幼児の遊び食べにイライラ。いつまで続く?対処法は?
天使のように可愛らしい子どもにも、ついイライラとしてしまうことってありますよね。
私も、思い通りにならない子育てに、「自分の時間をちょうだい!」と叫び出したくなることがありました。
特に、子どもがイヤイヤ期に入った頃から始まる「遊び食べ」。
せっかくがんばって作ったご飯を、なんでめちゃくちゃにしちゃうの? と、悲しい気持ちにもなりました。
この記事で、幼児の遊び食べについて、理解していきましょう。
目次
遊び食べをするのはなぜ?
イヤイヤ期に突入し始める1歳~2歳頃から、遊び食べが始まります。
この頃から、子どもの周囲に対する関心が高まりはじめ、色々なものに興味を示します。
食べ物に対しても「これは触るとどんな感触なんだろう?」「これを混ぜるとどうなるんだろう?」と、強い好奇心を持ち、探っている状態なのです。
その好奇心から、食事を手でこねたり、わざとこぼしたりの「遊び食べ」が始まります。
赤ちゃんの、行動や興味の範囲を広げていく大切な時期でもありますので、優しく見守っていきたいところです。
いつまで続くの?
子ども自身の個人差はありますが、遊び食べは、3歳まで続くといわれています。
我が家の娘は、義母が遊び食べを嫌い、口を酸っぱくして言い聞かせる人だったため、遊び食べが始まってから半年前後で、見られなくなりました。
反対に、いずれ治まるだろうと家族でなにもせず放っておくと、3歳を超えて続くこともあるようです。
しかし多くは、幼稚園や保育園に入って、1日のスケジュールのなかで食事を摂る習慣が身に付けば、自然と治まる傾向にあるようです。
イライラしないために
成長の証、いずれ治まると頭で分かっていても、目の前で食べ物をぐちゃぐちゃにされると、どうしてもイライラしてしまいますよね。
そんなときは、少し冷静になって、自分がなにに対してイライラしているのかを、分析してみてはいかがでしょうか。
遊び食べをしたあとの、汚れが気になってイライラするのであれば、汚れないよう、床に新聞紙を敷くのも良いでしょう。
服が汚れて何度も着替えをさせなければいけないのであれば、すぐ着替えさせられる脱ぎ着のしやすい服を着せ、食事のあとに洗濯機に放り込めるようにしてみるのもひとつです。
お母さんが深刻に悩んでしまうと子どもにも伝わってしまいますので、解決法を楽しく見つけていってくださいね。
いい対処法があればおしえて!
遊び食べは子どもが色々なものに好奇心を持ち、探究心を満たす成長の証ですので、すぐに行動を止めさせず、見守ることが大切です。
遊び食べをしたあとすぐに怒ってしまうと、子どもはどうして怒られているのか理解できず、悲しい気持ちだけが残ってしまいます。
ある程度見守ったあとは、「それはご飯だよ」、「お口にあーんするものだよ」など、声かけをして、それが、口に運んで食べるものということを理解できるようにしてあげましょう。
また、それでもやめないときは、制限時間を設けて、「ごちそうさま」で食事を終わらせる手もあります。
遊んでいると食事が終わってしまうということを、理解させるのに有効です。
そのあと空腹でぐずるようなら、「いただきます」で仕切り直して、ご飯を再開させることもしてくださいね。
まとめ
子どもの遊び食べでイライラしているお母さん、いかがでしたか?
確かに、うまくも綺麗にも食べてくれない遊び食べで、イライラしてしまうことは多いと思います。
しかし、遊び食べは、子どもの成長の証ともなります。
すぐに怒って口を出すのでは、子どもの成長の芽を摘んでしまうことにもなりかねませんし、怒鳴られたという悲しい感情と、怒鳴ってしまったという後悔が、残る結果になるかもしれません。
自分のイライラに対する解消法、子どもへの対処法を見出して、更なる成長につながればいいですね。