1歳の子が離乳食のご飯をまったく食べないのでイライラ。原因は?このままで大丈夫?
可愛いわが子にイラッとしてしまう瞬間。
どんなに愛していても、誰にでもありますよね。
例えば、せっかく作った離乳食を食べてくれないとき。
イライラと同時に、食べないのはどこか悪いのではないかと、心配になる方もいるのではないでしょうか?
「うちの子ってこのままで良いのかな、なにか対策ってある?」
そんな悩みをお持ちのお母さんに読んでいただきたいです。
目次
離乳食を食べずにミルクばかり。これは変?
5ヶ月を過ぎたくらいから、離乳食が始まりますよね。
しかし、1歳になってもあまり食べてくれない、そのようなことはありませんか?
「どうしてうちの子は食べてくれないのだろう」そう、不安になるかもしれません。
けれど、安心してください。
食事の量が多い子もいれば、反対に少ない子もいます。
うちの娘も1歳を過ぎても同じようにミルクばかりでしたが、だんだん食べ進むようになりました。
同じ年頃の子どもを持つ友人も、同じことを言っていましたよ。
個人差があるのは、当然のことですね。
ミルクをやめればいいの?
すぐに、ミルクをまったくあげないということをしてはいけません。
量を減らすことからしてみてはいかがでしょうか。
また、あげているミルクが、1歳の子どもの目安とされている、1日400mlより多いのであれば、その分減らして様子をみるのもひとつです。
それでもミルクしか飲まないのであれば、フォローアップミルクに切り替えても良いと思います。
3回の食事では摂りにくい栄養が取れるようになっています。
おなかが空いてないから?運動すればいいの?
ミルクの与えすぎでおなかが空いていないというのは、もしかするとあるかもしれません。
けれど、1歳になると、寝っぱなし座りっぱなしの生活から、つかまり立ちやハイハイで動きまわることができるようになるので、自然と運動量が増えていきますね。
無理に運動させて、おなかを空かす必要はありませんが、気になる場合は、大人が一緒に遊んであげて、楽しく体を動かすような時間を1日のうちに数回、取り入れても良いですね。
体重も減ってきた!大丈夫?
離乳食を食べない子どもの中には、徐々に体重が減る子どももいるかもしれません。
どうしてもミルクばかり欲しがるのであれば、離乳食を工夫して、ミルクを使ったレシピを考えられるのはいかがでしょうか。
離乳食を、慣れ親しんだミルクで煮てみるだけでも、子どもの反応が違うかもしれませんよ。
子どもの好きなキャラクターに似せて、キャラ弁のように、見た目も楽しい離乳食を作ってあげても良いと思います。
お医者さんに相談したほうが良い?
体重が少しばかり減ったとしても、よく食べ、よく遊び、よく寝ているのでしたら、問題はありません。
それでも不安なときは、定期検診などの機会があるときに、一緒に相談してみると、良い答えが得られるかもしれませんよ。
また、フォローアップミルクなどの対策をせずに、栄養をうまく摂取していないと、貧血や脱水症状などを起こす可能性も否定できません。
体に危険が及ぶ前に、そのような症状が確認されたときは、お医者さんに連れて行ってあげてください。
大人の注意深い観察が必要です。
まとめ
1歳の子どもが離乳食を食べないのは、おかしなことではないようです。
嫌がるものを無理に食べさせたとしても、子どもがストレスを感じてしまうかもしれませんので、子どもの様子をみて、徐々に食べていけるよう、工夫してみてはいかがでしょうか。
一生、ミルクしか飲まない子どもはいません。
大人のほうが焦らず、子どもが離乳食を食べない場合でも、栄養が不足しないよう、良く様子を観察し、ゆっくり慣れさせてあげてくださいね。