卵焼きの火加減が難しくていつも失敗!くっつかずにふんわりと作るには?
お弁当の定番おかず、卵焼き。
でも、卵焼きをキレイに焼き上げるのって、なかなか難しいですよね。
もたもたしていると焦げ目がついてしまうし、かといって早く巻こうとすると焦ってしまってぐちゃぐちゃに。
卵焼きをふんわり美味しく、見た目もキレイに作るにはどんなコツがあるのでしょうか。
目次
失敗しない火加減のコツは?
プロの料理人さんは、卵焼きは強火で焼くといいます。
強火でわーっと焼いたほうがふわっと美味しい卵焼きができるそう。
料理に慣れていて自信のある人ならチャレンジしてみても良さそうですが、あまり自信がない人にこの方法はちょっとレベルが高いように思えますよね。
朝ごはんやお弁当のために焼くのならなおさら、忙しい朝に何度も失敗するわけにはいきません。
失敗なくキレイに焼きたいのなら、やはり弱火~中火で落ち着いて焼くのがいいでしょう。
くっつかないようにするには?
卵焼きを焼いたら卵焼き器にくっついてボロボロになっちゃった、という失敗談も多いですよね。
卵焼きを焼くときは、まず卵焼き器をしっかり加熱します。
それからたっぷりめの油を引いていきます。
油をしっかり馴染ませたら、キッチンペーパーなどで余分な油を拭き取ります。
このペーパーは後でまた使うので、捨てずにとっておいてくださいね。
そして、卵液を入れて焼き、巻いていくのですが、新たに卵液を入れる前には必ず、キッチンペーパーで油を引きなおします。
卵焼きに隠れているところも、一度卵焼きをずらしてきちんと引きましょう。
ちょっと面倒だなと思っても、このひと手間をかけることで、大体はくっつくことがなくなりますよ。
ふんわりと仕上げるには?
ふんわりした卵焼きを作るには、はじめにも書いたように強火で焼くだとか、卵のコシを切り過ぎないなどのコツがあるのですが、料理初心者にはちょっと難しいなと思うのが正直なところ。
そんな上級者のテクニックがなくても、初心者でも簡単にふんわり卵焼きを作れる裏技がありました。
よくテレビでも紹介されているのでご存知の人もいるかもしれませんが、卵にマヨネーズを混ぜて焼くことで、冷めてもふんわりした卵焼きができちゃいます。
これなら挑戦できそうですよね。
マヨネーズは、卵2個で大さじ2分の1くらいの割合。
砂糖などお好みの調味料も入れて混ぜ合わせます。
マヨネーズはダマになっていても焼いたときにはとけてしまうので大丈夫です。
この卵液を中火~弱火でいつものように焼いていけば完成。
ちなみに、卵焼きは冷まして少し落ち着かせてから切り分けるのがいいですよ。
うまく巻くには?
卵焼きを巻く基本は、奥のほうから手前に折りたたむ感じ。
折りたたむのを助けるように卵焼き器をあおるとうまくいきます。
うまくできず、ぐちゃぐちゃになってしまったとしても諦めないでください。
焼き上げたら冷める前に巻きすで巻いてそのまま冷ましましょう。
巻きすが形を整えてくれます。
私も失敗したときはよく巻きすを使いますが、いつもの卵焼きとまた違って、ちょっとオシャレな卵焼きに見えたりもします。
失敗の言い訳かもしれませんがね。
失敗せずうまく巻けるようになりたいのなら、とにかく何度も何度も焼いてみることです。
数多く焼くことで、だんだんとコツがつかめてきます。
手際が良くなってきたら、強火で焼き上げるプロの方法も試してみるといいですよ。
卵焼き上手は、料理上手!?
あまり料理ができなくても、卵焼きが上手なだけで料理上手に見える気がするのは私だけではないはず。
ちょっとおかずが寂しいときにプラスするのもいいですし、お弁当に入れると黄色い色でパッと華やかになります。
火加減やふんわりの裏技を使って、自慢の卵焼きを焼けるようにがんばってくださいね。