チャーハンを作るなら、サラダ油、ごま油、それともバターやマーガリンは変?
家庭で簡単に作れるチャーハンですが、油によって味が左右されるなんて考えたことがありますか?
我が家でも、サラダ油がないからごま油で作ってみたら、思ってみたのと違ったぞということがあります。
チャーハンを作るならどの油が一番おいしいんでしょうか。
ちょっと色々試してみたいですよね!
目次
どの油が一番いいの?
チャーハンを作るなら、サラダ油かラードが一番おすすめです。
油は色んな種類があるので迷ってしまいますが、原料によって風味が全く違ってきます。
チャーハン自体が油を多めに投入して作るものなので、油によってチャーハンの仕上がりが左右されちゃうんです。
なので、ちょっと癖の強い油を使ったりすると、思い描いていた仕上がりにならなかったということにもなりかねません。
具材や他に入れる調味料などとも相性のいい油でないと、油が勝ってしまってちょっと頭をかしげるようなチャーハンになってしまうので注意が必要ですよ!
そういった意味から、サラッとして癖のないサラダ油や、お肉のうまみが詰まったラードがとても合うなと私は思っています!
サラダ油の場合:特徴・量
サラダ油は、植物性の油なのであっさりしています。
特定の油を2種類以上ミックスした油のことをサラダ油といいます。
菜種から抽出した菜種油と、大豆から抽出された大豆油をミックスして作られたサラダ油が家庭で多く使われています。
サラダ油はどんな料理でも合いますし、さっぱりした後味なので、多めの油を使う時にもおすすめです。
チャーハンに入れる際にも、他の調味料との相性がいいため、シンプルな味付けのチャーハンを作る時に重宝しますよ!
チャーハンで使用する際には、一人前でだいたい大さじ2杯程度が目安になります。
あまり入れすぎると油でギトギトしたチャーハンになっちゃうので気を付けたほうが良いですよ。
私も学生の時に兄に頼まれてチャーハンを作りましたが、テレビで多めの油というのを見て試してみたくて、大さじ3杯ほどの油を入れたら「パラパラだけどギトギトして胃にくる」言われて、あんまり多すぎるのも良くないんだということを学習しました。
ごま油の場合:特徴・量
ごま油は名前の通り、ごまから出来ています。
焙煎して絞った黄金色のごま油と、焙煎しないで絞った透明タイプのごま油があります。
これでチャーハンをつくるとなると、カロリーが高い上にちょっとしつこい油っぽさになってしまいます。
ごま油は風味もいいですし、中華料理に良く使われているのでチャーハンにもあうイメージが強いです。
実際、中華料理に合います。
でも風味づけに使われる場合が多いです。
チャーハンは多めの油を熱してそれが全てご飯に絡むわけなので、くどくてしつこい油だとたくさんは食べられません。
なので、ごま油をチャーハンで使う場合には、風味付け程度に最後にちょっとだけ加えるという方が美味しく仕上げることができておすすめですよ!
我が家でもごま油で作ったチャーハンは見た目からギトギトしていましたし、高温でずっと炒めるのでごま油の風味がすっかり飛んでしまっていました。
なんか油でギトギトしたご飯を食べている感じで不評でした。
ラードの場合:特徴・量
ラードは豚の油を精製してできた食用油脂です。
豚の旨みが詰まった油なので、炒め物に良くあります。
ラードを使ってチャーハンを作れば、豚のうまみもご飯にうつすことができますし、炒めることによって香ばしさも加わるので、いっぺんにお店のチャーハンに仕上げることができておすすめです。
サラサラの油ではなく、常温では白いクリーム状の脂です。
旨み成分がプラスされますが、入れすぎはやはりしつこくコッテリしてしまうので、あまり沢山入れない方がいいですよ!
私はラードを半分とサラダ油を半分にして使っていますが、あっさりしながら旨みもあって、パラパラチャーハンになるので気に入っています!
一人分に対して、大さじ1杯くらい入れると十分かなと個人的には思います。
バターやマーガリンはだめ?
一見チャーハンにバターやマーガリンは合わないような気がしてしまいますが、バターやマーガリンと醤油は相性が良いですし、卵との相性もいいです。
なので、合わないわけではありません。
風味付け程度に使うのであれば、ちょっと洋風で美味しいチャーハンが出来ちゃいますよ!
またバターライスがあるくらいなので、ご飯とバターが合わないということはないです。むしろコクがあっておいしいですよ!
チキンライスを作る時には、バターやマーガリンを使って具材やご飯を炒めますが、香ばしくて美味しいです。
ただ、量としてはバターやマーガリンオンリーで使ったことはないです。
普通にサラダ油で調理したチャーハンの仕上げに、トッピングして溶かす程度なので、バターやマーガリン小さじ1から2くらいです。
具材がガーリック要素が強かったり、醤油を多く入れすぎたとかいう場合にはより合いますよ!
チャーハンの好みも人それぞれ
健康志向の人は、えごま油であったり、ココナッツオイルを使ったり、オリーブオイルを使ったりされる方もいるかと思います。
油は原料によって癖がありますが、それでも自分が美味しいなと思ったらその油を使って楽しまれてはいかがでしょうか。
それに合わせて、調味料も工夫をしてみらりするのも楽しめますよ!
また、油は多めの方が美味しいというかたもいれば、油が少なめのヘルシーなチャーハンの方が美味しいという方もいるかと思います。
チャーハンは油一つで味が変わってくるので、ちょっと油にこだわっていつもとは違うワンランクアップしたチャーハンづくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。