枕は洗濯機で洗えるの?黄ばみまで落とせる?
枕が変わると眠れないというくらい、枕って寝具の中でかなり重要アイテムになりますよね。
我が家でも主人に「枕、もう中の綿が偏っているから買い替えしよ?」と声をかけるのですが、「いや、これでないと眠れない」と言い張ります。
愛着があるのでしょうが、見ているこちらからすると、まず匂いが気になります。
そしてカバーをいくら変えても枕自体に皮脂や汗、整髪料などが浸みこんで出来てしまった黄ばみが気になります。
それにダニです!
枕にはダニが繁殖しやすいなんてテレビで見ましたが、こんなのを見るとゾッとします。
だから主人の枕に関しては、ダメだったらもう強制的に捨てること覚悟で、毎回洗濯機に枕を投入です…。
実のところ、枕って皆さん洗濯機で洗っていますか?気になる黄ばみ、落ちていますか?
枕の洗い方、ちょっと知りたくないですか?
目次
洗濯機で洗えるの?
枕は中身の素材によって、洗濯機で洗えるかどうかを判断しましょう。
基本的には、枕のタグについている洗濯表示を見て、洗濯機の使用可のものについては、洗濯機で洗えます。
手洗いマークがついているものに関しては、手洗いをした方が長持ちしますし、綺麗な仕上がりになりますよ。
パイプストロー
通気性が良いことに加えて、虫の害がないですので、ジャブジャブ洗濯機で洗ってもらって大丈夫なんです。洗濯ネットに入れて洗い、しっかり天日干しをしましょうね!
ポリエステルわた
これは洗えるものと洗えないものに分けられるので、洗濯表示をしっかりチェックしましょう。手洗いが基本となりますが、中には洗濯機で洗うことができるものもあります。
マルコビーズ
パイプストローと同じ感覚で、洗濯機で洗うことができます。
日本で昔から親しまれている「そば殻」や、ふかふか素材の「羽毛」、人気の「低反発」「ウレタン」、「スノー低反発」、「細かいビーズ」、「クラッシュラテックス」といった素材は水洗い自体しない方がいいので、注意してくださいね!
ちなみに私は手洗い不可の「ポリウレタンわた」枕を洗濯機でジャブジャブ洗ったら、わたが偏った上にふくらみが全くなくなり、使い物にならなくなりました。
洗濯表示に従った方が、枕を長く大事に使えると思うので、これから枕を洗おうとされている方はぜひご注意くださいね。
黄ばみまで落とせる?
枕カバーについた黄ばみは、40度のお湯に酸素系漂白剤を入れたものに漬けて置いて、普通に洗濯すれば落とすことができます。
でも枕本体となると、これと同じようにできるのかどうかちょっと疑問ですよね。
枕本体の黄ばみに関しては、もちろん手洗い出来るものは枕カバーと同じように酸素系漂白剤を入れた40度のお湯に漬けて置いて、その後洗濯すればいいのですが、手洗い出来ない素材の場合は、表面のケアという形になります。
まず中性洗剤に水で薄めたものを布につけて固く絞ります。枕の表面を叩くようにして汚れを落とします。仕上げに、ぬるま湯をつけた布で拭き、しっかり天日干し、もしくは陰干しをして乾かしましょう。
黄ばみは気になりますが、こまめにカバーを交換することで防ぐことができますので、手のつけようのない黄ばみになる前に対策をとっていくのがおすすめですよ!
我が家は羽毛枕に関しては洗えないので、黄ばみは中性洗剤を薄めたものでケアをしていますが、ちょっとした汚れなら落とせます。初期対応は大事ですね。
洗う時の注意点
洗濯機で枕を洗う際には、表面の生地が傷みにくくなるので、洗濯ネットに入れて洗うといいですよ!
また初めて枕を洗濯機で洗った際に驚いたのが、洗い終わったらなんと全く濡れていない部分があったんです。よく観察してみると、枕はただそのまま洗濯機に入れるだけでは浮いてしまって水を吸収しにくいようなんです。
だから、あらかじめ枕を濡らして重さをつけてから洗濯機にいれたら上手く洗うことができました。
枕の種類にもよるのかもしれませんが、枕をちょっと濡らしてから洗濯機に入れるとしっかり洗えると思うので、一度お試しくださいね。
あとは脱水が強すぎると、綿などが偏ってしまうのでよくありません。
脱水は30秒程度にしておくといいです。
洗ったあと乾燥機で乾かしていいの?
乾燥機に関しても枕の洗濯表示を確認してから使用するようにしましょう。
乾燥機にかけても大丈夫と書いてあるものに関しては、乾燥機で乾かしても大丈夫です。
でも乾燥機は高温となるため、枕の中の素材自体を傷めてしまう原因となります。
だから、できるだけ天日干しや、陰干しがおすすめですよ。
ただ、羽毛枕の場合陰干しした後でふんわりさせるために、低温モードの乾燥機に数分かけるだけでふんわり感がアップします。私はこの時だけ使っていますね。
干す時はどうする?
洗った枕はしっかり乾かす必要があります。
枕自体がかなり厚みのあるものなので、一日だけでは乾ききりません。数日かけて乾かす必要もあります。
枕を干すのに、枕専用のハンガーがあるので、それを使うと効率良く枕を風通ししながら乾かすことが出来るのでお勧めです。
別にこのハンガーを購入しなくても、二つのポールを並べてその上に置いておくとか、上からも下からも横からも風を受けながら干すことが出来る状況を作ることで対応することができちゃいます。
私は室内干し用の物干し竿を外に出して、その上に置いて天日干ししていますね。
羽毛の場合は陰干しになるため、ベランダに立てかけて置いているだけです。
特に、洗うことが出来ない枕は、基本干すことによって除菌や湿気取り、ダニ・カビ対策をとる必要があります。
だから毎日干してもいい位なんです。
中でもそば殻の枕を使用している方は、虫がわきやすいので、毎日しっかり天日干しした方がいいですよ。
枕はデリケートな素材のものが多い!
最近では洗える枕というものも多くあります。
だから昔に比べると、しっかり洗って清潔に使うこともできますが、洗えないデリケートな素材の枕もたくさんあります。
それだけ高品質な素材が使われていて、快適に眠れるような機能が充実した作りになっているため、仕方がない部分もあります。
洗えない枕は、除菌スプレーをして天日干しや陰干しをすることで、気持ちよく枕を使えるのでぜひやってみてくださいね!