洗いごま・いりごま・すりごまの違いってなに?

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洗いごま・いりごま・すりごまの違いってなに?

栄養豊富で、料理に足すといっぺんに香りもコクもアップする「ごま」。

スーパーに買いに行ったら、種類が色々あって迷った!という経験のある方、沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

特に「洗いごま」「いりごま」「すりごま」と並んでいても、どういった使い方をすればいいのか分からないため、どれを買ったらいいか迷うのは当然です。

それぞれの違いについて、ちょっとおさえておきましょう!

目次

洗いごまって?

洗いごまはずばり、生のごまを水洗いして乾燥させたもののことを言います。

私が小さい頃ずっと母が働きに出ていましたが、遅くに帰宅してもこの洗いごまを煎ってすり鉢でごまをすって、ほうれん草のごま和えを作ってくれたのをよく覚えています。
香ばしい香りが台所に漂っていたのを今も思い出しますね。

この洗いごま、どうして覚えていたかというと、そのままごまを口にしようとしたら、母に「お腹壊すからダメー!」と言われたため印象に残っているんです。

洗いごまは乾燥させていますが、中の芯までは火が通っていません。だから、白っぽい色をしています。
生のまま食べるとお腹が痛くなることもありますので、ちゃんと煎ったり加熱して食べるようにしましょうね!

いりごまって?

いりごまは生のごまを水洗いして、煎ったものを言います。
一人暮らしをして自分で自炊をするようになったら、使い勝手がいいいりごまはすごく重宝しています。
煎って火が入っているので、手軽に料理に振りかけたりできるので便利なんですよね。
スーパーに売っているものの多くも、このいりごまだったりします。

一度煎られていますが、やはり洗いごまの煎りたてに比べると香りが落ちている感じがします。だから、食べる前にちょっとひと手間でフライパンで煎ると、香りがアップしますよ!

ただ煎りすぎると皮が硬くなってしまうので、サッといる程度にしておきましょうね!

すりごまって?

すりごまは、いりごまをすったものを言います。
これもすごく手軽に使えるので、いりごまと共に家には必ずあります。
特に胡麻和えを作る時に便利で、あっという間になくなってしまうので、かなりの頻度で買い足していますね。
いちいちすり鉢ですらなくてもいい所がすごく便利です。

ごま自体は栄養価がとても高いのですが、殻に包まれているので栄養素は体内に吸収されにくいですし、あまり消化によくありません。

だから、すりごまにすると効率よく栄養素を体内に吸収することができるので、一番おすすめのごまの種類と言えます。
美味しさ・ワンランクアップのすりごまは、洗いごまを煎ってするのが一番なので、時間がある時にすりごまを自分で作るというのもまたおススメですよ!

使い方の違いはあるの?

使い方の違いは、料理の種類によって違ってきます。。

いりごま

いりごまはちょっとした料理の食感のアクセントだったり、香ばしさといった面で使われることが多いです。
きんぴらごぼうなどの炒め物を始め、大学芋なんかに使うと香ばしさアップで美味しいですよね!

すりごま

一方ですりごまは胡麻和えなど、ごまメインの味付けにする際に使用します。
味も風味もガッツリごま風味に変わるので、タレや麺のつゆにいれてごま風味を楽しんだりすることができます。
また、クッキーなどに使用するのもおすすめですよ!

洗いごま

洗いごまに関しては、より香ばしさや風味をアップさせて使いたい時に、時間をかけて煎ったりすったりします。洗いごまからすりごまを作る場合、ちょっと粗めにすると、より風味がアップしますし、食感も楽しめるため私は大好きですね。

すり鉢が無くてすりおろせない時には、切りごま!

洗いごまやいりごましかなくて、すりごまを使いたい時には、私はジップ袋にごまを入れて麺棒で上から力をかけてゴリゴリ潰したりもします。

また、まな板の上に煎ったごまをおいて包丁で細かく切るというのも一つの方法ですよ!

手間はかかりますし、すりごまにはなりきりませんが、風味や香りは出るため、洗いすりごま感覚で使えますよ!

ごまの種類によって料理もおいしく変身しますので、ぜひお試しくださいね!