入されます。
出産の時間、子どもの体重や身長、分娩の種類、出血量、分娩後の体重、体調の記録などです。
退院までの体重の変化も書いてもらいましたよ！

あとは、赤ちゃんの成長の記録を書いてきます。
検診ごとに赤ちゃんの健康状態を記入する欄もありますが、この時期に大体こういったことが出来ますかというチェック欄、成長の記録などを書くところがあるので、そこをお母さんは記入します。
予防接種や病歴の記録も書けるので、母子手帳はお子さんの病歴や成長記録が一目でわかるようになっているんです。

書く内容は？

母子手帳は基本的に赤ちゃんの成長の記録関して、お母さんが好きなように活用してもらって大丈夫です。
検診などの記録の欄は、基本的に医師や検診をしてくれた人が書きますが、それ以外はお母さんがお子さんの成長の記録として残していきます。

母子手帳の中には妊娠中の記録を妊娠の週数に合わせて書く欄があります。
赤ちゃんを迎えるにあたっての自分の気持ちだったり、赤ちゃんの様子など妊娠中の記録を書いたりできます。
私はお腹の赤ちゃんに語り掛ける感じで、今こんな感じだよーというのを書いていましたね。

同じように、生まれてからの記録として、１２カ月までは２～３か月ごとの成長の記録が書けるようになっています。
私はその時期に出来るようになったことや、喋ったこと、すごく可愛かったなとか、びっくりしたことを忘れないようにピンポイントで書いていますが、毎回書き切れないくらいです。

１歳を過ぎると、１歳６か月、２歳から６歳までは１年ごとに記録を書くことが出来るようになっていますよ！
あとは成長の記録として、体重や身長をグラフにして記入したりできます。

母子手帳を使うのはどんな時？

母子手帳は妊娠中であれば、妊婦検診の時に病院へ提出します。
出産のために入院する際にも、母子手帳を持参するように言われます。

そして出生届を市役所へ提出する際にも、母子手帳が必要です。
持参すると、出産証明書の欄に記入をしてもらえます。
産後は、乳児検診の際に持参しますし、予防接種を受ける際にも必要です。

保育園や幼稚園、小学校へ入園・入学する際に、健康面の書類を記入しますが、その際に予防接種の記入があるので、そこでも母子手帳を見ながら書くと間違いなく記録されているので、自信を持ってどの予防接種を受けたか記入することができますよ。

いつも持ち歩いた方がいいの？

妊娠中、私はいつも母子手帳を持ち歩いていました。
どこで何があるか分かりませんし、もしもどこかで倒れてしまっても、母子手帳に検診の記録があればそれで処置がスムーズにいくこともあるかもしれません。
自分は妊婦だよということを分かってもらえると思ったためです。

出産後も１年間はずっと持ち歩いていました。
どこで病院へ受診しなければならないタイミングに遭遇するか分かりませんし、母子手帳さえ持っていれば生まれてからの必要最低限の記録は書かれているため、これがあれば安心だと思っていました。

次第に慣れてくると、持ち歩くことは無くなりましたが、我が家は母子手帳とお薬手帳などが全て同じ袋に入れて一人ずつセッティングされているので、受診の際には必然的に母子手帳を持参していますね。

また、私は実家が遠方で長期休暇の際に実家に行く際には、必ずこの母子手帳セットはもって行っています。

母子手帳はかけがえのない記録

私の友人で児童福祉の仕事をしている友人がいますが、長女が生まれてお祝いを持ってきてくれた時に、「母子手帳ってすごいんだよ！これ一つにお腹にいる時から６歳までの記録が全て書かれている優れものなんだよ。大人になっても自分がどの予防接種を受けているとか成長の記録がこれ一つで知れちゃうんだよ！かけがえのない記録だよ！」と、興奮気味に言っていたのを今も覚えています。確かにそうですよね。

だから、ずぼらな私も成長の記録を細かくかいたりしています。
エコー写真や生まれた時の写真なんかも貼っています。
いつかお嫁に行く娘たちに渡せたらいいなと密かに思っていますよ！
お子さんのかけがえのない記録、みなさんも張り切って書いてみてくださいね！