赤ちゃんのミルク。飲みすぎやあげすぎってどのくらい? 目安が知りたい!
生まれたばかりの小さな我が子が、たくさんミルクを飲んでくれるのは、幸せな気持ちになりますよね。
しかし、ミルクをたくさん飲んでお腹がパンパンになっている姿を見ると、もしかしてウチの子、飲みすぎ? このままでは太ってしまう? と、心配になる気持ちも出てくるのではないでしょうか。
今回は、そんな悩みにお答えします!
目次
飲みすぎ・あげすぎはどのくらい?
新生児の場合、出産経過日数によって、適正なミルクの量が、段階的に変化します。
ただし、この量にも個人差があり、目安の量をあげたとしても、それが飲みすぎになる場合と、足りない場合も出てきます。それを判断するには、お母さんが赤ちゃんの様子を観察することが大切です。
1日数回、少しずつミルクを吐く、お腹がパンパンで苦しそう、便秘や下痢がひどい、お腹がいっぱいのはずなのに機嫌が悪いなどのサインがみられると、飲みすぎ・あげすぎかもしれません。
でも、食欲旺盛ですぐにほしがる。どうすれば?
目安の量以上に赤ちゃんがミルクを欲しがったとしても、欲しがるだけあげて、睡眠をしっかりとらせるのが良い、という意見が多いようです。
我が家の場合、上の子と下の子、2人とも男の子になりますが、授乳のときから食欲が旺盛でした。
特に下の子は、「何も食べさせてない子のよう」と周りに目を丸くされるほど、ミルクを欲しがりました。
ミルクをあげすぎると肥満が心配という思いもあるかもしれません。
我が家でも、上の子が、同じ月齢の赤ちゃんよりも一回り大きく育ち、足はムチムチ、お腹は二段、と「なんとかしなければ」と焦っていましたが、離乳食が始まり、ミルクの回数が段々減っていくと、運動量も増え、自然に肥満体型から標準体型に収まっていきましたよ。
泣いても必要以上にあげないほうがいいの?
様子を見ながら少しずつあげるのが良いでしょう。
目安の量をあげてから、まだ欲しがって泣くようなら、欲しがるだけあげてみても良いと思います。
うちの場合は、お腹がいっぱいになると、ミルクを飲んでいる途中でも、段々と眠りに入っていくため、眠ったのを確認してから哺乳瓶を口から外し、目安の量に加えてこれだけ飲んだということを覚書き置いておきました。
飲みすぎが心配のようでしたら、その数字を検診のときなどで見せ、相談すると良いですよ。
食欲以外に原因はある?
赤ちゃんがミルクを欲しがる原因として、食欲以外の原因も考えられます。
ひとつは、お腹が空いたからではなく、甘えたくなったり小腹が空いたりするたび、ミルクを飲む癖がついてしまっているということです。
また、もうひとつは、生後4か月頃までは、赤ちゃんの満腹中枢がまだ十分に発達していないため、「まだ欲しいのかな」と思ってミルクを与え続けてしまうと、いつまでも飲んでしまっている可能性です。
まだ表情の出づらい新生児のうちは、お母さんも見極めが難しいかもしれませんが、表情だけでなく、手足の動きなどから赤ちゃんがどうしてミルクを欲しがっているかを観察することが大切ですね。
まとめ
特に初めての子どもを育てている場合、ミルクの飲み方ひとつから、飲みすぎても心配、飲まなくても心配と、毎日気にかかることが増えていくと思います。
1日にあげるミルクの量は目安としての量はありますが、赤ちゃんの個人差によって前後するため、毎日の赤ちゃんの様子を観察していくことが大切です。
ミルクを欲しがるのはお腹が減っているだけではない場合もありますので、それについてもしっかり様子を見てあげてください。
赤ちゃんの成長に合わせ、段々とお母さんとの意思疎通も図れるようになりますので、深く悩みすぎず、楽しく子育てをしていってくださいね。