小型犬の散歩。距離や時間はどれくらい必要?

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小型犬の散歩。距離や時間はどれくらい必要?

愛犬との散歩、どれくらいしてますか?

小型犬は運動量がそんなに必要ないので、毎日しなくても良いとか聞いたこともあるけれど、本当にそうなの?疑問に思いますよね。

私は、ビーグル犬を飼っていますが、我が家の犬に比べ、小型犬は細いし小さいし、室内の運動だけでいいんだろうなと思い込んでいました。

いま小型犬を飼っている方、これから小型犬を飼う方、今回は、散歩についての疑問に答えていきます。

目次

距離はどれくらい?

犬種や個体差によって変わってきますが、小型犬の場合、目安は1日に1~2kmといわれています。

しかし、愛犬の体調、年齢によっても変化をつけることが大切です。

また、道の状態をみて、距離を決めるのも良いでしょう。

犬の足や肉球に、負担が少ない道なら、歩く距離を増やしてもかまいません。

一番のオススメは芝生ですが、近くに無い場合は、なるべく土や砂の道を選んで歩いてください。
アスファルトで舗装された道は、照り返しや温度変化により、犬にとってあまり環境が良くない散歩道のため、長距離を歩くのは避けましょう。

我が家の場合、散歩コースはほとんどアスファルトで舗装されていますので、普段の散歩は往復で2km程度、休日など時間があるときに、近場のドッグランに連れていき、足りない運動量を補うようにしています。

時間はどれくらい?

小型犬の散歩時間の目安は、1回30分くらいです。
テリアやシュナウザー、コッカースパニエルなど、小型犬の中でも運動が好きな犬種は、それだけでは物足りない可能性がありますので、様子を見て増やしていくのも良いでしょう。

逆に、チワワなどの超小型犬は、骨が細く、かえって長時間の運動は、身体に負担がかかるかもしれません。

私の自宅で飼っているビーグル犬は、もともと狩猟犬ということもあり、多くの運動量を必要とする犬種となりますので、1日に2回、合わせて1時間くらいの散歩をしています。

毎日行かなきゃダメ?

小型犬の多くは室内飼いで、放し飼いにしているため、運動になるから毎日外の散歩はいらないと、話を聞いたことがあるかもしれません。

しかし、散歩は犬にとって、ストレスを発散したり、身体を健康に保ったり、心身の健康のために必要なものです。
毎日、1度は連れて行ってあげましょう。

しかし、犬の体調が悪そうなときは、散歩に連れて行かない選択も大切です。
その日その日の愛犬の様子をしっかりと観察し、臨機応変に対応してあげるようにしてくださいね。

コースは変えたほうがいいの?

散歩コースは、定期的に変えるのが良いでしょう。

同じ道を歩くことで、犬にテリトリー意識がうまれ、その縄張りをパトロールしているような感覚を与えます。
いつもの道に慣れすぎてしまうと、ほかの道を怖がるようになってしまった犬もいるそうです。

我が家の場合は、自宅を右に出て1つ、左に出て3つの散歩コースがあります。
その日の気分や、天気などによって、コースをランダムに変えています。

そうすることで、愛犬の脳の活性化、ボケ防止にも役立つことでしょう。

散歩の必需品を教えて!

首輪、リード、迷子札は絶対です。
「室内では繋いでいない」からと言って、くれぐれもリードなしで外に出さないでください。

犬にとって、外は楽しいものですが、危険がいっぱいです。
愛犬を守るためにも、この3点は身につけておきましょう。

また、トイレグッズ、夏場は特に喉が渇いたときの飲料用の水などを持っていくと、疲れた様子のときに重宝しますよ。

まとめ

いかがでしたか?
大型犬に比べ、小型犬は確かに多くの運動量を必要としません。

しかし、だからといって、散歩は行かなくていいというわけではありません。

散歩は運動だけではなく、愛犬の好奇心を満たしたり、脳の活性化を促したりするものです。

末永く、元気に一緒に生活を送れるよう、愛犬の散歩の仕方、見直してみてくださいね。